注目のスタートアップ

AIを活用したWeb接客ソリューション「WhatYa」を提供する「空色」が「コマースOneホールディングス」と資本業務提携

company

2023年2月14日、株式会社空色は、株式会社コマースOneホールディングスを引受先とする第三者割当増資を実施し、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。

空色は、AIを活用したWeb接客ソリューション「WhatYa」を開発・提供しています。

シナリオベースのAIチャットボットと有人オペレーターによるチャット対応を顧客ごとに最適に振り分け、Webサイト上での積極的な接客による購買機会を創出するハイブリッドチャットサービスです。

コマースOneホールディングスは、SaaS型ECサイト構築プラットフォーム「futureshop」や、販売管理・在庫管理システム「通販する蔵」などを展開しています。

今回の提携により、AIによる自然言語処理技術を活かし、変化する消費者の購買行動を捉えたEC事業者へのコミュニケーションの支援をより進化・加速させます。


AIチャットボットとは、AIを搭載した会話プログラムがチャットによって顧客が必要とする情報を提供したり手続きを行ったりするサービスです。

24時間365日稼働できるため、営業時間外であっても顧客対応が実現できるほか、顧客対応の効率化・省人化・自動化を実現できるため、ECだけでなくさまざまな領域で利用されるようになっています。

またチャットボットを導入することで顧客データを収集できることから、データドリブンな経営やマーケティングにも活用できます。

ECにおいてチャットボットを導入する目的はいくつかあります。

そのひとつに、ユーザーの離脱を減らしCVRを向上させるという目的があります。

ECでは商品をカートに入れたにもかかわらず購入に至らないというユーザーがいます。これはカゴ落ちやカート離脱と呼ばれており、平均で約70%ほどのユーザーが離脱しているというデータが出ています。

カゴ落ちの理由には、送料・手数料が高い、決済手段が限られている、アカウント登録が必要、合計金額が想定より高いなどさまざまな理由があります。

チャットボットを導入することで、こうしたユーザーをフォローし離脱を減らすことが可能となります。

顧客満足度の向上が重要視されている中、営業・カスタマーサポートの重要性がさらに高まっています。質の高い営業・カスタマーサポートを提供するためには専用のツールやシステムの導入が有効です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、業務を効率化・最大化させるためのシステムの導入について詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ AI EC eコマース futureshop Web接客 WhatYa コマースOneホールディングス ソリューション チャット チャットボット フューチャーショップ 株式会社 活用 空色 資本業務提携
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

アフリカの未電化・未電波地域に電気・通信を届ける「TUMIQUI」を展開する「シュークルキューブジャポン」が資金調達
2022年6月30日、株式会社シュークルキューブジャポンは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、関西電力グループのコーポレートベンチャーキャピタル・合同会社K4 Venturesと、シブ…
AIでウェブサイト分析「AIアナリスト」の提供元が5.6億円調達
2018年12月12日、株式会社WACULは、総額5億6,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、引受先の1社である、株式会社リコーとは協業契約を締結しました。 SaaS型のWebマ…
部屋探しプラットフォーム「カナリー」運営の「BlueAge」が「Yahoo!不動産」と業務提携を拡大 賃貸物件情報掲載における連携を開始
2022年2月21日、株式会社BluAgeは、ヤフー株式会社が提供する「Yahoo!不動産」との業務提携を拡大したことを発表しました。 BluAgeは、お部屋探しプラットフォーム「カナリー(CANAR…
ゲーム情報メディアやeスポーツ事業を展開する「GameWith」が「アルテリア・ネットワークス」「デジタルハーツホールディングス」と資本業務提携
2022年6月24日、株式会社GameWithは、アルテリア・ネットワークス株式会社、株式会社デジタルハーツホールディングスとの間で、それぞれ資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 GameW…
生成AIに関するコンサルティングからシステム開発までを一気通貫で提供する「GenerativeX」が1.2億円調達
2024年4月3日、株式会社GenerativeXは、総額1億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 GenerativeXは、生成AIに関するコンサルティングからシステム開発までを一…

大久保の視点

国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
「JX Live! 2024」JX Awards大賞はNYでイチゴが大ヒットの古賀大貴さん(Oishii Farm 代表)
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
(2024/10/9)
「スタートアップワールドカップ2024」世界決勝を現地速報!優勝はEarthgrid(米代表・プラズマでトンネル掘削)
2024年10月4日、世界最大級のビジネスピッチコンテスト「スタートアップワールドカップ(SWC)2024」の世界決勝戦が、米国・シリコンバレーで開催されま…
(2024/10/5)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集