中古パソコン販売の開業手帳

  • 中古パソコンショップは、お客からパソコンや周辺機器などの買い取りを行い、修理などをして再販売するショップです。
    なお中古パソコンについては、お客から直接買い取る方法と、買い取り専門業者から仕入れる方法があります。
  • 一般社団法人電子情報技術産業協会の資料によると、パーソナルコンピューターの国内出荷台数は月間90万台前後で推移してきています。
    その内訳ですが、ノート型パソコンが月間60万台前後、デスクトップ型パソコンが月間30万台前後で推移しています。
    季節変動や不規則変動を除くと、そのいずれもが2009年以降上昇あるいは安定的に推移してきています。
    中古パソコンの市場規模等についての統計資料はありませんが、国内出荷台数の推移から予測すると、国内パソコン需要は堅調に推移していると見られます。

1. 開業する際に必要となる手続きについて

中古パソコン店を開業する時は、古物商の免許が必要になります。最寄りの警察署生活安全課防犯係に申請してください。

なお申請については次の書類が必要です。
 ・住民票
 ・市町村長発行の身分証明書
 ・登記事項証明書
 ・人的欠格事由に該当しない旨の誓約書(警察署に用紙が用意されている)
 ・過去5年間の略歴書(同)
 ・店舗賃貸契約書の写し
 ・申請手数料
 申請した後許可が出るまでだいたい1カ月~1カ月半程度かかります。

その他通常の開業手続きですが、個人の場合は税務署に開業申請を、また法人の場合は必要に応じ、健康保険や厚生年金関係は社会保険事務所へ、雇用保険関係はハローワークへ、また労災保険関係は労働基準監督署、そして税金関連は所轄の税務署、または税務事務所に申請してください。

2.開業する際の注意点、準備について

・季節変動
一般社団法人電子情報技術産業協会の資料によると、パーソナルコンピューター国内出荷台数の季節変動は3月にピーク期を迎え、5月に底になると見られています。
また国内出荷台数については国内市場の需要の影響を受けると考えられていますので、中古パソコンの需要についてもそれに準じた季節変動があると考えられています。

・経営形態について
パソコンに関しては商品サイクルが短く、さらに低価格化の影響もあることから、いかに利益率のいい売れ筋商品を提供できるかどうかになってきます。
独自ルートの仕入れ先、また経営ノウハウがあれば独立店での開業も可能になりますが、経営ノウハウが無ければFC加盟も検討してみてください。
しかしFC加盟では、独立店と比較して開業資金が割高になる場合もあります。

・パソコンリサイクル法について
平成15年10月に施行されたパソコンリサイクル法では、ノートパソコン、ディスプレイ一体型パソコン、パソコン本体、ディスプレイのリサイクル費用についてはユーザー側が負担することになりました。
そのため使用済みのパソコンを中古パソコンショップに提供するユーザーも多くなっており、中古パソコンショップでは仕入数も増えています。

3.必要資金例

準備中

4.ビジネスプラン策定例

準備中

5.入っておくべき保険

準備中

6.必要になる契約書

準備中

小売店に関するお店ごとの開業手帳

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