創業期の法人口座開設はどうする?法人の最適解!

創業期の法人口座開設は、住信SBIネット銀行がオススメの理由とは?

創業期に欠かせない起業準備のひとつに「法人口座の開設」があります。
メガバンクや地方銀行をおさえて、インターネット専業銀行(以下、ネット銀行)が人気を集めているのをご存知でしょうか。

今回は、住信SBIネット銀行を利用している方に、住信SBIネット銀行を選んだ理由、使い勝手やおすすめのポイントをお伺いしました。
創業期のスタートダッシュを確実なものにするためにも、是非ご一読ください。

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法人口座は個人口座のように簡単に作ることができない


一般的に法人口座の開設は「信用」が必要不可欠で、身分証明書や代表印だけではなく、会社の登記簿謄本など沢山の書類が必要になります。
また、審査には3週間程度の時間がかかることが一般的で、残念ながら口座開設が否決されてしまうケースもあり、法人口座開設は複数の銀行に申し込んでおかないと事業のスタートが遅れてしまうことも。

そこでおすすめなのが、ネット銀行です。
開設に必要な書類は運転免許証だけ。
スマホで本人確認を行うため、開設の申し込みはネットで完結します。
また、審査完了までの期間が短く、最短翌営業日から口座利用が可能です。
また、メガバンクや地方銀行で審査が通りづらいとされる、バーチャルオフィスでも開設が可能です。

ネット銀行と一般的な銀行の違い

店舗や自社のATMを持たないネット銀行は、メガバンクや地方銀行とは異なりパソコンやスマートフォンから手続きや取引を行うことができます
一般的な銀行は有人窓口の場合、利用可能時間は平日9:00~15:00ですが、ネット銀行の場合にはメンテナンス時間を除けば24時間365日利用可能
さらに、一般的な銀行で必要とされる、インターネットでの取引に関する申込み、口座開設・維持手数料もかかりません。
振込手数料もネット銀行の方が安価です。

一般的な銀行では、営業担当者からビジネスマッチングや知見に基づいた融資のアドバイスなどを受けられます。
しかし、こうしたサービスが不要な方や、 利用時間の制限を受けることなく手続きの手間を削減したい方、コストを抑えたい方にネット銀行は人気を集めているのです。

住信SBIネット銀行活用事例① キャッシュビーデータ株式会社の安藤秀之さんの場合

安藤秀之 キャッシュビーデータ株式会社
AI研究開発に10年、小売・消費財メーカー経営コンサルに10年以上携わり、知見を活かして2021年3月キャッシュビーデータ株式会社を創業。
生活者データとAIを活用して豊かな消費社会を創造するべく、テクノロジーを駆使して小売やメーカー支援を行っている。

事業内容について聞かせてください

私は国内メーカーでAIの研究開発を10年行い、その後10年以上小売りや消費財メーカーの経営コンサルタントに携わりました。
テクノロジーというのは、小売りやメーカーにとって成功の鍵であり、「生活者データとAIを活用して豊かな消費 社会を創造したい」という思いで2021年3月にキャッシュビーデータを立ちあげました。

創業時は、ビッグデータを収集するためのデータベース、AIシステムやアンケートシステムの開発を進めていました。
現在は、スーパーやドラッグストアなどで買い物をしたデータを集めてAIで解析し、生活者情報を食品、日用雑貨メーカーや小売に販売しています。

どうして住信SBIネット銀行を選んだのか教えてください

創業当初は、都市銀行とのお付き合いからスタートしました。
スタートアップなので信用がなく、都市銀行の信用を利用してはじめたいと思いました。
創業して半年以上経ったところで、ATMで通帳記入をするのにわずらわしさを感じ、WEBページで検索して住信SBIネット銀行を見つけました。

住信SBIネット銀行に決めた理由は2つあります。
1つ目は、「送金コストがリーズナブル」という点です。
一般的に、都市銀行は送金費用が高いところが多いです。
2つ目は、都市銀行だと月々の料金を支払って契約しないと明細を見られない点です。
住信SBIネット銀行は、無償でできるのが良かったです。

