何かに夢中になる人をサポートする完全バランス栄養食「COMP」はなぜ生まれたのか?CEO鈴木優太インタビュー
「健康は、ラクじゃない」の考え方を変える
(2018/04/18更新)
勉強や仕事など、何かに夢中になると、「食べる間も惜しんでそのことに取り組みたい」と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ですが、食べることは健康に直結します。夢中になっているあまり不摂生が続くと、体調を大きく崩してしまうかもしれません。
「手軽に食べることができて、理想の栄養を摂れる食品があったら・・・。」
そんな願いを叶える食品が、完全バランス栄養食「COMP(コンプ)」です。ヒトの健康に欠かせない必須栄養素を理想的に配合した食品として、注目を集めています。
今回は、「COMP」の開発元である、株式会社コンプの代表取締役CEO 鈴木 優太氏に、開発するまでの経緯や、大切にしている考え方についてお話を伺いました。
2007年3月 東京理科大学理学部第一部 卒業
2012年3月 東京大学大学院 修了 博士(薬学)取得
2012年4月 株式会社ケミクレア(-2015年8月)
2015年10月 株式会社コンプ 代表取締役
日々抱いていた悩みから生まれた「COMP」
鈴木:「誰もが自然に健康になれる世界をつくる」、「生物的義務から人々を解放する」をミッションとし、ヒトに不可欠な必須栄養素を理想的に配合した完全食「COMP(コンプ)」シリーズを企画販売しています。
粉末飲料タイプや、UHA味覚糖と共同で作っているグミタイプに加え、2018年4月にドリンクタイプの「COMP DRINK」を発売致しました。
「COMP」は「寝食を惜しんで夢に向かって頑張る人々を栄養面でサポートする」ことに大きな存在価値を置いています。起業家の皆さんにも「COMP」を手にとっていただき、健康増進に貢献することで、めぐりめぐって世の中を良くしたいと考えています。
鈴木:「COMP」は、私が日々抱いていた悩みから生まれました。
私は起業する前、石油化学の研究者として働いていました。その時は、1秒でも長く仕事や趣味に没頭したいと考えており、食事は少しでも手軽に済ませたいと思っていました。
しかし、カロリーバー、カップ麺、コンビニ惣菜などを日々食べ、偏った食生活を続けていた結果、ある日体調を大きく崩してしまったのです。
それがきっかけとなり、「手軽で健康な食生活を送る」方法を本気で探し始めるようになりました。ですが、調べれば調べるほど、今の日本には「手軽さ」と「理想的な栄養」を両立できる製品が見当たらず、愕然としました。
一方で、様々な経験を通じて、いかに自分と同じ悩みを持つ人が多いかも知りました。ならば、自分でその悩みを解決できる食品を開発しようと決意し、起業しました。
鈴木:先ほどもお話しした通り、起業する前は石油化学の研究者をしていました。それ以外のことを何も知らないまま勢いで起業したことが、あとあとになって響きました。本当に大変でしたね。
周囲の起業家の先輩方やアドバイザーの皆さまに助けられながら様々な業務を遂行する中で、会社を経営するために必要な知識を身につけていきました。
子供のように考え、大人のように動く
鈴木:好きなこと、得意なこと、求められていること、お金になること。これらがすべて成立している仕事を自分ができている、と感じたことです。
全てが揃うことに意味があるのだと思います。
鈴木:ハローワークはもちろん、Wantedlyやクラウドワークス、SNSでのヘッド
ハンティングなど、あらゆる方法でビジョンを共有できるメンバーを集めました。
鈴木:まずはCOMPの品質を守ることが必須条件です。
それをしっかり実行できているうえで、考え方の順番を社員→顧客→利益にしていることです。
社員全員で共有しているビジョンに則ったものを作れていることが第一で、それを販売することによって、顧客にどんな満足感を得て欲しいのかを、その次に考えます。最後に、販売したことで得る利益について考えます。
この順番で考えることによって、顧客への信頼関係の構築を含む私たちの事業が、正しく機能していくと考えています。
鈴木:「子供のように考え、大人のように動くこと」です。
子供のような柔軟な思考で物事を考えて、大人のように計画性を持って行動する、ということですね。
また、日々の業務であった出来事や気付いたことを自分の中に落とし込んで、自分をアップデートさせていくことも常に意識しています。
鈴木:ひとりひとりの「夢中」をサポートする完全バランス栄養食「COMP」。起業家の皆さまもぜひお試しください。そして、夢を実現してください!
(取材協力:株式会社コンプ/鈴木優太)
(編集:創業手帳編集部)