注目のスタートアップ

植物工場での大豆生産から食品加工・販売までを手がける「ディッシュウィル」が資金調達

company

2025年12月2日、株式会社ディッシュウィルは、資金調達を発表しました。

今回の資金調達により、累計調達額は1億円に達しました。

ディッシュウィルは、植物工場から食品加工までを自社で行い、どのような環境下でも食料を生み出される仕組みづくりを推進しています。

2025年12月現在、植物由来原料を使用したハンバーガーパティや、フィッシュフライ、フライドチキンを販売しています。

既存商品の強化や海外市場への展開を見据えた事業拡大を進めていく計画です。


発展途上国を中心とした人口増加や経済発展に伴う食肉需要の拡大により、世界のタンパク質需要は供給を上回る速度で増加しています。これにより既存の食料生産システムが持続不可能に陥る「タンパク質危機」が世界的な課題として認識されています。

また、既存の畜産業は飼料の確保や温室効果ガス排出といった環境問題を抱えているため、持続可能な代替手段の確立が求められています。

植物性タンパク質が原料の代替肉をはじめとするプラントベースドフード市場は世界的に成長しており、国内でも参入企業が増加しています。

このような背景のもと、ディッシュウィルはあらゆる環境下で食料を生み出せる仕組みづくりを目指し、植物工場と食品加工を統合したアグリ・フードテック事業を展開しています。

事業の成長には資金調達や、シナジーの見込める企業との事業連携が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、創業期の資金調達について詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ ディッシュウィル プラントベースドフード 植物工場 食品
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「東京産農産物の流通促進事業」補助金
東京都は「東京産農産物の流通促進事業」について発表しました。 東京産農産物の円滑な都内流通を図るため、農業者や卸売事業者等から東京産農産物の仕入等を行い、都内の小売店、飲食店等の食品事業者や消費者に販…
【9/5締切】「FOOD SHIFTセレクション 2025」優良な産品をコンテスト形式で発掘
「FOOD SHIFTセレクション 2025」のご案内です。 流通、外食事業者等が審査委員となり、改正食料・農業・農村基本法の理念に則した優良な産品をコンテスト形式で発掘します。 「優秀賞」「最優秀賞…
食品・化粧品・医薬品産業向けAIロボットを開発する「Closer」が1億円調達
2023年5月10日、株式会社Closerは、総額1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 Closerは、食品、化粧品、医薬品(三品)産業を中心とした製造現場向けに、AI画像処理・ロボット制御…
コーヒー専門通販「PostCoffee」とコーヒーのサブスクリプションサービスを提供する「POST COFFEE」が4.3億円調達
2022年10月12日、POST COFFEE株式会社は、総額約4億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 POST COFFEEは、コーヒー専門の通販サイト「PostCoffee」と…
令和5年度「飲食サービス業の競争環境整備に向けた商慣行実態調査」調査結果が発表
経済産業省関東経済産業局は、令和5年度「飲食サービス業の競争環境整備に向けた商慣行実態調査」の調査結果概要版を発表しました。 この調査は、長年にわたる取引形態・慣行等による労働生産性向上に課題をもつ飲…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集