最短即日開設も!法人口座の開設が早い銀行はどこ?審査のポイントも解説
最速で法人口座を開設したいならネット銀行がおすすめ。メリットやデメリット、メガバンクとの違いは?
新しくビジネスを始める際、法人口座の開設が必要となるでしょう。しかし、多くの方が躓くのが、大手銀行の手続きの長さと審査の難しさです。
そこで注目されるのがネット銀行です。スピーディーな口座開設手続きと、手数料の安さが大きな魅力となっています。特に、スタートアップや中小企業の方々には、ネット銀行の方が適している場合も多いでしょう。
この記事ではネット銀行での法人口座開設のメリットやデメリット、そしておすすめのネット銀行について詳しくご紹介いたします。
※この記事を書いている「創業手帳」ではさらに充実した情報を分厚い「創業手帳・印刷版」でも解説しています。無料でもらえるので取り寄せしてみてください
この記事の目次
法人口座の即日開設が可能なネット銀行の特徴
ネット銀行は、オンラインを主体とする銀行です。物理的な店舗を持たないことから、維持費や人件費を大幅に削減し、顧客に向けたサービスの質を高めています。
特に、システムの最適化が進められており、これによって法人口座の開設スピードが格段に速くなっています。
従来のメガバンクや地方銀行では、必要書類の提出や審査、そして口座開設までの過程が長く、一ヶ月近くかかることも少なくありませんでした。しかし、ネット銀行の場合、この過程が大幅に短縮され、最短即日での口座開設すらも可能です。
従来の銀行での法人口座開設は、必要書類の郵送や店舗での直接手続きなど、物理的な動きが多く必要でした。平日の日中という限られた時間内に銀行に赴き、順番待ちなど、時間拘束が多く、すぐにビジネスを始めたい起業家にとって大きなネックとなっていました。
それがネット銀行では、全ての手続きを24時間365日いつでもオンライン上で完結させることが可能になりました。書類の提出もデジタルで、独自のシステムによって処理されることから審査のフィードバックもメールやアプリでスピーディーに受け取ることができます。忙しい起業家にとって、時間や場所を選ばず迅速に手続きを進めることができるのは大きなメリットでしょう。
また、申込から審査、口座開設までの流れがスムーズでわかりやすいのも大きな特徴です。
従来の銀行では必要な書類や手続きが煩雑で書類の不備から審査に通らないということもありましたが、ネット銀行では使いやすいインターフェースが配慮されており、初めての口座開設でも迷いなく手続きを終えることができます。書類の不備が起こりにくいユーザーフレンドリーなシステム設計は、ネット銀行ならではの特徴です。
メガバンクよりネット銀行のほうが開設スピードが早い
銀行口座を開設する際、選択の決め手となる要素の一つが「速さ」です。特にビジネスの世界では、待つ時間が機会損失を意味することも少なくありません。ここで、メガバンクとネット銀行の開設スピードを比較すると、顕著な差が見受けられます。
従来のメガバンクは、多岐にわたる顧客層とその規模を背景に、審査プロセスや手続きが煩雑となってしまっていました。具体的には、各書類の確認や対面での面談、そして各部署での審査など、数週間待つのが当然となっているケースが多いのです。
しかし、ネット銀行はこのプロセスを大幅にシンプル化しています。対面での手続きを取り除き、システムを一元化しているため、スピード感が非常に高いのが特徴です。具体的には、最短で即日開設が可能となっているのですから従来の銀行との差は一目瞭然でしょう。メガバンクが数週間を要する中、ネット銀行は数日、あるいはそれ以下での口座開設を実現しています。
このようなスピード感は、急なビジネスチャンスや事業展開を考える企業や個人にとって、理想的とも言えるでしょう。
最速で法人口座を開設できる銀行TOP5
