注目のスタートアップ

災害情報システム「Spectee Pro」を提供する「Spectee」が「インフォコム」と資本業務提携

company

2023年6月2日、株式会社Specteeは、インフォコム株式会社と資本業務提携を締結したことを発表しました。

Specteeは、災害情報システム「Spectee Pro(スペクティプロ)」を提供しています。

災害発生時にソーシャルメディア上の投稿や、気象データ、全国の道路・河川カメラの情報などを収集し、AIでリアルタイムに解析することで、被害状況・リスクを可視化する災害情報システムです。

インフォコムは、ITサービス事業と、電子コミック配信サービス「めちゃコミック」を展開しています。

災害・防災領域では、災害などの緊急時に従業員の安否や出社の可否などを確認するサービス「エマージェンシーコール」や、危機管理ポータルシステム「BCPortal(ビーシーポータル)」を提供しています。

今回の提携により、スペクティの「Spectee Pro」とインフォコムの「エマージェンシーコール」、「BCPortal」をはじめとした危機管理サービスとの連携を進めるほか、製造・物流業向けに、災害発生時のサプライチェーン拠点の被害状況の把握や リスクを可視化するサービスを共同で展開します。


近年、気候変動により大規模災害の多発や、東日本大震災で得た教訓をもとに、企業・自治体では防災対策がより推進されています。

企業ではBCP(Business Continuity Planning:事業継続計画)策定の重要性が高まり、BPC策定、あるいは実施を支援するためのさまざまなサービスが登場しています。

BCPとは、自然災害・テロ・システム障害など、さまざまな危機的な状況に遭遇した時に、最小限の被害に抑え、重要な業務を継続し、早急復旧を図ることができる体制を整えることを目的とした計画のことです。

迅速に状況を把握し適切な判断を下すためには、災害などが発生した際に、すばやく正確な情報を収集できるかが重要です。

「Spectee Pro」は、SNSや気象データなどさまざまな情報をリアルタイムで収集・分析することで、情報のすばやい収集と、拠点周辺の災害時の通知、リスクの可視化を実現するサービスです。

信頼できる情報は災害時だけではなく、起業においても武器となります。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、起業家・専門家の生の声から情報を精査し、本当に使える起業ノウハウだけを掲載しています。無料で入手できますので、ぜひご活用ください。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ AI BCP IT Spectee Spectee Pro インフォコム エマージェンシーコール カメラ スペクティプロ ソーシャルメディア データ リアルタイム リスク 収集 可視化 情報 株式会社 災害 災害対策 解析 資本業務提携 防災
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
普通の人が起業するには。起業の成功に大切な5ステップを創業手帳・代表の大久保が解説!
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
NPO法人設立サムネイル
【保存版】NPO法人の設立は難しい?メリットや設立費用、条件など徹底解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

クラウド・キッチンの「X Kitchen」が5,000万円調達
2019年12月27日、株式会社X Kitchenは、総額約5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 1キッチンで複数のデリバリー・ブランドを展開するクラウド・キッチン事業を展開していま…
「第30回 Japan IT Week 春」4月26(月)から東京ビッグサイトで開催! 
2021年4月26日(月)~28日(水)の3日間、リード エグジビション ジャパン株式会社が主催する「第30回 Japan IT Week春」が東京ビッグサイトで開催されます。 本展は、AI・業務自動…
Zoomの録画を自動で書き起こしてSalesforceに自動入力する「アンプトーク」がリリース
2021年9月6日、amptalk株式会社は、「アンプトーク」を2021年9月1日から販売開始したことを発表しました。 「アンプトーク」は、Zoom商談の録画を自動で書き起こし、Salesforceに…
パーソナライズド・カフェ「TAILORED CAFE」など運営の「カンカク」が3.5億円調達
2020年9月7日、株式会社カンカクは、総額3億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、コーヒー豆のカスタマイズ・オンライン・ショップを運営する「Cottea」をM&Aにより事業…
医師向け臨床支援アプリ提供の「HOKUTO」が8.25億円調達
2022年2月8日、株式会社HOKUTOは、総額8億2,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 医師向け臨床支援アプリ「HOKUTO」を開発・提供しています。 最新の医学情報の配信、入手し…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集