起業一年目から失敗したくない! 知っておくべき事業のリスク

起業して最初の1年は要注意!?経営者が知っておくべき賠償責任リスク

起業1年目は、なにかとやることが多いもの。時間や人手が足りず、事業を「守る」ことまでは手が回らない場合もあります。
しかし、「守り」を怠ったことで思わぬところでつまずいてしまい、事業成長のスピードが遅くなる、ということは避けたいところです。

そこで今回は、起業したての頃こそ知っておきたい事業のリスク、なかでも経営者が最初に備えを検討されることが多い「賠償責任リスク」と、それに備えるための保険について、損保ジャパンの担当者にお話を伺いました。

業種別の事故例でイメージする賠償責任リスク

起業したての頃はご自身の事業にどのようなリスクが潜んでいるのか具体的にイメージしにくいですよね。こんな所に落とし穴が!とならないために、まず、どのような業務上のリスクがあるのか、業種別に実際の事故例にもとづいてご説明します。

賠償責任リスクとは・・・

まず「賠償責任リスク」とは、事業を遂行する中で、顧客や取引先などの第三者に対して対人・対物事故(ケガを負わせる・物を壊してしまう)や経済的損失を生じさせ、法律上の損害賠償責任を負ってしまう可能性があること、と定義されています。仮に訴訟になれば多額の損害賠償金や弁護士費用等の争訟費用が発生する場合もあるため、事前に保険などで備えておくことが大切です。

【全ての業種】店舗や事務所の管理に関する賠償責任リスク

店舗や事務所の安全管理の不十分さや構造上の欠陥が原因で事故が発生し、被害を受けた方から損害賠償請求を受けるリスクがあります。

■実際の事故例
・飲食店でフロアのタイルが濡れていてお客さまが転倒しケガをした
・店舗の置物が倒れてお客さまがケガをした
・看板が落下し通行人がケガをした

こうした事故が万が一生じた場合、お客さまの治療費や慰謝料などの法律上の損害賠償責任や争訟費用等に加えて、見舞金や見舞品購入費などが発生する場合があります。
また、テナントとして入居した建物を損傷してしまうなど、第三者の財物に損害を与えたことによって損害賠償責任を負ってしまうリスクもあります。

【飲食店】提供した料理やサービスに関する賠償責任リスク

飲食店ならではのリスクといえば、食中毒や異物混入など提供した料理に関する賠償責任リスクなのではないでしょうか。

■実際の事故例
・提供した料理を食べたことによりお客さまが食中毒になってしまった
・料理に購入した針金によりお客さまが口を切ってしまった
・誤ってお客さまの衣類にドリンクをこぼしてしまった

こうした事故が万が一生じた場合、お客さまの治療費や慰謝料、汚してしまった衣類のクリーニング代などの法律上の損害賠償責任や争訟費用等に加えて、見舞金や見舞品購入費などが発生する場合があります。
また、食中毒や異物混入の場合は、原因の究明や保健所等の指示を受けて休業となり、営業利益が減少することもあります。

【製造・小売り】商品の欠陥やサービスに関する賠償責任リスク

お客さまや第三者の財物に損害を与えてしまったりするリスクがあります。

■実際の事故例
・販売したフライパンの柄が取れたため火傷を負った
・エアコンの設置中、壁を傷つけてしまった

こうした事故が万が一生じた場合、お客さまの治療費や慰謝料、損害を与えた第三者の財物の修理費用など法律上の損害賠償責任や争訟費用等が発生する場合があります。

【ネットショップ・Webサービス】サイバー攻撃による賠償責任リスク

デジタル化が進む近年、高額な損害を伴うサイバー事故は増加傾向にあります。サイバー攻撃による影響は賠償責任を負うだけではなく、お客さまの減少や得意先からの受注停止といった深刻な損失に繋がります。

■実際の事故例
・会社のパソコンがウイルスに感染し、取引先の情報が漏えいしてしまった
・通販サイトが不正アクセスを受けてしまい、顧客のクレジットカード情報が流出してしまった

万が一サイバー事故が発生すると、損害賠償責任や訴訟費用に加えて、原因究明およびデータ復旧の費用、被害者への見舞金、コールセンターの設立など、多様な費用が必要になります。
また、業務関連システムやメールの停止を余儀なくされるなど、日常業務が行えずに売上に多大な影響が出る可能性があります。

損保ジャパンの担当者に聞いた!事業のリスクにまるっと備える保険「ビジネスマスター・プラス」

このように、事業をとりまく様々な「賠償責任のリスク」に対する万が一の備えの1つとして、ぴったりの保険を損保ジャパンの担当者にご紹介いただきました。

【損保ジャパン担当者】
独立・創業して間もない方には、損保ジャパンの事業者向け保険「ビジネスマスター・プラス」をおすすめします。
上述した賠償責任のリスク*はもちろんのこと、それ以外の事業を取り巻くさまざまなリスクを1つの契約でまるっと補償!これまでも多くの個人事業主や新規事業者の方から選ばれています。

*ご紹介した例のうち、一部のリスクや費用については、オプションを追加いただくことで補償対象となります。

損保ジャパンの事業活動総合保険「ビジネスマスター・プラス」

事業に合わせて補償を選べる!

「ビジネスマスター・プラス」は、事業に合わせて補償内容を選べる点も、大きなメリットです。賠償責任リスクの補償以外にも、役員・従業員の病気や入院時の所得の補償、サイバーリスクに対する補償、クレーム対応のサポートやその費用の補償など、さまざまなリスクに対応しています。

また、お見積り・ご契約に必要な情報は「業種」と「年間売上高」だけ!*
さらに、ご契約後のメンテナンスも基本的に不要で管理がカンタンです!

*新規事業者の場合は、見込みの年間売上高をご申告いただきます。また、選択される補償、契約方式、お客さまの業種によっては、他の情報をお伺いする場合があります。

起業1年目からリスクに備えましょう

安心して事業を成長させるために、1年目からしっかりとリスクに備えましょう。
「ビジネスマスター・プラス」は創業間もない事業者の皆さまにもぴったりの保険です。お見積り依頼はWebサイトから1分で完了します。
万が一の備えとして、ぜひ「ビジネスマスター・プラス」をご検討ください。

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この記事は概要を説明したものです。詳しい内容については、取扱代理店または損保ジャパンまでお問い合わせください。

SJ23-10923(2023/12/12)

引受保険会社:損害保険ジャパン株式会社
〒160-8338 東京都新宿区西新宿1-26-1
https://www.sompo-japan.co.jp/contact/

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