スピーディーに法人口座を開設したい企業や起業家にとって、ネット銀行はベストな選択肢と言えます。何故なら、物理的な手続きがほとんど不要で、オンラインを中心とした迅速な処理が行われるためです。具体的には、多くのネット銀行で、即日から数週間以内に口座開設が完了します。
GMOあおぞらネット銀行:最短即日開設
「GMOあおぞらネット銀行」は、あおぞら銀行グループが運営するオンライン専門の銀行です。
GMOあおぞらネット銀行の魅力は、最短即日で可能な口座開設だけではありません。商品やサービスの利用状況に応じて最大20回/月の手数料が無料になる特典があることも大きなメリットです。ATM出金手数料や他行宛ての振込手数料も無料とすることができるので、これによりお得に取引を進めることができます。
24時間365日、スマートフォンやパソコンから手続きを行うことができるのは、ネット銀行ならではの利点です。さらに、セブン銀行、イオン銀行、ゆうちょ銀行のATMにも対応しているので、どの地域にお住まいであってもアクセスしやすいでしょう。
法人口座開設日数 | 最短即日 |
法人口座ATM利用手数料 | 110円、振込料金とくとく会員は出金のみ月5回まで0円 |
法人口座振込手数料 | 同行宛:無料、他行宛:通常145円、振込料金とくとく会員129円、設立月から12ヶ月間は月20回無料 |
法人口座ネットバンキング利用可能時間 | 24時間 |
法人口座振込限度額 | 1億円 |
法人口座ネットバンキング月額利用料 | 無料 |
NEOBANK 住信SBIネット銀行:最短翌営業日開設
「住信SBIネット銀行」は、累計600万口座とアプリダウンロード数400万を記録する人気のネット銀行です。
特にアプリの使い勝手が良く、アクセスしやすいだけではなく、手数料の削減や振込などの取引のリアルタイム確認が可能となるなど、数々のメリットが受けられます。法人口座の開設は最短で翌営業日に開設が可能であり、スピーディーにに口座を開きたいと考える方に最適です。
さらに、最大で10個の目的別口座を作成することができるので、資金を分けて効率的に管理したい方にも魅力的です。
コスト削減を求める方や、銀行取引の詳細を随時確認したい方に、住信SBIネット銀行は特におすすめできるでしょう。
法人口座開設日数 | 最短翌営業日 |
法人口座ATM利用手数料 | 110円 |
法人口座振込手数料 | 同行宛:0円、他行宛:145円、振込優遇プログラムで振込件数に応じて最安130円 |
法人口座ネットバンキング利用可能時間 | 24時間 |
法人口座振込限度額 | 1億円 |
法人口座ネットバンキング月額利用料 | 無料 |
PayPay銀行:最短3日~10日程度約2週間で開設
「PayPay銀行」は三井住友銀行と電子マネーPayPayを運営しているZホールディングスグループのネット銀行で、安心して利用することができるネット銀行の一つです。
法人口座の月額使用料が無料という強みがあり、振込も毎月1回までなら振込手数料0円で行えます。
また、「Pay-easy」を活用すると公共料金や税金などの支払いをネット上で済ませることができるので、時間に追われている起業家にとってとても役に立ちます。
PayPayとの連携が可能で、期間限定のキャンペーンや常設の特典が多数用意されているため、お得に口座開設をしたい方やPayPayユーザーの方にはおすすめのネット銀行です。
法人口座開設日数 | 最短3日~10日程度 |
法人口座ATM利用手数料 | 毎月1回目は無料、2回目以降は3万円以上:無料、3万円未満:165円(ゆうちょ銀行:330円) |
法人口座振込手数料 | 同行宛:55円、他行宛:160円 |
法人口座ネットバンキング利用可能時間 | 24時間 |
法人口座振込限度額 | 1億円 |
法人口座ネットバンキング月額利用料 | 無料 |
三井住友銀行「Web21」:~1ヶ月程度で開設
