注目のスタートアップ

製造業向け生産計画自動立案システム「最適ワークス」を提供する「スカイディスク」が資金調達 「佐賀銀行」と業務提携

company

2023年4月25日、株式会社スカイディスクは、資金調達を実施したことを発表しました。

引受先は、佐賀銀行グループの株式会社佐銀キャピタル&コンサルティングが管理・運用する「佐銀ベンチャーキャピタル投資事業有限責任組合第四号」です。

また、佐賀銀行と「最適ワークス」に関する業務提携を開始したことも併せて発表しています。

スカイディスクは、製造業向け生産計画自動立案システム「最適ワークス」を開発・提供しています。

いつ・何を・何個というオーダー情報から、AIによって設備稼働・人員配置の割付計画を瞬時に立案するSaaSです。

今回の業務提携により、佐賀銀行と連携し、佐賀県を中心とした九州地方での「最適ワークス」の販売を強化します。

スカイディスクは、地域の中核企業・拠点を支援するため、全国の地方銀行との連携を強化していく方針です。


製造業は、国内GDPの約20%を占める重要な産業です。しかし、人口減少や高齢化による人材不足、国際的な競争の激化とそれに伴う競争力の低下などの課題を抱えています。

この課題を克服し、再び競争力のある産業として製造業を復活させるには、製造業のデジタル化・DXが必要不可欠です。さらに、中小製造業においては、多様な顧客ニーズに応えるための多品種少量生産が必要となっていることから、これに対応する体制を構築することも重要です。

多品種少量生産には、在庫リスクの低減や新規顧客開拓などのメリットがありますが、仕入れコストの増加や生産効率低下などのデメリットもあります。そのため、生産計画や資材調達、見積もりなどの業務をテクノロジーによって効率化することが重要です。

このような課題に対して、スカイディスクは「最適ワークス」というSaaSを提供し、AIによる自動生産計画立案を実現することで、製造業のDX・デジタル化を推進しています。

デジタル化は、以前は非効率的だった業務を大幅に効率化する可能性があります。企業が利益を最大化するためには、最適なソリューションを見つける必要があります。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。ICTの専門家にインタビューを行い、創業期のシステム整備のメリットや注意点なども伺っていますので、こちらも参考にしてください。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ システム スカイディスク ものづくり 佐賀銀行 割付計画 地方銀行 株式会社 業務提携 生産 稼働 自動 製造業 計画 設備 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
起業するには何から始める?ゼロからできる起業のやり方【5ステップ解説】
一般社団法人設立サムネイル
「一般社団法人」設立ガイド|手続きの流れ・必要書類・メリット・費用など
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
合同会社設立マニュアル|流れの6ステップや費用、必要書類などを解説!

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「あせまねライフ」が株式投資体験アプリを活用した社員研修サービスを4月から提供開始
2021年2月23日、あせまねライフ株式会社は、「賢者のポートフォリオ」を活用した社員研修サービスを証券会社等の社員向けに2021年4月から提供する予定であることを発表しました。 「賢者のポートフォリ…
エッジAIによる現場データ収集プラットフォーム「Actcast」などを提供する「Idein」と「伊藤忠商事」が資本業務提携
2022年12月23日、Idein株式会社は、伊藤忠商事株式会社と資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 Ideinは、エッジAIによる現場データ収集プラットフォーム「Actcast」を提供し…
エンターテインメント施設向けの定額パス事業やIPソリューション事業などを手がける「オリグレス」が3億円調達
2025年3月12日、株式会社オリグレスは、3億円の資金調達を実施したことを発表しました。 オリグレスは、エンターテインメント施設・レジャー施設の領域で、「レジャパス」「パスシリーズ」などの定額パ…
ノーコードでフルメッシュ型クラウドVPNを10分で導入できる新サービス「Wissy」β版募集開始
2022年1月24日、株式会社Notchは、新サービス「Wissy」のβ版ユーザーの募集を開始したことを発表しました。 「Wissy」は、数行、もしくはノーコードでUXの高いプライベートネットワーク(…
10分で食料品・日用品を届けるクイックコマースを展開する「OniGO」が「博報堂」と資本業務提携
2022年8月19日、OniGO株式会社は、株式会社博報堂と、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 OniGOは、10分で食料品や日用品を届ける宅配スーパー「OniGO」を運営しています。 …

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集