オフィス家具の専門メーカーが作るホームオフィス机や椅子が秀逸。在宅・リモートワークで使える家具をご紹介
在宅・リモートワークを導入している創業手帳がオススメの家具選びのポイントをお伝えします
新型コロナの影響が長期化する一方で、テレワークや在宅ワークが定着し始めています。東京都の調査によれば、2020年5月時点でテレワーク実施率は6割を超えました。300人以上の会社では8割を超えているので、今後ますます増加傾向になるでしょう。
会社の場所が変化しつつあるものの、働く「ところ」の問題はまだまだ進展がありません。多くの人は、住環境にいきなり「ワークスペース」を整えるのはどのようにしたらよいかわからないまま、簡易的なデスクや椅子を使用している場合も。ひどい時には、リビングルームのテーブルを使用しているという事例もあるほど。
これでは生産性・効率性において課題が残ります。
創業手帳では、早くからリモートワークやフリーランスとの業務委託を取り入れてる経験から、長く在宅ワークしている経験者が多く周りにいます。
今回は、在宅ワークプロたちから、「在宅ワーク用家具選びのポイント」を説明すると同時に、オフィス家具メーカーの秀逸な在宅ワーク家具も紹介します。
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この記事の目次
長時間過ごす場所だからしっかり見極めたい。在宅ワーク家具の選び方のポイント3つ。
ポイント1:長く座っていて疲れない姿勢になっているか。
疲れない姿勢というのは、腰、背中などどこかに極端に力が偏らない状況。
オフィス家具メーカーのオカムラ社によれば、疲れない姿勢のためには、「背骨が自然なS字カーブを描く好ましい姿勢をつくること」が必要だそう。
自然なS字カーブのためには、両足がきちんと床面につく、背中と腰がバランスよく背もたれなどで支えられていることができる体制です。
こうした、好ましい姿勢は実は自宅にあるようなテーブルや椅子ではそこまで考えられていない可能性があります。
創業手帳の業務パートナーであるWEBライターの方は、5年近く在宅ワークをしていますが、リビングの椅子は座面がたかく足が床につかないので、足元をタオルなどで高くして調整したとのことです。
まずは、今使用している椅子やテーブルに座っているとき、自分が好ましい姿勢を保てているか、見極めてみましょう。
ポイント2:省スペースであるか。生活環境とのバランス
在宅ワークで多くの人が悩ましいのが、自分だけの「書斎」がない点です。一人暮らしであれば、生活に最低限の部屋数しかないでしょうし、子育て世帯であれば、家族が利用する部屋数しかないでしょう。
多くの人が、個人的な「仕事空間」を探すのに苦労しているのではないでしょうか。
せっかく、座りやすく使いやすい椅子や机を手に入れたとしても、スペースの問題が起こってしまっては意味がありません。
限られた生活空間の中に「仕事空間」を設計するかが問題です。
創業手帳のメンバーの家族には、在宅ワークのスペースが足りなかったので、ベランダの一部を仕事スペースに割り当てたという話もあります。
仕事空間を設計するためには、椅子や机がコンパクトに収納できたり、そのものが省スペースの仕様になっているものを選択するとよいでしょう。
また、色や素材も生活空間にあまり逸脱しないものがよいでしょう。目立つことで、省スペースであっても存在感が増して、生活空間が狭く感じてしまうことがあるためです。
新しく家具を選ぶ際には、配置やサイズ、カラーなど総合的に判断するようにしましょう。
ポイント3:機能に過不足がないか
職種にもよりますが、当然のことながらパソコンだけで仕事が完結することはありません。打合せ時にメモをするボールペンだったり、ノートパッドやファイあるケースだったり、「備品」が必要になります。
在宅ワークでは、こうした備品を常に自分で調達して収納しなければなりません。
また、職種によっては、テレビ会議ようのモニターと作業用のパソコンを分けてしようするなど、複数台の機材が必要な場合もあるでしょう。
先ほどもふれたように、在宅ではスペースが限られる中でも、シンプルなデザインとなりすぎては、「仕事場」としての機能を失うことになり、意味がありません。ましてや、機能は生産性にも関連してくるので、しっかりと確認したいですね。
もし、現在使用してる椅子や机の使い勝手が悪いようであれば自分で機能を追加するようDIYを検討するとよいかもしれません。
まずは、自分の仕事に必要な備品や機材を改めて整理して、収納や管理をどのようにするのかしっかり考えましょう。
オフィス家具の専門店が展開する在宅ワーク用の家具で生産性を向上させよう
オフィス家具の有名企業のひとつである「オカムラ」は、在宅ワーク用家具を個人向けに販売開始しています。オフィス家具メーカーとして、長年研究開発してきた知識が豊富に活用された家具なので、「使いごこち」「機能」の面において、生活家具とは一線を画しています。
ここでは、上記の家具選びのポイントを抑えた3つの在宅ワーク用家具をご紹介します!
