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中⼩型IT事業のM&Aとロールアップを⾏う「FUNDiT」が9.6億円調達

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M&A(企業の合併と買収)は、多様な経営戦略の一環として活用される手法です。

日本では、バブル崩壊後に海外企業による日本企業の買収が相次ぎ、当初は「身売り」といった否定的なイメージを伴うこともありました。しかし、近年ではM&Aの経営戦略やEXIT戦略(出口戦略)としての利点が広く認識され、M&A件数は増加傾向にあります。

このような中、FUNDiTは、中小規模のIT事業を対象とした共創型M&Aとロールアップに注力しています。

共創型M&Aは、売り手と買い手の双方が持つリソースや強みを融合し、事業の成長を加速させることを目指したM&A手法です。一方、ロールアップ戦略は、小規模な事業者が多い市場で連続的に企業を買収し、市場での存在感を高めるとともに、経営効率を向上させる手法として知られています。

FUNDiTは、2021年11月の設立以来、100件を超えるM&Aを成功させ、それぞれの事業の運営改善やスケールアップに尽力しています。これにより、単なる買収に留まらず、持続可能で発展性のある事業モデルを構築しています。

M&Aは財務基盤の強化やEXIT戦略として重要です。M&Aを成功させるには、早期から戦略を立て、企業の基盤を整備することが重要だといわれています。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、M&Aのメリットや成功パターンについて詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
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