注目のスタートアップ

クラウドファイルストレージ「Fileforce」を提供する「ファイルフォース」が資金調達

company

2023年4月12日、ファイルフォース株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。

引受先は、東日本電信電話株式会社、株式会社シーティーエスです。

ファイルフォースは、クラウドファイルストレージ「Fileforce」をSaaSとして提供しています。

柔軟なアクセス権限設定や、高セキュリティ、高い操作性、データ・証跡管理、社外とのセキュアな共有、Windowsエクスプローラーからのシームレスなアクセスなどを特徴とする法人向けクラウドファイルストレージです。

今後、ドキュメントの保存・共有だけでなく、ドキュメントの「共用」を進めるため、業務の進捗情報の可視化、ドキュメントを起点としたコミュニケーションの活性化を促す機能などを順次追加していく計画です。


クラウドストレージとは、クラウド上に構築されたデータを保存するためのスペースです。

クラウドストレージは、PC内のHDD・SDDや、USBフラッシュメモリー、社内のファイルサーバーと比べ、安価に導入できる、外出先でも手軽にファイルにアクセスできる、運用・保守の負担を削減できる、災害対策になるといったメリットがあり、近年さまざまな組織で利用されるようになっています。

一方で、オンラインサービスであるためセキュリティの問題がデメリットとして挙げられます。そのため、企業で活用するには、しっかりとしたセキュリティのクラウドストレージを選ぶことが重要となっています。

クラウドストレージ事業者としては、データの保存というシンプルなサービスであるため、差別化を図りにくいという課題があります。

ファイルフォースは、今後、業務の進捗情報の可視化、ドキュメントを起点としたコミュニケーションの活性化を促す機能など、チームコラボレーション面における差別化を図っていくようです。

業務効率化はすべての領域において重要です。創業期はなにもない状態からはじまるため、最新のシステムを導入するのにうってつけです。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備について詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ Fileforce SaaS クラウド クラウドストレージ コミュニケーション サーバー セキュア セキュリティ データ ドキュメント ファイル ファイルストレージ ファイルフォース 保存 共有 可視化 情報 株式会社 法人 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人の設立方法を徹底解説|手続きの流れ・必要書類・費用・メリットなど
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
NPO法人設立サムネイル
【2025年最新】NPO法人の設立ガイド|費用・条件・手順を徹底解説
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

次世代蓄電池向け高性能触媒製品を開発する「AZUL Energy」が3.35億円調達
2023年10月25日、AZUL Energy株式会社は、総額3億3,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 AZUL Energyは、レアメタルを使用しない次世代蓄電池向け高性能触媒製品…
「ペイトナー 請求書」「ペイトナー ファクタリング」を提供する「ペイトナー」が「識学」から資金調達
2023年5月8日、ペイトナー株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、株式会社識学です。 ペイトナーは、請求書の回収・電子化・振込を自動化する「ペイトナー 請求書」や、フリーラン…
商業用不動産データ分析基盤の提供などにより不動産業界のDXを推進する「estie」が28億円調達
2024年10月8日、株式会社estieは、総額28億円の資金調達を実施したことを発表しました。 estieは、商業用不動産データ分析基盤「estie マーケット調査」を中心に不動産業界のDXを推進し…
VR酔いを防ぐ移動技術を保有する「UNIVRS」が1億円調達
2020年7月30日、株式会社UNIVRSは、総額約1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 特許出願中のVR酔いを防止する移動技術を保有しています。 今回の資金で、現在進めている以下の事業の拡…
SaaS向けデモプラットフォームを展開する「PLAINER」が資金調達
2023年9月28日、PLAINER株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 PLAINERは、SaaS向けデモプラットフォーム「PLAINER」を展開しています。 誰でもノーコードで実際の…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集