三井住友銀行は実店舗を持つ大手銀行ですが、法人用のインターネットバンキング「Web21」というものがあります。
Web21は三井住友銀行の法人口座を開設することで使えるサービスで、法人口座の開設も実店舗を訪れる必要はなく、全てインターネット上で完結可能です。
申し込んだらパソコンやスマホアプリからいつでも口座にアクセスができるので、とても便利です。
口座開設にやや時間がかかりますが、その代わり三井住友銀行の安心のセキュリティを利用できるのは好印象です。
法人口座開設日数 | 最短2週間~1ヶ月程度 |
法人口座ATM利用手数料 | 110円~ |
法人口座振込手数料 | 同一店宛(ライト):無料、同一店宛(ライト除く):110円(3万円未満)/220円(3万円以上)、本支店宛(ライト):無料、本支店宛(ライト除く):220円(3万円未満)/440円(3万円以上)、他行宛(ライト):165円(3万円未満)/330円(3万円以上)、他行宛(ライト除く):495円(3万円未満)/660円(3万円以上) |
法人口座ネットバンキング利用可能時間 | 月~土曜日・祝日:24時間(※2:00~4:00を除く)、日曜日:0:00~19:00※サービスによって利用時間の変更あり |
法人口座振込限度額 | ライトタイプは300万、その他タイプは設定可能 |
法人口座ネットバンキング月額利用料 | 無料~ |
楽天銀行:最短2週間で開設
楽天銀行は、楽天グループ株式会社の子会社である楽天銀行株式会社が運営するネット銀行です。
楽天ポイントを活用したいいわゆる「楽天経済圏」の個人ユーザーの利用が目立ちますが、法人口座の開設も可能です。
楽天銀行も開設手数料や月額使用料が無料であり、当行宛ての振込手数料も低額であるため、低コストで法人口座を運用したい方におすすめできます。
複数の口座を同時に申し込んでも良いので(最大20口座まで持つことができます)事業別や部門別に法人口座を使い分けてキャッシュフローを可視化したい法人経営者には特に重宝されるネット銀行でしょう。
法人口座開設日数 | 最短2週間 |
法人口座ATM利用手数料 | 220円~ |
法人口座振込手数料 | 同行宛:52円、他行宛:150円(3万円未満)/229円(3万円以上) |
法人口座ネットバンキング利用可能時間 | 24時間 |
法人口座振込限度額 | 99億円 |
法人口座ネットバンキング月額利用料 | 無料 |
法人口座の開設をスムーズにするためのポイント
法人の銀行口座を開設する際、多くの人が手続きの煩雑さや審査の待ち時間に頭を悩ませます。しかし、この開設手続きをスムーズに進めるためのポイントがあります。それは「事前の準備」と「適切な銀行選び」の2点です。
まず、「事前の準備」ですが、銀行が審査のために求める書類や条件が揃っているかを確認します。これがきちんと揃っている場合、審査がスムーズに進む反面、不備や欠落があると、再提出の手間や審査が長引くリスクが生まれてしまいます。
これを避けるためには、事前に必要書類のリストアップを行い、必要な情報や書類を整えておくことが大切です。
次に「適切な銀行選び」ですが、全ての銀行が同じ条件や基準で口座開設の審査を行っているわけではありません。そのため、それぞれの銀行の審査基準をしっかりとチェックし、自社の事業内容や規模に最も適した銀行を選ぶことが、開設をスムーズに行うために重要です。
「事前の準備」と「適切な銀行選び」をしっかりと行うことで、スピーディーに法人口座を開設することができるでしょう。
事前の準備:必要な書類を揃えるためのチェックポイント
銀行口座の開設は、思ったよりも細かい手続きや書類が求められることが多いです。特に法人の場合、個人とは異なる書類の提出が要求されるため、準備には特に注意が必要です。以下に、その際のチェックポイントを3つ挙げました。
- 必要な書類を揃えるためのチェックポイント!
