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2025年4月25日【観光庁】「持続可能な観光の促進に向けた受入環境整備事業」(6/10締切)

国土交通省観光庁は、令和7年度「持続可能な観光の促進に向けた受入環境整備事業」の公募について発表しました。
自然環境・文化等の地域資源の保全・活用やオーバーツーリズムの未然防止に資する整備を行い、地域と旅行者の双方がメリットを享受できる持続可能な観光を促進することを目的とします。
事業内容
・地域資源の保全・活用のための遊歩道やバイオトイレの整備のほか、オーバーツーリズムの未然防止・抑制に向けた混雑状況の可視化に係るシステム整備やマナー啓発のためのコンテンツ制作等を支援
・持続可能な観光推進に係る国際認証等を受けた地域における面的な設備導入等を総合的に支援
補助率
1/2、1/3等
補助対象
地方公共団体、DMO、民間事業者等
公募期間
2025年4月24日(木)~2025年6月10日(火)
私たちが安全で豊かに暮らし、経済活動を続けてこられたのは、地球環境が安定し、恵まれていたからです。
しかし、近代の産業は環境に大きな負荷をかけながら急速に発展してきたため、その影響として地球温暖化の加速や、それに伴う大規模な自然災害の増加、資源の枯渇、生物多様性の損失といった深刻な課題に直面しています。
これからも持続的に事業を行い、日々の生活を続けていくためには、こうした環境の悪化を食い止める取り組みが欠かせません。
観光業は、とくに自然環境や地域の文化資源といったものを大切な財産としています。もし事業によってこれらを損なってしまえば、観光を持続的に成り立たせることは難しくなるでしょう。
また、近年では訪日観光客の急増により、人気の観光地では観光客が集中しすぎて「まち」の機能が低下してしまうなど、いわゆるオーバーツーリズムの問題も浮上しています。
こうした課題に対応し、持続可能な観光の実現を目指す取り組みとして、「持続可能な観光の促進に向けた受入環境整備事業」が進められています。
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