「魚の臭い問題」を解決するフィッシュソープで釣りを身近に。ウミーベ代表取締役CEO カズワタベ氏インタビュー
ITベンチャーが魚に触れる人全ての悩みをなくす
(2017/09/25更新)
「釣りや料理をしてるときに魚を扱うと、手についた匂いがなかなか取れない・・・。」こんな経験をしたことはありますか?
今回ご紹介する「フィッシュソープ」は、なんと、そんな「魚の匂い・ぬめりを落とす専用のハンドソープ」です。しかも、開発したのは国内最大級の釣り情報サイト「ツリホウ」を運営するITベンチャー、ウミーベ株式会社。一体なぜITベンチャーがハンドソープの開発に取り組んだのでしょうか?
ウミーベ株式会社の代表取締役CEO カズワタベ 氏に、フィッシュソープを開発したきっかけや、大事にしているビジョンについて、お話を伺いました。
「もっと釣りを体験してほしい」願いが詰まったフィッシュソープ
弊社は「釣りを、やさしく。」をコーポレートビジョンに掲げ、釣りコミュニティサービス「ツリバカメラ」(2015年9月〜)、国内最大級の釣りの総合情報サイト「ツリホウ(釣報)」(2015年5月〜)の開発運営を行ってきました。
加えて、新プロジェクトとして、このたび魚の臭いやぬめりがすっきり落ちるハンドソープ「フィッシュソープ」(2017年9月〜)を発売しました。
自身も釣りをしたり、周囲の人々に意見を聞く中で、コーポレートビジョンである「釣りを、やさしく。」を実現するにあたって、ウェブ上の情報だけでは解決できない部分があることに気づきました。それは、釣りというレジャー自体の「体験」です。
特に初心者や女性から聞こえてきたのは釣りに伴う「臭い」についてです。一般的なハンドソープでは魚の臭いが強く残ってしまう。そのため、釣りをすることに抵抗があるとのことでした。
弊社はIT企業ではありますが、一方でウェブに限らず、釣り自体の体験を改善する必要を感じておりましたので、開発に踏み切りました。
大事なのは「一貫性」と「スピード感」
事業を立ち上げた際のコンセプト・ビジョンの設定や、事業を拡大していくための資金調達、志を同じくする仲間を集める採用など、最初は何もない状態からスタートしたので、すべてが大変でした。
ベンチャー企業の場合は、普通に事業をしているだけでは、大手企業に敵いません。
まずは、創業時からしっかり考えたビジョンをもとに事業を進めていくことが必要です。さらに、しっかり考えたビジョンから生まれたサービスを運営していく組織の一貫性、そしてサービスを展開していくスピード感が重要だと思います。
今回のフィッシュソープは、釣りや料理などで魚に携わる人たちの悩みを解決するために開発しました。
今後も、釣り人や釣りに興味はあるけどまだ始めていない人たちの課題を解決するような事業を、展開していこうと思っております。
様々な人の課題・悩みを解決するために、お互い頑張っていきましょう!
(監修:ウミーべ株式会社 代表取締役CEO カズワタベ)
(編集:創業手帳編集部)