GMOあおぞらネット銀行の担当者に聞いてみた「法人口座開設の審査のポイントとは?」
経営者にオススメのGMOあおぞらネット銀行、法人口座開設のポイント教えます
あおぞら銀行とGMOインターネットグループの共同出資により、2018年に新たな形態のインターネット銀行としてスタートを切ったGMOあおぞらネット銀行。経営者にとって魅力的なサービスを数多く展開しており、法人口座を開設するにはオススメの銀行ですが、どのような手順を踏めば審査が進みやすいのでしょうか。担当者に「法人口座開設の審査のポイント」を聞いてみました。
この記事の目次
GMOあおぞらネット銀行の4大メリット
GMOあおぞらネット銀行の法人口座には、経営者に嬉しい4つの特徴があります。口座開設の前にその内容を紹介しましょう。
メリット1 振込手数料が安い
GMOあおぞらネット銀行の法人口座は、振込手数料がおトク。GMOあおぞらネット銀行宛ては無料、他行宛ての場合でも振込金額にかかわらず一律145円(税込)とリーズナブルな手数料のため、日々の経費削減につながります。さらに設立1年未満のお客さまは、他行宛て振込手数料が毎月20回無料になる特典があります。
メリット2 ビジネスデビットカードで最大1%キャッシュバック
口座開設にあたり、クレジットカードと同じように使えるビジネスデビットが審査不要で作れます。利用金額の最大1%(※)がキャッシュバックされるので、使えば使うほどおトク。即時引き落としなので、経費の管理も簡単に。
※税金や公共料金など一部キャッシュバック率が異なる利用先がございます。詳細はGMOあおぞらネット銀行のwebサイトでご確認ください。
メリット3 24時間365日ネットバンキングが利用可能
口座の開設は来店せずにスマホやPCからお申込みできますし、開設後も専用アプリやPCから24時間365日(システムメンテナンス時を除く)いつでも残高照会や振込手続きを行える点も魅力です。
メリット4 Pay-easy(ペイジー)での支払いや日本政策金融公庫の口座振替に対応
Pay-easy(ペイジー)による社会保険料や税金の支払いが可能で、2023年4月3日より、インターネット専業銀行として初めてダイレクト納付にも対応しています。
また、日本政策金融公庫の借入金返済や中小企業基盤整備機構の小規模企業共済の掛け金の引き落とし口座にご利用いただけます。オンラインで即時に口座振替の申込登録が完了します。
※小規模企業共済のお手続きでは口座登録後に資格審査があります。
口座開設手続きの流れは?
下記3つのSTEPで口座お申込みいただけます。
STEP1 口座開設お申込みフォームの入力
STEP2 法人口座開設ナビにログインし、事業内容の入力と必要な書類を提出
STEP3 GMOあおぞらネット銀行からの郵送物の受け取りと初期設定をしてご利用開始
- 口座開設時に必要な書類
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・書類① 事業内容が確認できる書類
(書類② 法人住所が補完できる書類 ※該当する場合のみ)<セルフィー動画での本人確認ができない場合>
・書類③ 取引責任者さまの本人確認できる書類
・書類④ 取引責任者さまへの権限委任状とその確認書類
(代表者さまと取引責任者さまが異なる場合のみ。同一の場合は不要)
>詳しいご利用までの流れはこちら
担当者に審査のポイントと気になることを聞いてみた
GMOあおぞらネット銀行の担当者に、口座開設時に特に気になる8つのことを教えていただきました。
POINT 01 事業内容が確認できる書類がポイント
A1.当社では「口座開設書類チェックリスト」という書類提出時にご注意いただきたい事項のポイントをまとめたPDFをお申込み時に印刷できるようにしております。必要書類を揃える際はそのチェックリストの注意事項を参考にしていただけると、不備となる可能性が少なくなると思います。なお、ご提出いただいた書類はすべて目を通して総合的に判断しておりますので、どの書類を重視ということはありません。
しかし、不備が一番多いのは「事業内容が確認できる書類」です。当社では、提出書類で以下の3点を確認させていただきます。
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①登記上の会社名・所在地の記載
