注目のスタートアップ

データカタログソリューション「Quollio Data Catalog」を提供する「Quollio Technologies」が2.2億円調達

company

2023年4月18日、株式会社Quollio Technologiesは、総額約2億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

Quollio Technologiesは、日本のエンタープライズ企業向けデータカタログソリューション「Quollio Data Catalog」を提供しています。

「Quollio Data Catalog」は、メタデータのモダンな管理技術の提供により、大規模なセルフサービス分析や、データガバナンスの促進を支援するサービスです。

ツールの提供だけでなく、伴走型のサポート体制やナレッジ提供を含めて支援を行っています。

今回の資金は、プロダクト開発、営業・サポート体制の強化に充当する予定です。

また、近日中にサービスのフルリニューアル提供を予定しています。


経済産業省は、日本のDX(デジタルトランスフォーメーション)が実現できなかった場合、2025年以降、最大で12兆円/年の経済損失が生じる可能性を指摘し、これを2025年の崖と呼んでいます。

DXとは、デジタル化とデータ活用により、競争優位性を確立する取り組みのことです。単なるデジタル化だけでなく、デジタル化によって得られたデータをいかに活用するかが鍵となっています。

DX推進当初はデータを管理・活用・分析するための基盤がないことや、データを扱う人材がいないことが課題となっていましたが、近年はデータプラットフォームの普及などによりそうした課題は解決されつつあります。

一方、企業が生み出す膨大なデータを蓄積することを目的としたデータプラットフォームには、多種多様なデータが格納されているため、そこから目的のデータを取り出したりすることができないという課題が新たに生まれています。

データカタログはこうした混沌としたデータを、メタデータの管理を通じて整理し、データの分析やデータガバナンスを促進することを目的としています。

デジタル時代において企業を成長させるためには、最新のツールを活用することが重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ Quollio Data Catalog Quollio Technologies ソリューション データ データカタログ データガバナンス データドリブン データ駆動 株式会社 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
NPO法人設立サムネイル
【保存版】NPO法人の設立は難しい?メリットや設立費用、条件など徹底解説
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
【2025年版】会社設立の流れ・手順・やることリストをわかりやすく解説
【初心者向け】事業計画書の書き方18ステップ|起業・融資対応テンプレート付

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

海外ビジネスメディア「海外情報ナビ」 現地調査サービス「ちょこシル」を提供開始
2022年5月26日、株式会社クロス・マーケティンググループの関連会社である株式会社gr.a.mは、運営する海外ビジネスメディア「海外情報ナビ」において、新サービス「ちょこシル」の提供を開始します。 …
マルチモバイル決済プラットフォーム「elepay」などを展開する「ELESTYLE」が「三井住友カード」と資本業務提携
2024年3月4日、ELESTYLE株式会社は、三井住友カード株式会社と資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 モバイル決済ソリューションを中心としたFintechの領域の推進における協業につ…
ふるさと納税の返礼品においてNFTを活用するなどNFTによる地方創生を推進する「あるやうむ」が4,000万円調達
2022年12月17日、株式会社あるやうむは、総額4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 あるやうむは、NFTによる地方創生を推進しています。 具体的なサービスとしては、ふるさと納税の…
認知症病棟の早期発見・予防に取り組む「MCBI」が4.5億円調達
2023年2月20日、株式会社MCBIは、総額4億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 MCBIは、バイオマーカーの研究開発や、これまでの研究で発見したバイオマーカーを活用した予防検…
“夢”がみんなの財産になるSNSを運営する「フィナンシェ」が2.4億円調達
2020年4月30日、株式会社フィナンシェは、総額2億4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 個人の夢がみんなの共有財産になるSNS「FiNANCiE」を運営しています。 夢を持つ人と…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集