-
- 1:基本的な書類の確認:定款、役員リスト、事業内容の説明書など、銀行から指定される基本的な書類が全て揃っているか確認します。
- 2:書類の詳細確認:各書類の有効期限や発行日、そして内容の正確さを再確認しましょう。特に期限付きの書類には注意が必要です。
- 3:印鑑の確認:法人用の印鑑が必要な場合、その印鑑がしっかりと押印されているか、また、銀行が求める形式に沿っているかを確認します。
これらのチェックポイントを確認して書類を準備することで、口座開設手続きの遅延や再提出の手間を減らし、スムーズに手続きが行えます。
必要な書類について
オンラインで完結して法人口座開設手続きを行うためには、それぞれの銀行ごとに必要な書類が異なります。
例としてPayPay銀行の口座開設手続きに必要な書類を以下に挙げます。
・取引担当者の本人確認資料(運転免許証のコピーやマイナンバーカードのコピーなど)
・会社実態の確認資料(法人設立届出書(控)や青色申告承認申請書(控)などのコピーなど)
・事業内容の確認資料(各行政機関発行の許認可証)
コピーで充分な書類もあれば、捺印が無ければ無効な書類もあり、発行後○ヶ月以内のものと指定されているものもあり、不備が生じやすいポイントです。
開設したい銀行に合わせて、事前に必要な書類を調べて用意しておきましょう。
適切な銀行選び:スムーズに審査通過するためのチェックポイント
銀行の口座開設審査は、単に書類が揃っているかだけでなく、事業の信頼性や将来性、返済能力などを詳しく判断されるプロセスです。この審査を円滑に進めるためには、銀行が何を重視しているのかを理解し、それに合わせた準備をすることが不可欠です。
以下、審査をスムーズに進めるためのチェックポイントを3つ紹介します。
- スムーズに審査通過するためのチェックポイント!
-
- 1:銀行の審査基準の理解:各銀行ごとに審査基準や要求する書類が異なるため、事前にその基準を把握しておくことが重要です。
- 2:事業内容の明確化:事業計画書を作成し、事業の目的や将来的な展望、資金の使途などを具体的かつ明確に示すことで、銀行からの信頼を得やすくなります。
- 3:過去の取引履歴の提出:過去の取引履歴や決算書を提出することで、事業の安定性や成長性を証明する材料として役立ちます。
これらのポイントを踏まえ、審査の際に銀行が求める情報を正確かつ速やかに提供することで、審査が素早く、申請が通りやすくなります。
銀行別の審査基準と対策
法人口座を開設する際、各銀行によって審査基準は大きく異なるため、自社にあった銀行選びが大切です。これは、銀行ごとのリスク許容度や、対象とする企業のタイプ、ビジネスモデルの違いから来るものです。
たとえば都市銀行は、その規模と信用力から、大企業や確立されたビジネスモデルを持つ企業を優先的に対象としています。マネーロンダリングのリスク管理や厳格な規制に従う必要があるため、起業したての企業や中小企業では審査には通りにくくなっています。
一方でネット銀行は、実店舗を持たないため、口座開設の手続きはオンラインや郵送で完結するというスピード感が魅力です。
都市銀行や地方銀行と比較して審査が通りやすいとされる一方で、対面での説明機会がないため、書類によるコミュニケーションが重要となります。
必要な書類や事業説明書が不足していると審査に通らない可能性が高いので、事前にしっかりと確認し、完璧に用意しておくことがポイントです。これにより、スムーズかつ迅速に口座開設の手続きを進めることができます。
ネット銀行での法人口座開設のメリットとデメリット
ネット銀行での法人口座は、その手軽さとコストパフォーマンスの高さから多くの事業主に選ばれています。オンライン専業であるため、物理店舗の維持費がかからず、それが低い手数料に反映されています。
特に、ATM手数料の割安さや、24時間365日いつでも取引が可能な柔軟性は大きなメリットです。
しかし、その一方でデメリットも存在します。
物理店舗がないため、窓口でのサービスが受けられないことが挙げられます。これは、特定の取引や相談を店舗で行いたい場合に制約となる可能性があります。また、現金の大量入出金など、一部のサービスにおいても限度がある場合があります。
こういったネット銀行のメリット・デメリットについて、より詳しく見ていきましょう。
ネット銀行の法人口座のメリット
まずはネット銀行の法人口座のメリットについてです。
ネット銀行の法人口座は実店舗の維持コストを気にすることなく、低コストでのサービスを実現しています。
デジタル技術を駆使してオンライン上での手続きがスムーズであり、振込みや口座の確認がいつでもできる点も大きな魅力です。
