登山用品店の開業手帳

  • 登山用品店は登山関連の用品、アウトドア用品、さらに雑貨や衣料などを提供する専門店になります。
    登山というのは、ピッケルやザイルといった専門道具を使い高度な技術が求められるものから、ハイキングやピクニック、またキャンプといった軽登山などいろいろな形態が存在しています。
  • 登山用品を取り扱っている店舗の中では登山用品専門店の他に、スポーツ用品店でも取り扱っている所が多くなっています。
    さらにアウトドア用品や装備品などもホームセンターなどで取り扱っており、衣類については衣料品店でもアウトドア品や機能性を持った衣服を取り扱っており、登山関連用品は多様化してきています。
  • 登山用品店では吸汗速乾、また防寒機能を持った衣類、テント、登山靴、雨具、ザック、ヘッドライト、さらに食器類といったキャンプ用品が主になっています。
    また「山ガール」と呼ばれている若い女性に人気のあるファッション性のある衣類の人気が高くなっています。
    ファッション性のある衣服を提供する事で若者の関心を引く効果も出てきます。

1.開業する際に必要となる手続きについて

登山用品店を開業については、許可申請は必要ありません。
通常の開業手続きですが、個人の場合は税務署に開業申請を、また法人の場合は必要に応じ、健康保険や厚生年金関係は社会保険事務所へ、雇用保険関係はハローワークへ、また労災保険関係は労働基準監督署、そして税金関連は所轄の税務署、または税務事務所に申請してください。

2.開業する際の注意点、準備について

・品揃え戦略について
ここ最近の登山人気の影響もあり大手登山専門店では、都心部や郊外にも店舗を拡大してきています。
また小規模店舗では品揃や価格面での対抗は難しいので、いかに専門性を打ち出せるかが大きなポイントになります。
元々登山用品店は専門性を持った商品を取り扱っていましたが、最近は顧客の多様化もあり購入層を絞る必要もあります。
専門的分野で展開していくのであれば、登山や沢登り、また山スキーやクライミングといった自社ブランドで攻めていくか、人気の高いファッション性に特化していくのか決めることも大切です。

しかし一般消費者の中には「登山」だけで認識する人が多いのが現状です。
そのため専門分野に特化した店舗は、初心者用の商品などを取り揃えておくのもいいでしょう。
登山用品はその認知度も高くなっており、新規ブランドも多数参入してきています。
新規ブランドは販売網がまだ整っていないので、有利な条件で取引できることもあります。
老舗ブランド以外にも新規ブランドも取り扱うことで、品揃えも豊富になってきます。

・販売戦略について
登山初心者は、一般的に専門性のあるお店で商品を購入する人が多くなっています。
そのため専門性のある店舗を築きたいのであれば、登山経験のあるベテランスタッフの採用など、顧客にアドバイスできる体制を整える必要があります。
また登山用品については専門性や季節性もありますので、品揃えの充実さらに在庫管理にも注意する必要があります。
そのような事を考慮するとインターネット通販が最適になります。
在庫管理や品揃えを気にするのであれば、インターネット通販の併用も選択肢に入れてみるのもいいでしょう。

3.必要資金例

準備中

4.ビジネスプラン策定例

準備中

5.入っておくべき保険

準備中

6.必要になる契約書

準備中

小売店に関するお店ごとの開業手帳

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