注目のスタートアップ

労災保険二次健康診断サービスを展開する「ウェルヘルス」に「エンジェルラウンド株式会社」が出資

company

2024年6月11日、エンジェルラウンド株式会社は、ウェルヘルス株式会社に出資したことを発表しました。

ウェルヘルスは、労災保険を活用した二次健康診断の導入支援を展開しています。

企業・医療機関双方を一気通貫でサポートし、円滑な二次健康診断の実現に貢献しています。

創業から約1年半ほどで200社に導入し、30,000名のデータを蓄積しています。

また、オフラインで培った実績をもとに健康管理のインフラを構築するため、事業展開を多角的に進める計画です。


近年、従業員の健康管理に経営戦略として取り組む企業が増加しています。

現在の経営環境は、人手不足が深刻化すると同時に、業務の高度化が進み、新規事業創出が重要となっています。これにより人材の重要性がさらに高まっている中で、自社の人材が高い生産性を保ったまま業務に取り組むことができる職場環境の構築が求められています。

従業員の健康状態は組織の生産性に強い関わりがあります。したがって、企業が経営戦略として健康管理・維持・改善に取り組むことで、組織の生産性を向上させることができます。

健康管理を実施するにはまず従業員の健康状態を把握することが必要です。企業は健康診断が義務づけられていますが、一方でその結果を健康管理に活かすことができている企業は限られているという課題を抱えています。

とくに健康診断によって再検査・要受診と判断された従業員は、自身で再度検査を受けたり医療機関を受診したりする必要があります。これを二次健康診断(二次検査)といいます。

しかしこの二次健康診断は従業員が自らの判断で受ける必要があるため、一定数何もしていない人が存在しています。

このような所見ありと判断された従業員を放置すると重大な経営リスクにつながる可能性があることから、ウェルヘルスは、企業に対して二次健康診断の導入支援を行っています。

ヘルスケアは企業の健康経営にとても重要です。たとえば、雇用人数が50人未満の事業場のストレスチェックは任意とされていますが、生産性の向上のためにも実施したほうがよいでしょう。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「オフィス移転手帳」では、ストレスチェック実施のノウハウについて詳しく解説しています。

また、健康に働くことができる職場環境を整備するには資金調達も必要となるでしょう。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウを提供しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoB ウェルビーイング ウェルヘルス エンジェルラウンド サービス ヘルスケア 二次健康診断 二次検査 健康管理 健康経営 健康診断 出資 労災保険 株式会社 資金調達
関連記事はこちら

ニコニコ超会議・学生ピッチ甲子園ビジネス部門優勝&1000万円獲得はウェルヘルス土井久生馬さん

資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

データセントリックなAI開発プロセス全体を包括的に支援する「FastLabel」が資金調達
2024年9月9日、FastLabel株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 シリーズB全体の合計調達額が12.5億円、設立からこれまでの累計調達額が約19.5億円となりました。 Fast…
住宅ローン手続き専用アプリ「いえーる ダンドリ」の新機能「スピード事前審査サービス」がリリース
2020年10月21日、iYell株式会社は、「いえーる ダンドリ」に新機能「スピード事前審査サービス」をリリースしたことを発表しました。 また、住宅ローン専門金融機関であるアルヒ株式会社と連携を行い…
食事・運動・体重管理アプリケーション「カロミル」を提供する「ライフログテクノロジー」と「ハウス食品グループ本社」が資本業務提携
2023年3月29日、ライフログテクノロジー株式会社は、ハウス食品グループ本社株式会社と、資本業務提携を締結したことを発表しました。 ライフログテクノロジーは、食事・運動・体重管理アプリケーション「カ…
実名型グルメサービスを運営する「Retty」が「じげん」と資本業務提携
2022年11月11日、Retty株式会社は、株式会社じげんと、じげんCEOの平尾丈氏を引受先とする第三者割当増資を実施し、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 2022年12月23日開催予…
クラフト・ドリンク特化のクラウドファンディング「ふぁんドリ」とブルワリー「VectorBrewing」運営の「ライナ」が業務提携
2020年12月9日、株式会社ふぁんドリは、ライナ株式会社と業務提携契約を締結したことを発表しました。 ふぁんドリは、クラフト・ドリンクに特化したクラウドファンディング・プラットフォーム「ふぁんドリ」…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集