補助金・助成金：「令和7年度二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金（地域共生型廃棄物発電等導入促進事業（うちPCBに汚染された変圧器の高効率化によるCO2削減推進事業））の一次公募について」

補助金・助成金
全国
募集期間2025年05月20日～2025年07月31日
環境省
高効率変圧器の導入によるエネルギー起源CO2の排出削減、交換により発生するPCB廃棄物の早期処理による災害時の環境汚染リスク低減等の政策目的の同時達成を図るため、変圧器のPCB含有の有無の調査及びPCBに汚染された変圧器の高効率変圧器への交換（リースによる導入も対象）に要する費用の一部を補助します。

公募実施期間：令和7年5月20日（火）～同年7月31日（木）15時必着


PCBに汚染された変圧器の調査やその交換に補助制度があります！

PCB（ポリ塩化ビフェニル）は油状の化学物質で、水に溶けにくく、沸点が高く、熱で分解しにくい、燃えにくい、電気絶縁性が高いといった特性を持っています。これらの特徴から、かつては電気機器の絶縁油や熱交換器の熱媒体、ノンカーボン紙など、さまざまな用途で広く使用されていました。

しかし、脂肪に溶けやすいという性質があるため、長期的に摂取すると体内に蓄積し、健康被害を引き起こすことが明らかになり、1972年には製造が中止されました。

PCBが使用されていた代表的な電気機器には、変圧器、コンデンサー、安定器などがあります。これらの機器は現在も社会の中に残されており、調査、交換、適切な廃棄が求められています。

「二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金（地域共生型廃棄物発電等導入促進事業（うちPCBに汚染された変圧器の高効率化によるCO2削減推進事業））」は、こうしたPCBを含む機器の調査や、高効率な変圧器への交換に取り組む事業者を支援する制度です。

高効率変圧器はエネルギーの無駄を減らすことができ、省エネと脱炭素の両面からも有効であるため、機器の更新によって環境負荷の軽減と安全性の向上の両立が図られます。
令和7年度二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金（地域共生型廃棄物発電等導入促進事業（うちPCBに汚染された変圧器の高効率化によるCO2削減推進事業））の一次公募について

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