注目のスタートアップ

SaaS・委託先管理プロダクトを展開する「Conoris Technologies」が1.5億円調達

company

2025年1月30日、株式会社Conoris Technologiesは、総額1億5000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

Conoris Technologiesは、委託先企業の審査やクラウドサービス事業者のセキュリティチェックの合理化支援ソリューション「Conoris」シリーズを手がけています。

2025年1月現在、以下のプロダクトを提供しています。

・Webサービス(クラウドサービス)のリスク評価・運用管理ソリューション「Conoris」
・外部委託先管理(VRM:ベンダーリスクマネジメント)の支援ソリューション「Conoris BP」
・委託先調査・セキュリティチェックシートの入力や生成AIによる回答生成によって回答から管理までを効率化するソリューション「Conoris Answer」

「Conoris」は、クラウドサービスをはじめとする各種ITサービスのセキュリティチェックと利用管理業務の一元管理を実現するサービスです。入力・チェック工数の削減、ガバナンス・運用強化などに貢献しています。


デジタル化・DXは企業の競争力を強化するための重要な施策です。

そして、クラウドサービス・SaaSはデジタル化・DXを進める上で重要な立場を担っています。

しかしながら、クラウドサービスの利用・導入にあたっては、複数サービス導入による煩雑な管理、セキュリティ、既存システムからの移行、ひとつのサービスへの依存などの課題があります。

たとえば、クラウドサービスはオンプレミス環境と比較して外部からのアクセスリスクが高まる可能性があります。また、セキュリティ対策がサービスプロバイダーに依存する部分も大きいことから、サービスの選定・導入の際にはしっかりとセキュリティチェックを実施することも必要です。

Conoris Technologiesはこのクラウドサービスの利用・導入にあたって必要となるセキュリティ対策や、チェック、管理などを効率化・強化するソリューション「Conoris」シリーズを手がけています。

適切なセキュリティの構築ができず顧客や社会に損害を与えてしまうと大きな損失となるため、セキュリティ対策はコストと捉えるのではなく、事業活動・成長に必須のものと位置づけ、投資と捉えることが重要だと経済産業省は示しています。「冊子版創業手帳」では、ICTの専門家にインタビューを行い、創業期に実施できるセキュリティ対策について詳しく伺っています。

また、強固なセキュリティ体制を構築するには資金調達も重要です。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウについて詳しく開設しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoB Conoris Conoris Answer Conoris BP Conoris Technologies SaaS VRM Webサービス ガバナンス クラウドサービス セキュリティ セキュリティ対策 チェック チェックシート プロダクト プロバイダー リスク リスクマネジメント 委託 審査 株式会社 管理 評価 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年版】補助金・助成金を活用しよう!起業・創業・開業に役立つ15選の制度
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!
一般社団法人設立サムネイル
「一般社団法人」設立ガイド|手続きの流れ・必要書類・メリット・費用など

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

AIが会話からカルテ原稿を自動生成する診療支援ツール「medimo」を展開する「Pleap」が1.5億円調達
2025年1月28日、株式会社Pleapは、総額1億5000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Pleapは、医療従事者と患者の会話からAIがカルテ原稿を自動生成する診療支援ツール「medi…
オンラインアシスタントサービス「フジ子さん」を運営する「フジア」が3.35億円調達
2022年8月2日、フジア株式会社は、総額3億3,500万円の資金調達を実施しました。 フジアは、オンラインアシスタントサービス「フジ子さん」を運営しています。 企業のバックオフィス業務を、必要なとき…
タクシー配車アプリを展開する「GO」が資金調達
2023年10月27日、GO株式会社は、フィデリティ・インターナショナルおよび両備グループの岡山交通株式会社を割当先とする第三者割当増資による資金調達を決議したことを発表しました。 GOは、タクシー配…
アフリカの未電化・未電波地域に電気・通信を届ける「TUMIQUI」を展開する「シュークルキューブジャポン」が資金調達
2022年6月30日、株式会社シュークルキューブジャポンは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、関西電力グループのコーポレートベンチャーキャピタル・合同会社K4 Venturesと、シブ…
国産食用コオロギの量産化を目指す「グリラス」が2.3億円調達
2020年12月23日、株式会社グリラスは、総額2億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 昆虫研究をリードする徳島大学の知見を基礎として、2019年5月に設立されました。 動物性タン…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集