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2025年4月16日オンデマンド研修サービスと対話型研修AIサービスを提供する「VideoTouch」が「PKSHA Technology」と資本業務提携

2025年4月7日、VideoTouch株式会社は、株式会社PKSHA Technologyと資本業務提携を締結したことを発表しました。
VideoTouchは、オンデマンド研修サービス「VideoTouch」と、対話型研修AIサービス「AIロープレ」を提供しています。
「VideoTouch」は、コンタクトセンターの研修効率化と属人化解消を実現するAI・動画トレーニングプラットフォームです。研修動画の収録・編集・配信・テスト・分析をワンストップで実行できます。
「AIロープレ」は、コンタクトセンターに特化したAIロープレサービスです。AIによりロープレと評価を最適化し、応対スキル向上をサポートします。
今回の資本業務提携により、PKSHA TechnologyはVideoTouchに対して4億円の出資を行い、両社の強みを活かしてプロダクトの強化と市場の拡大を目指します。
具体的には、VideoTouchが展開する「VideoTouch」と「AIロープレ」に、PKSHA Technologyの高度なAI技術や蓄積されたナレッジをかけ合わせ、ユーザー企業に対して、より高度で効果的な教育体験を低コストで提供することを目指します。
コンタクトセンターは、電話、メール、チャット、SNSなど、さまざまなチャネルを通じて顧客とコミュニケーションを取る窓口です。顧客からの問い合わせ、サポート、注文、クレームなどに対応します。
コンタクトセンターは顧客満足度に直結する業務であるため、研修によって業務のクオリティを向上させることが重要です。また、コンタクトセンターは精神的負担の強い業務であるため、研修によって業務の全体像を把握させ、自信を持たせることができれば、離職防止や定着率の向上にもつながるでしょう。
しかしながら、コンタクトセンターにおける研修にいくつかの課題があります。
たとえば、研修では多くの情報を一度に詰め込むことが多く、オペレーターが十分に内容を理解していないのに現場に出てしまう場合がある、座学中心の研修では実践との乖離があり、複雑な顧客対応ができない、研修担当者によって研修内容や質にばらつきがある、初期研修後のフォローアップが上手くいかず、スキル向上のための継続的なトレーニングができないといった課題が挙げられます。
VideoTouchは、こうした課題を解決するため、オンデマンド研修サービス「VideoTouch」や対話型研修AIサービス「AIロープレ」を提供しています。これらサービスの提供を通じ、コンタクトセンター運営の効率化と品質向上を支援しています。
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