注目のスタートアップ

新卒採用支援事業や島おこしインターンシップ「島キャン」を展開する「カケハシスカイソリューションズ」が資金調達

company

2022年7月1日、株式会社カケハシスカイソリューションズは、株式会社マイナビから、資金の追加調達を実施したことを発表しました。

カケハシスカイソリューションズは、新卒採用支援事業、中途採用支援事業、研修・教育支援事業、島おこしインターンシップ「島キャン」を展開しています。

「島キャン」は、離島で職業体験しながら島おこしを行うインターンシップです。

2014年からプロジェクトを開始しており、鹿児島県の奄美群島での地域活性事業を展開しています。

インターンシップだけでなく、島外者の視点で奄美群島の魅力ある店・人・自然を紹介するWebサイト「島キャン宣伝部」や、トレーラーハウスやゲストハウスの運営による宿泊事業なども展開しています。

「島キャン」は、新型コロナウイルス感染症の影響により2020年と2021年は休止していましたが、2022年は再開します。

今回のマイナビからの増資による追加資金により、奄美群島における中堅・中小企業に向けた新卒採用・社員の定着・教育研修の支援強化、マイナビとの業務提携の強化を図ります。

日本は6,852の島々から構成される国家です。そのうち、離島振興法によって離島振興対策実行地域として指定されているのは255島(75地域)となっています。

離島振興法とは、高齢化や人口減少を改善し、産業基盤や生活環境などの地域格差の是正と離島の振興を図るため、1953年に公布された法律です。

離島は、排他的経済水域(EEZ)の保全、海洋資源の利用、文化の継承、自然環境の保全などのために重要な存在です。

一方でその地理的な不利条件から、長期的な人口減少が課題となっています。とくに若年層の流出が深刻であり、高齢化が大きく進んでいます。

離島では観光業を基幹産業としていることも多いのですが、新型コロナウイルス感染症の影響により大きな打撃を受けています。また近年の気候変動・海洋環境の変化により漁業についても苦しんでいる島も多くあります。

島おこしにはさまざまな施策が考えられますが、人口減の根本的な解決のためには若者の移住が必要となります。

カケハシスカイソリューションズは、主に鹿児島県の奄美群島の活性化のため、インターンシップ事業「島キャン」を展開しています。

企業の成長には人材の採用が必要です。創業期における人材採用は大きな投資となりますので、しっかりと準備することが大切です。「冊子版創業手帳」では、創業期の人材採用ノウハウについて詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ インターンシップ カケハシスカイソリューションズ 中途採用 奄美大島 奄美群島 島おこし 島キャン 採用支援 新卒採用 株式会社 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
起業の仕方サムネイル
起業の仕方を大解剖!初めての素人でも失敗しない起業の6つのステップと手順とは?

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「アプリコット・ベンチャーズ」と「デライト・ベンチャーズ」による社会人向け起業支援プログラム「Springboard 2021」 募集開始
2020年12月24日、株式会社アプリコット・ベンチャーズは、株式会社デライト・ベンチャーズと共に、「Springboard(スプリングボード)2021」を開催し、2020年12月24日(木)から開始…
画像解析と3Dプリンタによるオーダー・メイド・インソールなどの「ジャパンヘルスケア」が1,100万円調達
株式会社ジャパンヘルスケアは、総額約1,100万円の資金調達の実施を発表しました。 AIによる写真解析と3Dプリンタを活用したオーダー・メイド・インソール「HOCO(ホコウ)」を開発しています。 スマ…
音声認識AIを展開する「アーニーMLG」がコールセンター業務の議事録作成を自動化する「YOMEL for コールセンター」をリリース
2022年8月30日、アーニーMLG株式会社は、「YOMEL for コールセンター」を提供開始したことを発表しました。 「YOMEL for コールセンター」は、コールセンター業務におけるコールメモ…
VTuberのプロデュースを行うIP事業やバーチャル学園都市「MEキャンパス」の運営などを手がける「Brave group」が19.9億円調達
2023年8月23日、株式会社Brave groupは、総額19億9,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Brave groupは、Virtual esportsプロジェクト「ぶいすぽ…
ビジネスニュースをAIによって分類して届ける「Anews」などを展開する「ストックマーク」が11億円調達
2022年8月9日、ストックマーク株式会社は、総額11億円の資金調達を実施したことを発表しました。 ストックマークは、ナレッジシェア推進サービス「Anews」と、世界中のビジネスニュースをもとにAIが…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集