「セゾンスマート振込サービス」で振込に係る手数料と手間をどれだけカットできるか? 創業手帳で使ってみた
セゾンスマート振込サービスを実際に利用し、概要とメリットを伝えます
(2019/03/19更新)
事業を始めると、銀行振込をする機会が多くなります。取引先が増えていくと、一つ一つの金融機関に対して行う振込作業が煩雑になりがちです。さらに、振込先が増えると手数料も増え、馬鹿にならない負担となることも。
振込に関する負担軽減のために活用したいのが「セゾンスマート振込サービス」。
企業に代わって金融機関への振込を代行する法人向けインターネットサービスで、利用すれば大幅なコスト&業務カットに繋がるとの噂。
実際のところ、どれくらいコスト&業務カットに繋がるのか?創業手帳で実際に利用して確かめてみました。
振込手数料一律280円、初期費用・月額0円、パソコンからカンタン振込
セゾンスマート振込サービスは、振込件数や金額に関わらず、国内の金融機関であれば振込手数料一律280円(税込み)で振り込むことができます。サービス利用にあたって、全ての振込を切り替える必要はなく、他行宛てなど“手数料が280円よりも高くなる振込”を選んで利用することが可能です。初期費用や月額基本料金は0円で、ユーザーの負担は振込手数料のみ。
また、パソコンから複数銀行口座を振込先に指定して、一括で振込処理ができます。銀行ごとに手続きを行わなくて済む分、大幅な業務の効率化に繋がります。
創業手帳では、現在銀行による一括振込を導入していますが、設立した当時は、かさむ手数料を少しでも安くするために、複数の銀行口座を使い分けて振込をしていました。入金作業や振込先の選定など、各銀行に対して個別に行う必要があり、当時は振込作業だけで1営業日が潰れてしまうほど手続きが煩雑でした。
当時の記憶から、いまだに「振込作業=手数料の計算と手続きが大変」というイメージを拭いきれない創業手帳管理部のI。実際にセゾンスマート振込サービスを使ってもらって、その効果を実感してもらいます。
まずは利用の申込みから。会社情報・口座情報・依頼者と承認者の指定など、基本的な情報を入力して、必要書類※のデータをアップロードすれば登録完了です。
※法人登録の場合は発行から3か月以内の登記簿謄本、個人事業主の場合は運転免許証やパスポートなど本人確認ができる書類の画像データを用意する必要があります。
あとは審査の結果を待つのみ。てっきり1週間くらい待つものだと思っていましたが、なんと翌営業日に登録完了の通知が来ました。
早速Iに登録が済んだ旨を伝えに行くと、「えっ、もうできたんですか?」とびっくり。クレディセゾンによると、審査が無事通った場合は、2~3営業日で登録が完了してサービスを使えるようになるとのこと。登録から実際の利用までのスピーディーさもポイントです。
入金作業は10分、手数料は半分以下にカット!
いよいよ振込作業を体験してもらいます。手順は
- セゾンスマート振込サービスのアカウントにログインする
- 振込データをまとめたファイルを作成し※、アップロードする
- 振込データを承認者から「承認実行」してもらう
- クレディセゾン指定の口座に振込必要額を入金する
の4ステップです。
※セゾンスマート振込サービスの管理画面からファイルの雛形をダウンロードできます
※クレディセゾン指定口座へ入金する際は、通常の振込手数料がかかります。
I「えっ?これで終わりですか?」
編「はい、これで入金完了です!」
I「早い!!!」
フォーマットの作成など事前準備の時間を除けば、入金作業自体は10分ほどで完了しました。かつては入金作業だけで何時間もかかっていたことを考えると、非常に大きな差です。
続いて気になるコストカット面ですが、今回はお試しということで、手数料が割高になる「他行宛」を想定した5件の振込を行いました。いつもどおりの振込方法を使えば
手数料756円×5=3,780円
の手数料となるところ、セゾンスマート振込サービスの場合は
手数料280円×5=1,400円
になります。
I「えー!ってことは、手間もぐっと減った上に、手数料が単純計算で半分以下になったってことですか?」
編「そうなりますね」
I「これ、振込件数が増えれば増えるほど、相当なコストカットになりそうですね」
事業の拡大に伴って、取引先が増えていくごとに、この手数料一律280円のメリットは大きくなっていきそうです。先述しましたが、クレディセゾンのサービスでは、手数料が安くなる場合だけを選んで個別に振込先をカスタマイズできるので、状況に応じて使い分けると、更にコストパフォーマンスを上げることができそうです。
I「実際やってみるとリアルなメリットがわかりましたね。あー!会社設立した頃にこのサービスを知っていれば!」
セゾンスマート振込サービスの概要をおわかりいただけたでしょうか。HPでは、サービスを利用した場合、どれくらいのコストカットになるかをシミュレーションすることができるので、検討する際に試してみるのもいいかもしれません。
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(編集:創業手帳編集部)