②事業または取扱商品の具体的な内容(価格、購入方法、サービスの流れなど)
③現在、実際に事業活動が行われていること
上記の項目が曖昧でしっかり把握できない場合は、追加で資料の提出等をお願いする場合があります。
当社が「事業内容が確認できる書類」としてご提出をお願いしているものを不備なくお送りいただくことが、結果としてスムーズな口座開設につながります。
例えば、ホームぺージのURLを「事業内容が確認できる書類」としてお送りいただくことが多いのですが、コンテンツが少ない簡易なホームぺージですと、具体的な事業内容や事業活動の状況が分かりません。また、自社発行の請求書をお送りいただいた場合、自社作成で客観性がないため、確認資料として十分とは言えません。何のサービスに対する請求なのかが記載されておらず、結果としてサービス内容が分からない、というのもよくある不備理由です。
ホームページや自社発行の請求書でも受付は可能ですが、第三者である審査担当者が見ても上記の3点が確認できることが重要です。そのため、できるだけ取引先と交わした書面等の客観性があるものを「事業内容が確認できる書類」としてご提出をお願いしています。個人事業主から法人成りしたばかり等、法人として実績がまだ十分にない場合でも、個人事業主としてサービスを提供した実績をご提出いただくことで、総合的に判断させていただいております。ただし、その場合も複数の書類を組み合わせてご提出いただく方が、不備となる可能性は低くなります。
POINT 02 事業内容が確認できる書類は対外的に使用しているものがベスト
A2.どの書類が一番有利ということはありませんが、法人様自身で簡単に書き換え可能な事業計画書、自社発行の請求書等より、営業ツールとして対外的に使用しているであろう会社案内パンフレットやホームページ(コンテンツが一定程度充実しているもの)、他社との契約書等、他社発行の請求書等をご提出いただいた方が、審査がしやすくなります。
POINT 03 固定電話はなくてもOK
A3.当社では設立間もない会社様で数名規模の法人様にも口座開設をしていただいております。そのような法人の場合、オフィスに固定電話を持たず携帯電話のみということも珍しいことではありませんので、口座開設については固定電話を必須とはしておりません。
POINT 04 事業実態を伴っていれば登記住所はバーチャルオフィスでもOK
A4.はい、可能です。転送不要の簡易書留郵便が受け取れることが必要ですので、郵便物をお受け取りいただけない場合は、口座の利用制限や解約をさせていただきますのでご注意ください。
POINT 05 資本金の額は審査とは無関係
A5.資本金の大小が口座開設審査に影響することはありません。
POINT 06 提出書類の不備が結果的に口座開設に至らないケースも
A6.審査が通らない方は、ご提出いただいた書類の不備のやりとりが続き、結果として口座開設に至らないことが多いです。「事業内容が確認できる書類」を出したくない、適切なものがないという理由で送られてこないケースがありますが、不備のやりとりを何度も繰り返し、結果として口座開設ができなかったり、開設できても長い時間を要してしまいます。
POINT 07 再度お申込みすることは可能
A7.前回審査が不可だったという理由で、再度お申込みをお断りするということはありません。前回の不可事由も参考としますが、改めて審査をして口座開設可否を判断することになります。
POINT 08 必要書類を補完する提出書類があれば尚良し
A8.ご準備いただいた書類では説明が足りないかも、とご不安に思われる場合は、必要書類として当社からご案内しているものにプラスして、事業準備にかかるメールやSNS上でのやり取りの履歴や、収益や売上が確認できるシステム管理画面のスクリーンショットを撮影していただき、提出書類を補完するデータとしてご提出いただきますと、私共もその点を考慮し、審査を進めるようにいたします。
創業期こそ、ポイントを押さえてスムーズに口座開設を
審査のポイントさえ押さえておけば、すぐに口座開設を行えるGMOあおぞらネット銀行。創業期という多忙を極めるタイミングだからこそ、今回紹介したポイントに気をつけてスムーズに口座開設を行いたいですね。
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※本記事は一例であり、実際の審査結果を保証するものではありません。