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2021年11月5日指輪型ヘルスケアデバイスを開発する「Amos」が1億円調達

2021年11月5日、Amos株式会社は、総額1億円の資金調達を実施したことを発表しました。
血中酸素飽和度・心拍などの生体情報や、加速度センサー・ジャイロセンサーによる運動情報を連続的に取得可能な指輪型のウェアラブルデバイス(スマートリング)を開発しています。
専用アプリ上に取得・分析したデータを表示することで、生活習慣や睡眠の質を改善します。
今回の資金は、スマートリングの開発・量産化の加速に充当されます。
Appleのスマートウォッチ「Apple Watch」が2015年4月に発売されて早6年、様々なウェアラブルデバイスが登場・普及していきました。
スマートウォッチにはメールや地図の確認、決済だけでなく、アクティブトラッカーによって運動量や心拍数などの生体情報を取得できるものも多くあります。
またヘルスケアデバイスとしてそれに特化したものもあります。人々の健康意識の向上に伴い、世界のウェアラブルヘルスケアデバイスは、2030年までに出荷台数ベースで約930億ドルに達するとの見方もあります。
ヘルスケアデバイスは現在では睡眠状態や運動状況を可視化したりすることが主ですが、将来的には生体情報をもとにした診療などへの活用も考えられています。
特に高齢化が進んでいる日本では、介護領域でのヘルスケアデバイスは大きな効果をあげると考えられます。
指輪型のウェアラブルデバイスは、腕時計型のものよりも小型であるため装着者の邪魔になりませんし、また消費電力も少なくなる傾向にあります。
スマートリングはすでに商品化されているものもいくつもあり、ヘルスケアデバイスとしてさらに普及していくものと考えられます。
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