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2023年6月27日営業支援サービス・営業育成DXツール「SaleSpot」を提供する「ブレーンバディ」が資金調達

2023年6月27日、株式会社ブレーンバディは、資金調達を実施したことを発表しました。
引受先は、株式会社MTG Venturesが運営する「Central Japan Seed Fund」です。
ブレーンバディは、営業支援サービス・営業育成DXツール「SaleSpot」の開発・提供や、営業組織の成長に必要となる人・仕組みを提供するアウトソーシングサービスを展開しています。
営業組織・個人の育成ポイントを可視化し、成果に直結する育成を実現するサービスです。
独自の営業スキルマップの作成、営業組織・メンバーの可視化・レーダーチャート表示、営業スキルに紐づいた学習コンテンツの作成・運用、サービスの導入・活用の伴走支援を特徴としています。
今回の資金は、「SaleSpot」の開発・運営体制の拡充、セールスコンサルティング、アウトソーシング事業に関する地方拠点の拡大に充当します。
営業活動は、企業にとって新規の売上を生み出したり、既存の顧客との継続的な取引を促進したりする重要な役目を担っています。
コロナ禍の営業は、飛び込み営業が困難になったということもあり、営業活動のオンラインシフトが急激に進みました。同時にデジタルツールの導入も加速し、業務効率化だけでなく、テクノロジーによって営業の課題を抜本的に解決するという取り組みも進められています。
たとえば、これまでの足で稼ぐタイプの営業は、営業パーソンそれぞれのスキルに業務が依存しており、ノウハウが属人化し、営業が組織として成長できないことが課題となっていました。
「SaleSpot」は、営業組織・個人の育成ポイントを可視化し、成果につながる育成を実現する営業支援ツールです。営業組織の改善や成長に課題を感じている企業は、こうしたツールを戦略的に取り入れていくことが求められます。
株式会社ブレーンバディのコメント
このニュースを受けまして、株式会社ブレーンバディ 代表取締役 大矢剛大氏よりコメントが届きました。
・今回の資金調達の目的は何ですか?
主に二つです。
ひとつは、セールスイネーブルメントsaasであるSaleSpotの開発強化、開発人材の採用。
もうひとつは、セールスイネーブルメントのコンサルティングサービスとアウトソーシングサービスの品質強化と拡大を目指した体制強化になります。
・今後の展望を教えてください。
中長期的には、新時代の営業組織のインフラになっていきたいと考えております。
テクノロジーの発達により、形が変わり始めた営業組織では、各企業においてまだ確からしい解がないと考えております。
そこで、我々が人材・ナレッジ・プロダクトの提供を通じて、日本の営業組織を1段階アップデートする支援をしていきます。
・読者へのメッセージをお願いします。
社会課題とされるものが世界の中でも多い日本の将来を明るくするために、起業、経営を通じて新しく大きな価値を生み続けていきましょう。
営業は企業の売上を向上させるために必要な業務です。しかし、リソースの足りない創業期は満足できる営業ができないかもしれません。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、少しでも営業の成功率を上げるため、営業ツールの導入や、販路開拓の方法などのノウハウを提供しています。
また、社内の体制を整備するには資金調達も必要となるかもしれません。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウを詳しく解説しています。
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