注目のスタートアップ

非認知能力とテクノロジーにより生徒の成長支援を行うアカデミックアドバイスソフトウェア「Edv Path」を提供する「Edv Future」が9,000万円調達

company

2023年3月23日、Edv Future株式会社は、総額9,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

Edv Futureは、アカデミックアドバイスソフトウェア「Edv Path(エデュパス)」を提供しています。

学力テストでは測定できない非認知能力に着目し、生徒のアンケート回答をもとに見えない学力を可視化・数値化し、データとして蓄積することで、最適なカリキュラムとコーチングを提案するサービスです。

今回の資金は、人材採用の強化などに充当します。


非認知能力とは、学力テスト・知能テストで測定・指標化し認知できる能力である認知能力「以外」の能力のことです。

非認知能力には、問題解決力、協働力、コミュニケーション力、主体性、自己肯定感、創造性、探究心、共感性などさまざまな能力が該当します。

この非認知能力は、ノーベル経済学賞受賞者のジェームズ・J・ヘックマンら研究チームが、社会的リターンをもたらしている要素は、学力テスト・知能テストで評価されてきた認知能力ではなく、それ以外の能力、つまり非認知能力であり、この能力を幼児期から育成することの重要性を経済学の立場から示したことで世界的に注目されました。

国内においては、2020年度からスタートした新学習指導要領の「育成すべき資質・能力」の1つに「学びに向かう力、人間性等」が含まれたことで非認知能力への注目が高まっています。

一方で、非認知能力は数字として可視化することが難しい能力であり、その能力についても抽象的であることから、公的な教育機関で取り扱うことが困難であるという課題があります。

Edv Futureは、非認知能力を可視化・数値化する「Edv Path」により、教育機関での非認知能力を軸とした教育を支援しています。

企業を成長させるには人材の教育が重要です。eラーニングも効果的な方法ですが、読書もコストパフォーマンスに優れた学習方法のひとつです。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「オフィス移転手帳」では、書店員が選ぶ社員教育に使える本10選を紹介しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ カリキュラム コーチング サポート テクノロジー 可視化 学生 成長支援 提案 支援 教育 教育機関 株式会社 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人の設立方法を徹底解説|手続きの流れ・必要書類・費用・メリットなど
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

デジタル通貨のメイン・バンクを目指す「ディーカレット」が34億円調達
2019年7月11日、株式会社ディーカレットは、総額34億円の資金調達を実施したことを発表しました。 仮想通貨の交換・送受・保管ができるアプリ「ディーカレット(DeCurret)」を提供しています。 …
VRゲームの企画・開発・運営を行う「CharacterBank」が3.5億円調達
2023年4月20日、株式会社CharacterBankは、総額約3億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 CharacterBankは、2019年からVRゲームの企画・開発・運営を…
簡単にブロックチェーンを構築できるクラウドサービス「G.U.Blockchain Cloud」提供の「G.U.テクノロジーズ」が1億100万円調達
2021年8月26日、G.U.テクノロジーズ株式会社は、総額1億100万円の資金調達を実施したことを発表しました。 簡単にブロックチェーンを構築できるBaaS(Blockchain as a Serv…
【東京都】「チャレンジ農業支援事業費助成金」
東京都農林水産振興財団「チャレンジ農業支援事業費助成金」のご案内です。 都内で農業を営む農業者等が行う農産物の販売促進、商品開発、販路開拓、経営拡大等の農業経営の多角化・改善に向けた新たな取組(チャレ…
店舗マネジメントツール「はたLuck」提供の「HataLuck and Person」が8億円調達
2022年7月14日、株式会社HataLuck and Personは、総額8億円の資金調達を実施したことを発表しました。 HataLuck and Personは、小売・飲食・サービス業に特化した店…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集