そういったネット銀行の法人口座のメリットについて、ひとつずつ詳しく見てみましょう。
手数料が安い
ネット銀行の法人口座を利用する第一のメリットは、手数料の安さです。
物理的な店舗を持たないため、店舗維持コストや人件費を大幅に削減することが可能で、そのため利用者へのサービスコストも低く抑えられています。
これにより、たとえば振込手数料が一般の銀行に比べて安価であったり、一部のネット銀行では、条件を満たせば振込手数料が無料となる場合もあります。
これらのコスト削減は、ビジネスの効率化やコストパフォーマンスの向上に直結し、中小企業やスタートアップにとっては特に大きなメリットと言えるでしょう。
原則24時間365日利用可能
ネット銀行の第二のメリットは、原則として24時間365日利用が可能な点です。
物理的な店舗に足を運ぶ必要がなく、インターネット環境さえあれば、いつでもどこでも取引が可能というサービスによりビジネスの現場で柔軟かつ迅速な資金のやり取りを行うことができます。
特に深夜や休日でも振込や残高照会ができるため、時間を気にせずに取引を行いたい起業家やビジネスパーソンには、大変便利なシステムと言えるでしょう。
これは、24時間動いている現代ビジネスのスピード感にマッチした、ネット銀行ならではのメリットです。
オンライン完結の手続きが可能
ネット銀行の第三のメリットは、手続きをオンライン上で完結させられることです。
店舗に出向く必要がなく、オフィスや自宅、移動中でさえも、インターネット環境さえあればさまざまな手続きが可能です。
たとえば、振込や入金などの日常的な金融取引を、ウェブサイトや専用アプリを利用して即座に行えます。これにより、営業時間を気にすることなく、ビジネスのペースに合わせて自由に取引を行える利点があります。
また、資金管理もオンライン上で行えるので、リアルタイムでの資金の動きを把握しやすく、キャッシュフローの最適化や、急な資金ニーズにも迅速に対応することができます。これらのメリットは、ビジネスの効率化だけでなく、経営の透明化とリスク管理にも役立ちます。
ネット銀行の法人口座のデメリット
一方で、ネット銀行の法人口座にはデメリットもあります。
一部のサービスや取引において制約があったり、大量の現金の預け入れや引き出しが難しいなど、ここからはネット銀行の法人口座のデメリットについて具体的に見ていきましょう。
実店舗がない
ネット銀行は実店舗を持たないことでコスト削減を実現していますが、これはメリットもある一方でデメリットにもなります。
窓口でのサービスを受けられないため、口座に関する詳細な相談や現金の大量の取引など、対面でのサービスが必要となる場面で制限を感じることもあるでしょう。
ネット上のQ&Aでは解決しない問題もビジネスにおいてはしばしば起こるため、対面でのサービスを受けられないことは時にデメリットになります。
通帳がない
ネット銀行の法人口座の第二のデメリットとして、通帳がないことが挙げられます。
全ての取引記録がデジタルで管理されるため、紙の通帳を手元に持って取引の履歴を確認するということが基本的にはできません。これにより、取引の履歴をリアルタイムで確認することは簡単になりますが、一部の起業家やビジネスオーナーにとっては、紙の通帳がない不安を抱くケースもあるでしょう。
また、書面での取引履歴の提供は一部の銀行のみであり、即時に紙での履歴を得るのが難しい場合があります。これは、会計処理や記録管理においてネックとなる場合があります。
まとめ:ネット銀行なら急ぎの場合もスムーズに法人口座を開設できる
ネット銀行の法人口座は、特に急いで口座を開設したい場合でもスムーズに開設することができます。
都市銀行よりも審査基準が優しく、低コストでサービスが提供されるため、創業初期の起業家にとっては貴重なパートナーとなることでしょう。煩雑な書類手続きが少なく、スムーズにオンライン上で完結した手続きが行えるため、忙しない現代のビジネス感覚にマッチした選択肢となっています。
GMOあおぞらネット銀行や住信SBIネット銀行など、特に開設スピードが速いネット銀行もあります。法人口座を開設するなら、ネット銀行という選択肢を用意しておくことが、ビジネスにおいて役立つことでしょう。
創業手帳の冊子版(無料)では、こうした創業初期において必要となる情報や、先輩起業家の声などをまとめています。無料で申し込みできますので、ぜひ参考にしてみてください。
創業手帳冊子版は毎月アップデートしており、起業家や経営者の方に今知っておいてほしい最新の情報をお届けしています。無料でお取り寄せ可能となっています。