都市銀行は少し審査に時間がかかったのですが、住信SBIネット銀行はスムーズで1週間くらいで口座開設が終わりました

住信SBIネット銀行の魅力を教えてください

常に見ているのは口座の情報、明細ですね。

住信SBIネット銀行に口座開設をして、都市銀行の必要性を感じなくなったのですが、公共料金の引き落としは住信SBIネット銀行ではできないので都市銀行も併用しています。
自動振込設定を予め行い、都市銀行に送金をして公共料金を払っています。

その他にも住信SBIネット銀行の便利な点は、個人口座と同じような形で明細等を確認できるので、使い勝手が良い点です。
都市銀行の場合にはセキュリティが厳しく、PCも限定アクセスなので手間が掛かります。

創業者にオススメのポイントを教えてください

住信SBIネット銀行は、コストが安いので創業時にピッタリだと思います。
都市銀行と比較すると営業先や提携先を広げられるようなサポートはありませんが、銀行機能として不満は全くないのでおすすめです。

住信SBIネット銀行活用事例② 株式会社Riverfieの川原辰也さんの場合

川原 辰也 株式会社Riverfie
20代の頃、オーストラリアに留学し感銘を受け移住。現地で居酒屋を開業し7年間飲食業に携わる。
30代で帰国後、国内の企業で10年間働き2022年12月に起業。
現在は、複数の事業を手掛けている。

事業内容について聞かせてください

私は、10代の頃に海外に憧れを抱き、アルバイトで貯めたお金で20代でオーストラリアに留学しました。
帰国後、再びアルバイトをしてオーストラリアに移住し、現地で居酒屋を開業し約7年間飲食業に携わりました。
その後、30代で日本に帰国し10年ほど日本の企業で働きましたが、「グローバルな視野を持って、境界線を自分で作らず挑戦したい」と考え2022年の12月に起業。

新しい事に挑戦すべく整骨院事業・公共施設や老人ホームなどの清掃事業・料理教室事業や新規立ちあげのコンサルなど複数の事業を手掛け、来年は海外の人材に特化した人材紹介業を立ちあげる予定です。

どうして住信SBIネット銀行を選んだのか教えてください

元々個人のメインバンクが住信SBIネット銀行でした。
創業当初は考えていなかったのですが、メガバンクや都市銀行がある中で、年末に法人設立、新年に事業開始という流れを考えていました。
時間の猶予がなかったので、口座開設が迅速な所にお願いしたいと思い、住信SBIネット銀行に口座開設をしました。

法人口座開設のスピードははやく、本当にすぐ出来て年始のビジネススタートに間に合いました。
開業準備で忙しかったので、来店不要でオンライン開設できるのは良かったですね。
窓口に足を運ぶことなく、申請はスマホで10分程度で完結した記憶があります。

現在取引のある銀行は住信SBIネット銀行だけです。
「メガバンクや地銀は今後お付き合いが広がっていくかもしれない」と考えていますが、今のところ不便はないですね。
口座が複数あると管理が大変になるので、1つでやっていきたいという希望はあります。

住信SBIネット銀行の魅力を教えてください

いつでも送金が可能で、月額の口座維持手数料がかかりません
地方銀行だったらインターネットバンキング代とかもありますが、そこも無料なのでコストが気になる創業時にピッタリです。

振込先を登録しておくと毎回入力しないで済むのも、間違えたら困るので助かります。振込カードの管理もいらないのも嬉しいですね。

税金の支払いができない、ペイジーが使えないというのがネックなので、今後に期待しています。

創業者にオススメのポイントを教えてください

起業は本当に忙しいので、来店不要でオンラインで口座開設が可能で、スマホで振込が完了出来るのは嬉しいですよね。
大手金融機関やATMとも連携しているので、ネットバンクだからという理由で困ったことはありません
口座を開設した月とその翌月は振込手数料が月10回無料だったのも助かりました。

メガバンクや地銀の口座開設は、創業初期は決算書が必要などのハードルが高いですよね。
そこで時間を割くのであれば、住信SBIネット銀行で口座開設して自社の方向性が判明してからメガバンクなどを導入しても良いのではないでしょうか
昨今「DX化」が話題ですが、そういう最先端が住信SBIネット銀行だと思います。

起業家はテクノロジーにも、自分で触れていないといけない。
触れてみて自分で見て善し悪しを判断するのが大切です。
こんな便利な世界があるのだ」と実感できますよ。

住信SBIネット銀行法人口座の5つの魅力

住信SBIネット銀行法人口座の5つの魅力をご紹介します。

その1:振込手数料が安い

住信SBIネット銀行の法人口座なら、ネット銀行ならではの手数料水準なのでコストをおさえられます。
口座維持手数料やインターネットバンキング利用料も一切かからないので安心です。

振込手数料が最安130円になる!

