創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2023年5月25日製造業向け生産計画自動立案システム「最適ワークス」を提供する「スカイディスク」が8億円調達

2023年5月24日、株式会社スカイディスクは、総額約8億円の資金調達を実施したことを発表しました。
スカイディスクは、製造業向け生産計画自動立案システム「最適ワークス」を開発・提供しています。
いつ・何を・何個というオーダー情報から、AIによって設備・スタッフの最適な割り当て計画(生産計画)を瞬時に立案するSaaSです。
生産計画立案業務の効率化、属人化の解消、生産性向上を実現します。
今回の資金は、セールス・カスタマーサクセス・エンジニアなどの人材の採用、マーケティングに充当する予定です。
製造業は国内総生産(GDP)の約20%を占める主要産業です。しかしながら、製造業は人材不足という問題や、激しい国際競争による競争力の低下などの課題を抱えています。
製造業を再び競争力のある産業へと押し上げるためには、デジタル化やデジタルトランスフォーメーション(DX)を実現することが必要です。
また、中小規模の製造業では、多様な顧客ニーズに応えるために、小ロット多品種の生産が求められています。
小ロット多品種の生産には、在庫リスクの低減や新たな顧客の開拓などのメリットがありますが、資材の調達量が増えることによるコスト増加や、段取り・生産ラインの変更による生産効率の低下といったデメリットも存在します。
そのため、小ロット多品種の生産を実現するには、これまで人が担ってきた生産計画や資材調達、見積もりなどの業務をテクノロジーを活用して効率化することが重要です。
スカイディスクは、「最適ワークス」を通じて、製造業の生産計画をAIによって効率化・自動化することで、製造業のデジタル化に貢献しています。
デジタル化は、以前は非効率的だった業務を大幅に効率化する可能性があります。企業が利益を最大化するためには、最適なソリューションを見つける必要があります。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。ICTの専門家にインタビューを行い、創業期のシステム整備のメリットや注意点なども伺っていますので、こちらも参考にしてください。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | AI SaaS システム スカイディスク ものづくり 効率化 株式会社 生産 生産性向上 生産計画 稼働 自動 製造業 計画 設備 資金調達 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2022年9月5日、ジャパンメディカルデバイス株式会社は、総額5億5,200万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ジャパンメディカルデバイスは、心臓シミュレーター「UT-Heart」を活用した…
2022年7月20日、株式会社The Chain Museumは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先はTBSイノベーション・パートナーズ2号投資事業組合です。また、資金調達にあわせ、TBS…
2019年10月23日、株式会社ウェルネスは、総額約3,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、パーソナル・ドクター・サービス「Wellness(ウェルネス)」のβ版を同日から提供開…
2022年4月13日、株式会社DATAFLUCTは、総額11億円の資金調達を実施したことを発表しました。 DATAFLUCTは、データ活用に必要なすべてをSaaS/PaaSで提供し、データ活用の民主化…
2020年2月20日、Resily株式会社は、総額約5億円の資金調達を実施したことを発表しました。 SaaS型OKRサービス「Resily(リシリー)」を開発・運営しています。 OKRとは、Objec…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…