中古家具販売店の開業手帳

  • 主として使用済みの家具を回収した後、修理などを行って再度流通させる形態が中古家具販売店です。
    中古家具販売店は、「リサイクル型中古家具販売店」と、骨董品的価値を持っているアンティーク家具を販売する「アンティーク家具販売店」に分類されます。
  • 最近の不景気の影響もあり、価格の高い新品家具を買い控え、代わりに中古家具を購入する人たちが多くなっています。
    そのような背景もあり、本ガイドでは、「リサイクル型中古家具販売店」を中心に取り上げます。

1.開業する際に必要となる手続きについて

中古家具販売店は中古品を取り扱うことになりますので、古物商の免許が必要です。
その場合管轄の警察署の防犯係に申請してください。
申請すると40日以内に許可証の交付が行われます。

通常の開業手続きですが、個人の場合は税務署に開業申請を、また法人の場合は必要に応じ、健康保険や厚生年金関係は社会保険事務所へ、雇用保険関係はハローワークへ、また労災保険関係は労働基準監督署、そして税金関連は所轄の税務署、または税務事務所に申請してください。

2.開業する際の注意点、準備について

中古家具販売店を訪れる顧客は、事業所、個人の両方になります。
事業所用としては、事務専用デスクや椅子、またキャビネットなどが主な商品となります。
また個人用としては、食卓やたんす、椅子やソファーといった応接セット、ユニット家具などが主な商品となります。

中古家具販売店は大型商品が主となりますので、可能であれば配送機能を自社で用意してください。
最近は運送業界からの参入も増えており、引越しなどの時に取得した中古家具を販売する所も多くなっています。

またお店では現金売買、また掛売上が一般的になっていますので、代金回収率も高くなっています。
開業する際は不良在庫の処分や、商品回転率に注意しておいてください。

3.必要資金例

準備中

4.ビジネスプラン策定例

準備中

5.入っておくべき保険

準備中

6.必要になる契約書

準備中

小売店に関するお店ごとの開業手帳