注目のスタートアップ

住宅ローン・マッチング・サービス「モゲチェック」運営の「MFS」が6.3億円調達

company

2021年2月15日、株式会社MFSは、総額6億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

住宅ローン・マッチング・サービス「モゲチェック」を運営しています。

過去4,000件以上の審査結果データを基に構築した独自のロジックにより、ユーザーの「住宅ローン借り入れ可能額」や「融資承認確率(住宅ローン審査に通る確率)」を判定し、不動産会社や金融機関に送客する取り組みも行っています。

これにより、推定精度80%という高確度のマッチングを実現し、ユーザーと金融機関のミスマッチを削減しています。

今回の資金は、AI技術の開発とマーケティングの強化に充当される予定です。

住宅金融支援機構の発表によると、2019年度の主要機関の住宅ローンの新規貸出額は前年度比4・2%増の21兆8,117億円で、5年連続で20兆円台となっています。

住宅ローンは、知識のない消費者が損をするような構造になっており、ベンチャー企業はこの構造を改善するための取組みを行っています。

また、申込みの際には揃えなくてはいけない書類が多いのですが、個人ですべてを用意するのは難しく、不動産会社が肩代わりしている現状があります。

このような住宅ローンは巨大な市場にも関わらず、課題がいくつも存在するため、多くのスタートアップが注目する領域となっています。

起業にはオフィスが必要となります。しかし初めての起業の場合、どのようなオフィスを選べばいいのかわからないこともあるでしょう。「冊子版創業手帳」では、創業期におすすめするオフィスの形態について詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ AI MFS サービス データ マッチング モゲチェック 不動産 住宅ローン 株式会社 融資 資金調達 金融機関
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説
NPO法人設立サムネイル
【保存版】NPO法人の設立は難しい?メリットや設立費用、条件など徹底解説
普通の人が起業するには?成功する5ステップを創業手帳・代表の大久保が解説!

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

量子コンピューターのアルゴリズム・ソフトウェアの研究開発を行う「Quemix」が5.5億円調達
2025年4月11日、株式会社テラスカイは、子会社の株式会社Quemixが、総額5億5000万円の資金調達を実施したと発表しました。 今回の資金調達により、累計調達額は総額8億5000万円となりました…
バーチャル音楽IPを創出する「VOLVE CREATIVE」が資金調達
2025年2月25日、株式会社VOLVE CREATIVEは、資金調達を実施したことを発表しました。 VOLVE CREATIVEは、バーチャル音楽IPの創出や、音楽系VTuberの制作、エンターテイ…
ドライバーを中心としたノンデスクワーカーのマッチングプラットフォームを展開する「ドライバーテクノロジーズ」が5.5億円調達
2025年3月28日、株式会社ドライバーテクノロジーズは、総額5億5000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ドライバーテクノロジーズは、物流・輸送事業者向けに、テクノロジーを活用した保有車…
太陽光発電セカンダリプラットフォーム「SOLSEL」などを運営する「エレビスタ」が4.5億円調達
2023年12月19日、エレビスタ株式会社は、合計約4億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 エレビスタは、太陽光発電セカンダリプラットフォーム「SOLSEL」や、発電データのアグリ…
歯科専門のクラウドバックオフィス(オンライン事務代行)を手がける「SABU」が2億円調達
2023年8月1日、株式会社SABUは、総額2億円の資金調達を実施したことを発表しました。 SABUは、歯科専門のクラウドバックオフィス(オンライン事務代行)サービスを提供しています。 歯科専門スタッ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集