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アウトドアカジュアルウェアを製造・販売する「ワゴン」が資金調達

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2023年12月27日、株式会社ワゴンは、資金調達を実施したことを発表しました。

ワゴンは、宮崎県でインポートアパレルのセレクトショップを運営するほか、2014年からショートパンツに強みを持つ自社ブランド「Short pants every day(SPED)」を開始しています。

「Short pants every day」は、日本製にこだわり、海・サーフィンをイメージしたアパレルアイテムを展開しています。

2023年6月に自社縫製工場を宮崎市青島に開設し、生産の安定化とスピーディなサンプル作成・新商品開発が可能な体制を整備しています。

そして、2024年春を目標に、第2のオリジナルブランドである「WAGON」を開始する計画です。「WAGON」は、山のフィールドも取り入れたラインナップを想定し、ファッション性・機能性・耐久性を備え、さらにリペア(修理)にも対応するブランドを目指しています。


国内アパレル市場は生産拠点の海外移転の影響などによって海外生産の割合が高まっています。

国内アパレル市場における⾐料品の輸⼊浸透率(数量ベース)は、1991年時点で51.8%だったものが、2019年には97.9%にものぼっています。

こうした背景から国内の縫製工場は年々減少が続いているほか、低い工賃、職人の高齢化、後継者問題などの課題も抱えています。

一方、コロナ禍によって海外生産が不安定になったほか、急激な円安によってものづくりの国内回帰が進んでおり、縫製工場への注目も高まっています。

こうした中で、国内縫製工場による高品質・高付加価値のものづくりをどのように成長させていくのかが重要なテーマとなっています。

事業を成長させるには資金調達が重要です。シリーズ発行累計200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を提供しています。

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カテゴリ 有望企業
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