振込件数に応じて振込手数料が優遇される 「振込優遇プログラム」で、他の金融機関(他行)宛て振込手数料が最安130円(税込)に。
振込を利用するほどお得になるのは嬉しいですね。

さらに、「新規口座開設特典」があり、口座開設日の当月と翌月は誰でも振込手数料が月10回無料になります。

その2:口座開設がオンラインで完結できる!

法人口座の開設には、決算書が必要な場合や、支店に足を運ぶ時間がかかるのが一般的です。

しかし、住信SBIネット銀行のオンライン口座開設では、来店不要で法人口座を開設できます。
必要書類は運転免許証だけで、 登記簿謄本や印鑑証明書などの書類は不要。
スマホと運転免許証があれば、最短翌営業日から口座を利用できるので、スピード感を大切にしたい創業期にピッタリです。

オンラインだけではなく郵送での口座開設も受け付けていますが、郵送の場合には2~3週間程度の時間が掛かりますのでお急ぎの方はオンライン口座開設がおすすめです。

その3:審査不要でカード決済可能


預金残高の範囲内で支払いができる「デビットカード」が、口座開設をするとついてきます。
使ったその場で口座の残高から引落されるので資金管理しやすいだけではなく、利用金額に応じて最大1.0%ポイント還元があるのも嬉しいですね。

1ヵ月あたり3億円まで利用できるので、法人用のクレジットカードを持っていない方や、クレジットカードの与信枠が足りない方でも安心です。
また、年会費11,000円(税込)のプラチナデビットカードなら、旅行保険やモバイル端末の保険が自動付帯し、空港ラウンジの利用も可能です。

その4:法人口座アプリが無料で使える


法人口座専用アプリでは、口座残高や入出金明細の確認だけではなく、ほとんどの銀行取引や取引の承認にも対応しています。
入金などをリアルタイムで知らせてくれる機能や、スマホがあれば、キャッシュカード不要でATMで入出金ができる機能も実装しています。

強固なセキュリティで安心

取引認証機能「スマート認証NEO」は、登録したアプリ以外からの取引は承認が必要になるので、不正送金を防ぐことができる便利なサービスです。
「スマート認証NEO」に登録することで、キャッシュカードの代わりにアプリでセブン銀行・ローソン銀行のATMを使うことができます。

さらに、第三者からの不正ログインを防ぐログイン承認機能を実装しており、FIDO準拠の認証方式を採用、強固なセキュリティと使い勝手の良さを実現しています。

その5:口座を利用するだけで事業性融資dayta(デイタ)の借入条件を案内してくれる


住信SBIネット銀行の口座を利用するだけで、日々の入出金データを基にして借入条件(借入可能額・金利)を毎月お知らせしてくれます。
決算書などの書類提出不要、来店不要で最短で当日に借入可能なのでいざという時に安心です。

事業性融資daytaの借入可能額は50万~3,000万円で、借入の利率は申込み前にお知らせが来ます。
無担保無保証ですが、資金用途は運転資金(仕入資金・諸経費支払資金等)のみで設備資金には使用できないので注意が必要です。

創業期の法人口座開設は住信SBIネット銀行で!

ご紹介したように、住信SBIネット銀行の法人口座開設は最短翌営業日と非常にスピーディー。
振込手数料が安く、口座維持手数料やインターネットバンキング利用料が無料なので、コストをおさえたい創業期にピッタリです。

創業間もない法人でも口座開設ができます ので是非ご検討ください。

(監修: 住信SBIネット銀行 株式会社
(編集: 創業手帳編集部)

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