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2023年6月22日メタバースに関わるクリエイターが所属するプロダクション「メタバースクリエイターズ」が資金調達

2023年6月21日、株式会社メタバースクリエイターズは、資金調達を実施したことを発表しました。
また、ソーシャルVR「VRchat」とクリエイタープロダクションとしては初となる公式パートナーシップ契約を締結したことも発表しています。
メタバースクリエイターズは、メタバースの第一線で活躍するトップクリエイターたちを束ねるプロダクションサービス「メタバースクリエイターズ」を運営しています。
企業・自治体などのコンテンツパートナーとしてメタバースコンテンツの企画・制作を支援しています。また、制作したコンテンツを「VRVhat」や「ZEPETO」などのメタバースプラットフォームを活用して世界に発信しています。
今回の資金は、オリジナルコンテンツの創出の加速、所属クリエイターの拡大などに充当します。
2024年までに企業・自治体との共創を含め、100以上のコンテンツを創出し、所属クリエイターを200名に拡大することを目指します。
メタバースとはインターネット上に構築された仮想空間です。従来の仮想空間と比べ、大規模かつ自由度が高いことを特徴としています。
メタバースは現実世界よりも自由な空間・体験をつくることができ、さらにインターネットに接続できる環境があれば世界中のどこからでも同じ空間にアクセスできることから、音楽ライブなどのエンターテインメントや、ビジネスにおける展示会・商談会などのイベントにおいて活用が進んでいます。
また、新たな体験を提供できることから、プロダクト・サービスなどのプロモーションとしても活用されています。
メタバースはいくつものサービス・プラットフォームが提供されていますが、多くのユーザーを集めているのが、ユーザー自身がメタバース内でさまざまなコンテンツをつくることができるUGC(User-Generated Contents:ユーザー生成コンテンツ)型のメタバースです。
UGC型のメタバースとしてもっとも有名なのが、ソーシャルVR「VRChat」です。「VRChat」では、ユーザーとコミュニケーションしたり、ワールドを歩き回ったり、ファッションを楽しんだり、ゲーム・スポーツ・音楽を楽しんだり、ワールドをつくったりといったさまざまなことを行うことができます。
また、こうしたソーシャルVRでは、自分の分身となる3Dモデルなどのアバターが必要となります。メタバースでは、こうしたアバターを自身で制作したり、それを売買したり、カスタマイズしたりすることも文化のひとつとなっています。
メタバースクリエイターズは、こうしたメタバースで活躍するトップクリエイターが所属するプロダクション「メタバースクリエイターズ」を通じ、企業や自治体のメタバースコンテンツやメタバースを活用した事業の実現をサポートすると同時に、クリエイターの活動をサポートしています。
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