1、Swift Home/スイフトホーム―やる気が出てくるデスク
高さ調整は、机についた自動昇降の仕組で簡単にできるほか、最大高さ120センチまでになっています。長時間打合せがあったり、1日に何回もWEB会議があったりと、同じ姿勢で長く働くような仕事をしている人に向いています。
普通の家具やデスクではこうしたサイズ調整はできません。オフィス家具メーカーならではのアイディアや配慮が詰まったデスクですね。
家具選びのポイントでもお伝えしたように、仕事の姿勢は「生産性」「効率性」に影響しますので、調整できるのはうれしいですね。
2、VIVANT/ヴィヴァン スペースを有効に使えるコンパクトなサイズ(デスク・椅子)
また、いくらコンパクトとはいっても、ノートパソコンをおいて作業するのに十分な広さがあります。さらに、セットの椅子もあるので、組み合わせることで統一感が増し、空間に溶け込みます。椅子はシンプルなデザインではありますが、短時間の仕事であったり、常に動いたりする人には、ちょうどよいデザインになっています。
在宅ワークは、生活空間との調和がないと毎日目にするものなのでストレスになってしまいます。自宅の環境に合うような「モノトーン」で落ち着いたデザインなのがよいですね。
3、FALTE II/ファルテⅡ ハイデザインのデスク
主張しすぎない程度にデザインが凝ったものを利用したい場合には、ファルテIIのデスクがよいでしょう。
ファルテIIのデスクは、シンプルな形にはなっていますが、色調など重厚感のあるデザインになっています。また、配線などが目立たないように、配線溝が設置されているなど、シックなデザインが配慮されています。
ほかのシリーズとはちがって、すこし天板が大きくなっています。ノートパソコンが2台を置くことができるので、作業用のPCのほかにモニターを利用している場合は、ちょうどよい大きさになっています。
また、付属のワゴンなどを組み合わせることで、書類やノートパッド、書籍などPC以外に仕事で使う道具や備品を収納できるしょう。
デザインと機能の両方を持ち合わせているので、しっかり仕事に集中できるでしょう。
4、norm/ノーム 在宅ワークでもオフィス並みの座り心地を
自宅でもスペースを邪魔しない椅子がノームです。デザインもひじ掛けがないものを選択すれば、すっきりとなじみます。また、金属部分が隠されているので、家庭内環境でも違和感なくおさまります。カラーも赤、白、青と選択でき、インテリアに合わせられます。
座面の高さやロッキングが調整できるので、長時間の座っていても疲れにくいようになっているのがうれしいですね。こうしたちょっとした配慮ができるのが、やはり「働く人向けの家具」をつくってきたメーカーだからこそ、ですね。
その他のおすすめポイント
バーチャルショールームやECもあり便利!
在宅ワーク用の家具をいざ購入しようと思ってもどこで買えばよいかわからない、試してみたから買いたいという人もいるでしょう。オカムラでは、個人でもショールームでの見学ができるほか、バーチャルショールームもあります。また、購入は楽天市場やペイペイモールにてできるのでとても便利です。
SDGsにも熱心
家具の多くは、木材を利用しています。一時期は、森林伐採などで問題にもなりましたが今は、各社が「持続可能な森林の活用」ということを意識しており、企業の社会的責任を果たしています。
オカムラ社は、「自然共生と生物多様性に向けたアクション」を続けているだけでなく、木材の利用にはFSC認証を取得したものを利用しています。
在宅ワーク用デスクという事業的な価値だけでなく、森林保護という社会的な価値を同時に実現しているので、安心して利用することができますね。
まとめ
在宅ワークでの家具選びのポイントをしっかり押さえることで、これまでとは違う生産性や効率性を感じていただければと思います。
また、創業手帳では在宅ワークやリモートワークに役立つ有益な情報を取りまとめている「リモートワーク手帳」がありますので、気になる方はぜひご覧になってください。
これまでは、オフィスやコワーキングスペースなどの用意された場所に「合わせて」働いていましたが、これからは、自分の働き方に合わせて家具や場所を「選ぶ」時代になりました。
自分が働きやすさをじっくり考えながら、ショールームなどでいろいろ試してみるとよいと思います。
無料でお届けしていますので、併せてご活用ください。