注目のスタートアップ

フェロトーシスを標的とした抗がん剤を開発する「FerroptoCure」が資金調達

company

2023年6月5日、株式会社FerroptoCureは、資金調達を実施したことを発表しました。

FerroptoCureは、慶應義塾大学 遺伝子制御研究部門にて開発した研究成果をもとに、東大IPC主催の1stRound、中小機構FASTAR、GTIE GAPファンドなどの支援を通じて設立された創薬ベンチャーです。

がんや神経変性疾患など、さまざまな疾患の発生や悪化に関わるとされているフェロトーシスに注目し、次世代抗がん剤やその他疾患の治療薬を開発しています。

今回の資金は、医療機関と連携したリードプロジェクトに関する治験の実施、その他プロジェクトの非臨床試験を含む開発の推進に充当します。


フェロトーシス(ferroptosis)は、過酸化脂質などの蓄積によって引き起こされるプログラムされた細胞死のことです。

その存在は昔から知られていましたが、主要な特徴については2012年と比較的近年になってから明らかにされました。

そして近年のフェロトーシスの研究の進展により、がん、心臓や腎臓の虚血再灌流障害、脳卒中などの虚血性疾患、ALS・パーキンソン病・アルツハイマー病などの神経変性疾患との関連が明らかになり、新たな創薬ターゲットとして大きな注目が集まっています。

とくに既存の抗がん剤に耐性を持つがんは、フェロトーシスに対して感受性が高く、フェロトーシスをターゲットとした抗がん剤は次世代のがん治療として強い期待が寄せられています。

FerroptoCureは、フェロトーシスの制御メカニズムを破綻させる抗がん剤により、がんの新たな治療法を届けることを目指しています。

研究開発型のビジネスでは資金調達が非常に重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関するノウハウを詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ がん 創薬 医療 医薬品 株式会社 治療薬 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
NPO法人設立サムネイル
【2026年最新】NPO法人の作り方|費用・条件・手順をまとめて解説
【2026年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説
【2026年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
家族経営で家族に給料を払うとどうなる?個人事業主・法人の違いと節税方法を徹底解説
【2026年最新版・税理士監修】会社設立の流れがわかる!やることリスト完全版 失敗しない手順まとめ
起業するには何から始める?誰でもできる起業の仕方や手続き【5ステップで解説】

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

美容医療口コミ・予約アプリを開発・運営する「トリビュー」が6億円調達
2025年1月29日、株式会社トリビューは、総額6億円の資金調達を実施したことを発表しました。 シリーズCラウンドでの調達額は総額23億円となり、累計調達額は約40億円となります。 トリビューは、美容…
AIナレッジプラットフォームなどを提供する「Helpfeel」が26億円調達
2025年8月27日、株式会社Helpfeelは、総額26億円の資金調達を発表しました。 Helpfeelは、AIナレッジプラットフォーム「Helpfeel」、AIを育てるナレッジベース「Helpfe…
AIとロボットを活用したスマート農業パッケージを販売する「AGRIST」が資金調達
2024年10月8日、AGRIST株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、NIPPON EXPRESSホールディングスです。 AGRISTは、農業ロボットの開発や、農業AIの開発…
音声アドネットワーク「Audiostart」を展開する「ロボットスタート」が資金調達
2023年9月5日、ロボットスタート株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 これにより、累計調達額は4.65億円となっています。 ロボットスタートは、音声アドネットワーク「Audiosta…
エキスパートに時間単位でインタビューを行える「エキスパートマッチング」などを展開する「アーチーズ」が4.1億円調達
2024年6月14日、アーチーズ株式会社は、総額4億1,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 アーチーズは、エキスパートに時間単位でインタビューを行える「エキスパートマッチング」や、エキ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集
無料冊子
創業手帳冊子版(無料) 補助金ガイド 創業手帳woman 飲食開業手帳