注目のスタートアップ

次世代ゲノム解析サービス開発の「Zene」が5,000万円調達

company

2021年3月8日、株式会社Zeneは、5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

また、次世代ゲノム解析サービス「Zene360」をB2B/B2E向けに提供するため、サービス利用の募集を開始したことも併せて発表しました。

「Zene360」は、ゲノム解析により、遺伝子に影響を受ける生涯不変な健康リスクや体質などを明らかにし、その結果を健康保険組合向け・地域自治体などに安価に提供するサービスです。

健康診断とは違い、自宅で簡単に安価かつ高精度に解析できることを特徴としています。

また、従来の精度の低い遺伝子検査の手法であるGWAS解析ではなく、次世代の解析手法であるポリジェニックリスクスコア手法を採用することにより、高精度解析を実現しています。

ヒトゲノム(人間の全遺伝子情報)の解読が2003年に完了してから、解析技術や情報処理技術の開発が進み、ゲノム情報の活用のハードルは大きく下がりました。このゲノム情報は医療だけでなく、幅広い領域への活用が期待されています。

ヘルスケアの領域では、ゲノム解析により病気のリスクや遺伝的傾向がわかるため、新たな検査として開発・提供が行われています。

解析手法の進歩により、多くの事柄がわかるようになっていくため、ヘルスケア領域でのゲノム解析は大きな存在となっていくと予測されます。

研究開発を伴うビジネスでは、資金調達が重要です。起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなどを詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ Zene ゲノム解析 ヘルスケア 健康 株式会社 次世代 診断 資金調達 遺伝子
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!
事業計画書の書き方とは?18ステップごとにわかりやすく解説!
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「menu」「レアゾン・ホールディングス」「KDDI」がデリバリーサービス「menu」成長に向け提携強化 
2023年4月28日、menu株式会社は、株式会社レアゾン・ホールディングス、KDDI株式会社、menuの3社は資本業務提携をさらに強化したことを発表しました。 これによりmenuは、KDDIが50.…
未来査定型資金調達プラットフォーム「Yoii Fuel」運営の「Yoii」が2,500万円調達
2022年2月1日、株式会社Yoiiは、総額2,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 2021年10月には総額1億円の資金調達を実施しています。 Yoiiは、未来査定型資金調達プラットフ…
解体工事DXプラットフォームを運営する「クラッソーネ」が12.2億円調達
2024年5月10日、株式会社クラッソーネは、総額約12億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 クラッソーネは、解体工事DXプラットフォーム「クラッソーネ」を運営しています。 解体工…
医師向け臨床知見コミュニティを運営する「クオトミー」が資金調達
2022年6月3日、株式会社クオトミーは、資金調達を実施したことを発表しました。 クオトミーは、医師向け臨床知見コミュニティ「Quotomy(クオトミー)」を運営しています。 医療従事者によって医療論…
対話型音声AI SaaSを提供する「IVRy」が30億円調達
2024年5月23日、株式会社IVRyは、総額30億円の資金調達を実施したことを発表しました。 IVRyは、対話型音声AI SaaS「IVRy(アイブリー)」を開発・提供しています。 自動応答(IVR…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集