「エイジフレンドリー補助金」

subsidy

厚生労働省は「エイジフレンドリー補助金」について発表しました。

エイジフレンドリー補助金は、⾼齢者を含む労働者が安⼼して安全に働くことができるよう、中小企業事業者による高年齢労働者の労働災害防止対策やコラボヘルス等の労働者の健康保持増進のための取り組みに対して補助を行うものです。

高年齢労働者の労働災害防止コース

高年齢労働者が安全に働けるよう、高年齢労働者にとって危険な場所や負担の大きい作業を解消する取り組み等を補助。
補助金:上限100万円・経費の1/2以内

コラボヘルスコース

コラボヘルス等の労働者の健康保持増進のための取り組みを補助。
補助金:上限30万円・経費の3/4以内


高齢化の進展に伴い、日本社会・企業の人員構成が大きく変化しています。

以前の人事が構造的な限界を迎えつつあるなか、働き方の多様化や、副業・兼業の解禁などの制度の変化もあり、新たな人事の構造を構築することが重要となっています。

新たな人材活用においては、今後さらに大きな層となるシニア層の活用が考えられています。さらに生涯現役社会の推進と合わさり、シニア雇用に取り組む企業が増加すると考えられます。

企業におけるシニア雇用のメリットには、シニア人材の豊富な知識・経験を活用できる、チームに多様性をもたらすことができる、人材確保のひとつの手段になる、といったことが挙げられます。

また、こうしたシニア人材を含む労働者が安心して働くことができる環境を整備することも重要です。

「エイジフレンドリー補助金」は、中小企業の高年齢労働者の労働災害防止対策や、コラボヘルスなど、労働者の健康保持増進の取り組みを支援するものです。

コラボヘルスとは、健康保険組合等の保険者と事業主が、それぞれの役割の責任を果たしながら連携し、従業員の健康づくりを推進する取り組みのことです。事業者と保険者が積極的に連携して健康増進に向けて取り組むことで、より効果の高い健康づくりを行うことができ、さらに労働災害を防止し、生産性向上を実現できます。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」をリリースしました。こちらもご活用ください。

また、補助金以外でも資金調達によって資金を確保することも重要です。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウを提供しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 公募
関連タグ エイジフレンドリー補助金 コラボヘルス シニア人材 助成金 労働災害 労働者 対策 補助金 防止 高齢者
詳細はこちら

エイジフレンドリー補助金について

補助金ガイド
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

令和5年度「持続的生産強化対策事業」第2次公募
農林水産省は、令和5年度「持続的生産強化対策事業」の第2次公募について発表しました。 公募対象事業 本公募の対象事業は、持続的生産強化対策事業のうち次に掲げる事業。 【全国公募事業】 (1)畜産経営体…
令和6年度農山漁村振興交付金(農山漁村発イノベーション対策)農山漁村発イノベーション推進事業(農山漁村発イノベーション創出支援型)のうち農山漁村発イノベーションサポート事業「地域の食の絆強化推進運動事業(消費者に対する地産地消の意義や効果の普及啓発)」公募
農林水産省は、令和6年度農山漁村振興交付金(農山漁村発イノベーション対策)農山漁村発イノベーション推進事業(農山漁村発イノベーション創出支援型)のうち農山漁村発イノベーションサポート事業「地域の食の絆…
「高年齢労働者処遇改善促進助成金」
厚生労働省は「高年齢労働者処遇改善促進助成金」を実施しています。 雇用形態にかかわらない公正な待遇の確保を推進する観点から、60歳から64歳までの高年齢労働者の処遇の改善に向けて就業規則等の定めるとこ…
「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」15次締切 7/28締切
2023年4月19日、独立行政法人中小企業基盤整備機構は、「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」15次締切の公募開始について発表しました。 「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金…
「JFS 規格取得モデル実証事業者」補助金
一般財団法人食品安全マネジメント協会(JFSM)は、「JFS 規格取得モデル実証事業者」の募集について発表しました。 日本発の食品安全マネジメントシステム認証・JFS規格の認証、または適合証明の取得を…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集