注目のスタートアップ

超高速の品種改良xスマート養殖による水産養殖システムを開発する「リージョナルフィッシュ」が2億円調達

company

2020年6月30日、リージョナルフィッシュ株式会社は、総額1億9,920万円の資金調達を実施したことを発表しました。

京都大学大学院農学研究科 木下政人助教、近畿大学水産研究所 家戸敬太郎教授らを創業者とし、京都大学・近畿大学などの技術シーズをコアとして設立されたスタートアップです。

オープンイノベーションを通じて、超高速の品種改良とスマート養殖を組み合わせた次世代水産養殖システムを開発しています。

これにより、“世界のタンパク質不足の解消”、“日本の水産業再興および地域の産業創出”、“海洋汚染の防止”の実現を目指しています。

水産養殖は、農業や畜産業と比べると圧倒的に歴史が浅く、そのため長い時間のかかる品種改良がほとんど行われていませんでした。

リージョナルフィッシュは、30年程度の時間がかかる品種改良を、大学が有する超高速の品種改良技術を適用し、2年という短期間での改良に成功しています。

現在、食糧危機の解決のため、昆虫食や、培養肉、藻類なども盛んに研究されています。

スタートアップは医療や食糧危機などの社会課題を解決する可能性を秘めています。しかし社会課題解決型ビジネスは、ビジネスとして成立させるのに高いハードルがあります。「冊子版創業手帳」では、起業家のインタビューを掲載しています。先人がどのように困難を乗り越えてきたかを知ることは、ビジネスの成長につながるはずです。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ リージョナルフィッシュ 品種改良 株式会社 水産 資金調達 養殖
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
一般社団法人設立サムネイル
「一般社団法人」の設立方法完全ガイド|流れ・費用・必要書類など解説
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「ベター・プレイス」が金融機関10社と提携 企業年金「福祉はぐくみ企業年金基金」の普及加速へ
2023年3月28日、株式会社ベター・プレイスは、大手地方銀行を含め、累計10者の金融機関と業務提携/ビジネスマッチング契約を締結したことを発表しました。 ベター・プレイスは、福祉はぐくみ企業年金基金…
CO2排出量可視化・削減サービスプラットフォームを手がける「e-dash」が「三井物産」「みずほ銀行」「みずほイノベーション・フロンティ」と資本業務提携
2024年2月20日、e-dash株式会社は、三井物産株式会社、株式会社みずほ銀行、みずほイノベーション・フロンティア株式会社と資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 e-dashは、企業や自…
LINEからハイヤーを呼べる「VIPハイヤー配車」を運営する「ライトマークス」が1億円超調達
2022年5月19日、株式会社ライトマークスは、1億円超の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、本田圭佑氏が手がける個人ファンド「KSK Angel Fund LLC」です。 ライトマーク…
化学産業特化の環境配慮型生産/在庫管理・受発注システム「Sotas工程管理」などを提供する「Sotas」が5,300万円調達
2023年2月15日、Sotas株式会社は、総額5,300万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Sotasは、化学産業に特化した環境配慮型の生産/在庫管理・受発注システム「Sotas工程管理」…
請求書受領サービスやフリーランス向け請求書先払いサービスなどを展開する「ペイトナー」が12億円調達
2024年8月8日、ペイトナー株式会社は、総額約12億円の資金調達を実施したことを発表しました。 ペイトナーは、受け取りから振り込みまで自動化する請求書受領サービス「ペイトナー 請求書」や、フリーラン…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集