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補助金・助成金:「空き家等における省CO2改修支援事業」

種別

補助金・助成金
都道府県

全国
募集期間

募集期間 2025年03月28日~2025年05月09日
運営組織

環境省
内容

我が国において、近年空き家等が増加しており、政府としても防犯上・景観上の観点などから、その対策が急務である。一方で、近年空き家等について福祉施設等に転用する例が見られるなど、今後空き家等を業務用施設として活用することが増加するものと考えられる。本事業ではこのような空き家等を業務用施設として利活用する事業において、古く性能の低い既存の設備を改修し省CO2性の高い設備機器等の導入で、省CO2化を図る。

申請期限:令和7年5月9日(金)

助成率テキスト

●前回からの変更点
・エコ・ファースト認定を受けている場合については、審査段階における加点措置が設けられました。
・補助金の上限額が設けられました。(1,000 万円)

◉補助金の交付額
原則として補助対象経費の次の割合を補助する。
3分の1 (上限:1,000 万円)
助成限度額上限(万円)

1000万円
この補助金・助成金のポイント

空き家の環境対応を進め、業務用施設として利用する取り組みに支援があります!

日本の住宅市場において、空き家の増加は深刻な課題となっています。総務省の「平成30年住宅・土地統計調査」によれば、全国の空き家数は848万9,000戸(総住宅数の13.6%)に達し、2013年から約30万戸も増加しています。特に都内では、平成30年時点で約81万戸もの空き家が存在しており、その対策は防犯、景観、災害対策、地域活性化といった多岐にわたる側面から喫緊の課題となっています。

しかしながら、日本全体の人口が減少傾向にある現状を踏まえると、住宅需要の増加によって空き家問題を解決することは難しいと言わざるを得ません。そこで重要となるのが、空き家を新たな価値を生み出す「業務用」の用途に転換するという視点です。

このような背景のもと、「空き家等における省CO2改修支援事業」は、空き家等を店舗やオフィスなどの業務用施設として活用する取り組みを支援するものです。具体的には、既存の性能が低い設備を、省CO2性能の高い設備機器等に改修する費用の一部を補助することで、CO2排出量の削減と空き家の有効活用を同時に促進することを目的としています。この事業は、単に空き家を再利用するだけでなく、環境負荷の低減にも貢献する、持続可能な社会に向けた重要な一歩と言えるでしょう。
詳細URL

空き家等における省CO2改修支援事業

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