事業再構築補助金|「緊急事態宣言特別枠」の採択結果が発表!結果を分析
事業再構築補助金 第1回公募の採択結果。緊急事態宣言枠ではどんな事業が選ばれた?
事業再構築補助金「緊急事態宣言特別枠」の第1回採択結果が発表されました。
第1回の公募では、応募5,181者。そのうち申請要件を満たした4,326者について審査を行った結果、2,866者が採択されました。
創業手帳では、採択結果のテキストを分析。過去にない大規模補助金はどのような事業に使われるのでしょうか。
これから申請を検討している事業者の方はぜひ参考にしてください。
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事業再構築補助金「緊急事態宣言特別枠」採択結果を分析
事業再構築補助金「緊急事態宣言特別枠」で発表された第1回の採択結果には、都道府県名、事業者名などの他に、事業計画の名称と事業計画の内容が出ています。
そこで、採択数の多いエリア(東京・神奈川・大阪・愛知・兵庫・京都・福岡)での事業計画名、事業計画の内容をそれぞれテキスト分析ツールで見てみました。
事業計画名の傾向
事業計画を端的に表す事業計画名の特徴を見ていきます。
※文字の大きさが大きいほど多く使われている。青色が名詞、赤色が動詞、緑色が形容詞、灰色が感動詞
ユーザーローカル テキストマイニングツール( https://textmining.userlocal.jp/ )で分析
事業計画名とは、事業者がどのような事業名で申請しているかを表しています。
これを見ると、緊急事態宣言特別枠の特徴からか、コロナ禍の影響がダイレクトに感じられる「テイクアウト」「オンライン」「ecサイト」などの言葉が目立ちます。
事業計画の傾向
では、事業計画の具体的な中身にはどのような傾向があるのでしょうか。
ユーザーローカル テキストマイニングツール( https://textmining.userlocal.jp/ )で分析
事業計画では、どのような事業を行うのかが説明されています。
「コロナ禍」の単語が多いのはもちろんですが、「転換」「構築」や「活かす」「図る」など新たな事業創出を思わせる言葉が多いようです。
まとめ
大規模な補助金として注目を集めている事業再構築補助金。
これから申請する予定の事業者は、第1回の採択結果を分析することで、自社の事業計画の見直しやブラッシュアップに役立つのではないでしょうか。
採択結果は、事業再構築補助金のホームページ(https://jigyou-saikouchiku.jp/)から見ることができます。
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(企画協力:きぼうパートナー 代表 上村 拓哉 )
(企画協力:認定支援機関 税理士法人ハガックス )
(編集:創業手帳編集部)