注目のスタートアップ

貯蓄・投資・保険・お金に関するアドバイスを提供する金融サービスを展開する「Habitto」が18億円調達

company

2024年11月27日、株式会社Habittoは、総額18億円の資金調達を実施したことを発表しました。

Habittoは、貯蓄・投資・保険・お金に関するアドバイスを提供する金融プラットフォーム「Habitto」を提供しています。

アドバイスするデジタルバンクとして、0.4%の金利、パートナーの保険・投資信託、お金に関する無料のパーソナルアドバイスを提供しています。

今回の資金は、ユーザーベースの拡大、デジタルバンキングプラットフォームの強化、若い世代のニーズに合った高度な金融ツールやサービスの開発などに充当します。


日本の現状では、資産を預金で増やすことが難しい低金利が続いています。こうした状況に加え、公的年金の支給水準が約2割減少する可能性が示されたことで、特に若年層において資産形成の重要性が一層高まっています。

しかしながら、日本は公教育などでもお金に関する教育が行われてきたとは言いがたく、金融リテラシーの低い人が多く存在することが課題です。

たとえば、日本証券業協会の「2021年度 証券投資に関する全国調査(個人調査)」によると、株式や投資信託を購入しない理由では、「知識を持っていない」という人が約20%、「ギャンブルのようなもの」だと思っている人が株式では約24%、投資信託では約17%であり、また「興味がない」という人が5割以上存在しています。

このような背景のもと、生活者の資産形成を促すため、お金に関するアドバイスなどを提供するサービスのニーズが高まってきています。

Habittoは、モバイルアプリを通じ、パートナー企業の貯蓄口座、NISA・投資商品、保険商品を統合的に提供し、さらに無料でお金に関するアドバイスを行うことで、新たなお金の習慣をつくるサポートを行っています。

企業経営でも先を見据えた資金の運用・管理が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期における資金繰り表の作成術など、資金に関するノウハウを詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ Fintech Habitto アドバイス お金 デジタル デジタルバンク パーソナル ファイナンシャルアドバイザー 保険 投資 投資信託 株式会社 貯蓄 貯蓄口座 資産形成 資金調達 金融 金融サービス 金融プラットフォーム
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
起業するには何から始める?ゼロからできる起業のやり方【5ステップ解説】
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

D2C寝具ブランド「NELL」展開の「Morght」が1億円超調達
2021年4月21日、株式会社Morghtは、総額1億円超の資金調達を実施したことを発表しました。 D2C寝具ブランド「NELL」を展開しています。 第1弾として、からだの痛みにアプローチするマットレ…
内視鏡の画像診断支援AIを開発する「AIメディカルサービス」が80億円調達
2022年4月26日、株式会社AIメディカルサービスは、総額80億円の資金調達を実施したことを発表しました。 がん関連病変の内視鏡検査で、専門医の診断を支援するAIシステムを開発しています。 2022…
車両の最適配置アルゴリズムを開発・運用する「Pathfinder」が1.1億円調達
2023年12月27日、Pathfinder株式会社は、総額1億1,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Pathfinderは、長距離片道レンタカー「カタレン」を事業基盤に、車両の配置…
AI与信管理サービス提供の「アラームボックス」が1.2億円調達
2019年12月2日、アラームボックス株式会社は、総額1億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 インターネット上の情報を活用したAI与信管理サービス「アラームボックス」を提供していま…
自治体・企業のEV導入を支援する「REXEV」が2億円調達
2022年8月31日、株式会社REXEVは、総額2億円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、直近では2021年10月13日に、6.3億円の資金調達を発表しています。 REXEVは、法人・自治…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集