創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2022年8月1日和牛受精卵の⽣産・販売・移植・技術開発を手掛ける「ノースブル」が資金調達

2022年7月29日、株式会社ノースブルは、資金調達を実施したことを発表しました。
ノースブルは、和牛受精卵の⽣産・販売・移植・技術開発を展開しています。
和⽜の受精卵の買い取り・生産、乳牛への移植・販売までを一貫して行っています。
今回の資金は、牛受精卵の専門家の育成、さならる販路拡大に向けた生産体制の確保に充当します。
—
国内の畜産・酪農業界は、高齢化の進行や飼料価格や生産資材の高騰の影響により、和牛の仔牛を生産する繁殖農家が減少しているという課題を抱えています。
近年は大規模経営の推進によって飼養頭数自体は減少していないのですが、海外からの需要などもあり生産が追いついていない状況にあります。
そこでノースブルが手掛けているような、和牛受精卵の生産・移植事業が注目されています。
和牛の受精卵の移植とは、優秀な母牛にホルモン処置を行うことで多数の受精卵を採取し、これを乳牛に移植して和牛を出産するというものです。
より優秀な血統の和牛をより多く生産するための技術であり、1990年以降、和牛受精卵移植による生産が行われています。
一方で、受精卵移植技術は、受精卵の採取、受精卵の凍結・保存、牛の発情同期化、受精卵の移植といった、複数の高度な技術を必要とします。
そのため受精卵移植を行える組織・人材が限られており、大きな普及には至っていません。
ノースブルは、和牛受精卵移植技術の普及に向けて、専門家の育成などに取り組んでいます。
テクノロジーの大幅な進展により、さまざまな業界で業務の高度化が進んでいます。そのため企業の成長には専門的な技術を身につけた人材の採用が重要となります。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期の人材採用のノウハウについて詳しく解説しています。
| カテゴリ | 有望企業 |
|---|---|
| 関連タグ | ウシ ノースブル 受精卵 和牛 技術 株式会社 生産 畜産 移植 資金調達 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2020年10月19日、株式会社KOSKAは、総額2億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、「GenKan」の正式版のリリースも併せて発表しました。 KOSKAが提供する「Ge…
2023年2月17日、株式会社Cake.jpは、「Sweecho(スイーチョ)」を2023年2月17日(金)より開始することを発表しました。 「Sweecho」は、スイーツのサブスクリプションサービス…
Tanaakk株式会社は、icuco株式会社の普通株式による第三者割当を運営する「HITSERIESファンド」の第1号案件として2022年6月2日付で引き受けたことを発表しました。 icucoは、午睡…
2020年12月4日、株式会社showcaseは、総額1,800万円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、おうちフィットネス・アプリ「zeehaa(ゼーハー)」を正式リリースしたことも併せて…
2024年4月15日、株式会社SEPTAは、株式会社クラウドワークスのとの資本提携および金融機関からの資金調達により、総額1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 SEPTAは、フリーコンサルタ…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…

