注目のスタートアップ

保険証券登録済みの加入保険一元管理アプリ「保険簿」運営の「IB」が1億円超調達

company

2020年8月27日、株式会社IBは、総額1億円超の資金調達を実施したことを発表しました。

コンシューマー向けの加入保険情報管理アプリ「保険簿」を運営しています。

保険書類をスマートフォンで撮影することで加入している保険の情報を自動でデータ化し、請求できる保険をレコメンドしたり、家族と加入保険情報を共有したりできます。

今回の資金は、開発人材・幹部人材の採用の強化に充当されます。

日本人の民間の生命保険の加入率だけでも、2019年は82.1%と、ほとんどの人が加入していることがわかります。

しかし多くの人はどのような保険に加入していて、どのような保障を受けられるかをきちんと把握しておらず、請求漏れが発生しています。また、請求の手続き自体も面倒のため、請求をしないという人もいます。

また、保険業界では、ノルマ主義や、保険金の不払い事件などが問題となっており、体質の改善のため2016年に保険業法が改正され、保険商品の販売ルールが厳格になりました。

これにより、保険業界は生き残りのために顧客ファーストなっていくことが考えられます。そのような保険業界と顧客をつなぐのが「保険簿」のようなアプリでしょう。

法人においても保険に加入をすることがあると思います。最善の保険やプランなどを自身だけで決めるのは難しいため、専門家に依頼するとよいでしょう。「冊子版創業手帳」では、社労士などの専門家と契約する方法や、活用法などを解説しています。また、創業手帳の無料会員向けに、専門家を無料で紹介していますので、こちらもご活用ください。

カテゴリ 有望企業
関連タグ IB InsurTech インシュアテック 保険 保険簿 株式会社 管理 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
NPO法人設立サムネイル
【2025年最新】NPO法人の設立ガイド|費用・条件・手順を徹底解説
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説
法人成りとは?個人事業主が法人化するメリット・デメリットや手続きを徹底解説!

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

ノーコードのデータ分析ツール「Morph」などを提供する「Queue」が資金調達
2024年12月16日、株式会社Queueは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、米国のBasisTechです。 今回の資金調達により、累計調達額は1.7億円となりました。 Queueは…
有用化合物のバイオ生産を可能にする情報基盤を開発する「digzyme」が3,000万円調達
2020年5月29日、株式会社digzymeは、総額約3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 生命科学研究のビッグデータ解析によって有用化合物の新規バイオ生産開発を可能とする情報基盤を…
買取比較サイト「ヒカカク!」やコレクター向けフリマアプリ「magi」などを手がける「ジラフ」が累計13億円調達
2023年8月1日、株式会社ジラフは、累計約13億円の資金調達を実施したことを発表しました。 第三者割当および借入によりシリーズDラウンドとして2023年3月に2ndクローズ、2023年7月に3rdク…
Web3ゲームやプラットフォーム事業を手がける「Mint Town」が「NTTドコモ・ベンチャーズ」から資金調達
2024年2月22日、株式会社Mint Townは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、株式会社NTTドコモ・ベンチャーズです。 Mint Townは、株式会社BLOCKSMITH&Co…
オンライン薬局「minacolor」運営の「ミナカラ」が3億円調達
2020年8月24日、株式会社ミナカラは、総額3億円の資金調達を実施したことを発表しました。 ユーザーが正しい知識とともに医薬品を購入できるオンライン薬局「minacolor(ミナカラ)」を運営してい…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集