「六本木通り特許事務所」がスタートアップ向け商標出願プラン「エンジェルラウンド」をリリース

2019年11月5日、六本木通り特許事務所は、「エンジェルラウンド」の提供開始を発表しました。

「エンジェルラウンド」は、ベンチャー・キャピタルからの資金調達前のスタートアップに向けた、商標出願プランです。

ブランドの変更も先行商標の権利者との交渉もどちらもコストがかかります。

悪意のある第三者に横取りされる形で商標出願されるケースや、出願が遅れたせいで類似商標を出願されてしまうケースなど、商標出願にはさまざまな問題があります。

「エンジェルラウンド」は、リソースの限られたスタートアップの早期の商標出願をサポートすることにより、着実な事業成長を支援します。

現在、先着10社限定で無料でサービスを提供するキャンペーンを行っています。

六本木通り特許事務所 代表 大谷 寛氏のコメント

今回のニュースにつきまして、六本木通り特許事務所 代表 大谷 寛氏よりコメントが届きました!

大谷 寛
弁理士。2005年ハーバード大学大学院博士課程中退(応用物理学修士)。特許事務所、法律事務所にて国内外の大手企業の特許の権利化、権利行使に従事した後、2017年に独立し、事業を左右する特許商標などの知財形成をスタートアップの限られたリソースの中での実現することに注力する。2014年以降、主要業界誌にて日本を代表する特許の専門家として選ばれる。ベンチャー知財研究会主宰。
ー新サービスを始めた経緯について教えてください。

大谷:六本木通り特許事務所では、これまで幅広い分野でスタートアップの商標・特許を支援してきました。スタートアップからご相談をいただくタイミングはさまざまですが、その時にはすでにプロダクト名が他社の先行商標と衝突しているという事例もあるのが現状です。「もう少し早く出会えていれば」という課題意識があり、創業期の起業家に商標への取り組みの必要性を少しでも早く伝えるために始めたのが今回のVC調達前のスタートアップ向けの商標出願プランです。

ー今回の発表について、どのような反響がありましたか?

大谷:複数のメディアで取り上げていただき、既に申し込みもいただいています。また、今回のプランの対象外ではあるものの、商標への取り組みの必要性を感じた起業家からの連絡も頂戴しており、スタートアップの着実な事業成長をサポートするべく、今後もこのプランの提供と情報発信の継続に努めていきます。

ー今後どのような事業展開をしていきたいと考えているか、教えてください。

大谷:商標には難しいところもあり、特にスタートアップの商標は対象となる事業がこれまでにないものであることから、通常の商標以上に必要となる検討があります。このプランでは、業務プロセスを定型化して、すべての検討は行えないけれども、まずはコストを抑えて必要な法的保護を行ってもらう内容としています。今後はRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)の採用、AI(人工知能)の活用、チャットボットの導入などによってさらなる効率化の可能性を検討していきます。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 便利なサービス
関連タグ リリース 六本木通り特許事務所 新サービス
関連記事はこちら

【六本木通り特許事務所】VCから資金調達前の スタートアップ向け商標出願プラン 『エンジェルラウンド』を提供開始

創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
一般社団法人設立サムネイル
「一般社団法人」設立ガイド|手続きの流れ・必要書類・メリット・費用など
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!

便利なサービスの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「IoT-EX」がリモートワーク向けサービス「ワークエリアサービス」・「ワークタイムサービス」をリリース
2020年12月14日、IoT-EX株式会社は、「ワークエリアサービス」・「ワークタイムサービス」をリリースしたことを発表しました。 「ワークエリアサービス」は、居場所に応じてスマートフォン、タブレッ…
中高生向け勉強Q&Aサービス「NoSchool」に画像検索機能が追加 iOSアプリもリリース
2019年10月29日、株式会社NoSchoolは、「NoSchool」において画像検索機能と、iOSアプリをリリースしたことを発表しました。 「NoSchool」は、中高生向けの勉強Q&Aサ…
「バカン」がオフィス向けコミュニケーション促進サービス「Keeple」をリリース
2022年2月4日、株式会社バカンは、東日本電信電話株式会社との共同検討による新サービス「Keeple(キープル)」の提供を開始することを発表しました。 「Keeple」は、オフィス向けコミュニケーシ…
本格的な調理ができるキッチン・トラック「Goodman KITCHEN」が本格始動
2019年10月31日、株式会社グッドマンキッチンは、「Goodman KITCHEN」の運用を本格的に始動したことを発表しました。 「Goodman KITCHEN」は、本格的なスチーム・コンベクシ…
著名人からのビデオメッセージを依頼できるサービス提供の「レターファン」が資金調達 サービスを正式ローンチ
2022年3月2日、株式会社レターファンは、資金調達を実施したことを発表しました。 また、「レターファン」の正式サービス提供を開始したことも併せて発表しました。 「レターファン」は、スポーツ選手やお笑…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集