「小規模事業者持続化補助金(共同・協業型)」第1回公募の採択事業者が発表

subsidy

2025年8月18日、中小企業庁は、「小規模事業者持続化補助金(共同・協業型)」第1回公募の採択事業者を発表しました。

地域振興等機関が中心的な役割を担い、複数の中小企業・小規模事業者の商品やサービスの販路開拓を支援する取組に対して、経費の一部を補助する事業です。

採択結果

公募期間:2025年3月31日~2025年6月13日
申請数:211件
採択事業者:93件

小規模事業者持続化補助金について詳しく知りたい方はこちら>>
【2025年最新版】小規模事業者持続化補助金とは?概要や変更点などを解説

小規模事業者持続化補助金は、小規模事業者が販路開拓や業務効率化を目的とする取り組みに対し、その必要経費の一部を国が補助する制度です。事業者の継続的な成長を後押しし、地域経済の活性化にもつなげることを狙いとしています。

「共同・協業型」枠は、地域振興等機関が複数の事業者を継続的に支援するプロジェクトに対して補助金を交付するものです。単独では実現が難しい大規模かつ長期的な取り組みを、複数社の連携を通じて推進できるようにすることが目的です。

対象となる地域振興等機関は、商工会議所、中小企業団体中央会、商店街組織などです。

中小企業・小規模事業者は大企業に比べて人材・資金・ノウハウの面で制約を抱えやすく、単独では十分な施策を講じにくいことがあります。そこで複数企業が互いのリソースや強みを持ち寄り、不足部分を補い合う連携が成長の鍵となります。

「共同・協業型」枠は、こうした企業間連携を加速させるために、地域振興等機関の支援体制を資金面で強化するものです。結果として、参加企業の競争力強化と地域全体の活性化が期待できます。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。

また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。

ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。

カテゴリ 公募
関連タグ 中小企業 共同・協業型 助成金 小規模事業者 小規模事業者持続化補助金 採択 結果 補助金 販路開拓
詳細はこちら

「小規模事業者持続化補助金(共同・協業型)」について第1回公募の採択事業者を決定しました

補助金ガイド
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
【記入例つき】事業計画書の書き方を初心者向けに解説|起業・融資対応テンプレートあり
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人の設立方法を徹底解説|手続きの流れ・必要書類・費用・メリットなど
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「スマート水産業推進事業のうちスマート水産業普及推進事業」補助金
水産庁は、令和7年度「スマート水産業推進事業のうちスマート水産業普及推進事業」の公募について発表しました。 地域におけるスマート化の取組をリードする伴走者の育成を支援するとともに、伴走者のサポートの下…
令和5年度「既存建築物省エネ化推進事業(省エネルギー性能の診断・表示に対する支援)」補助金
一般社団法人環境共生住宅推進協議会は、令和5年度「既存建築物省エネ化推進事業(省エネルギー性能の診断・表示に対する支援)」を実施しています。 改正建築物省エネ法に基づく省エネ性能表示制度が2024年4…
「ポスト5G情報通信システム基盤強化研究開発事業/ポスト5G情報通信システムの開発」(助成)
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構は「ポスト5G情報通信システム基盤強化研究開発事業/ポスト5G情報通信システムの開発」の公募について発表しました。 第4世代移動通信システム(4G)と…
【農林水産省】「令和7年度(第2回)経営局関係補助金等」事業実施主体を公募
農林水産省は、「令和7年度(第2回)経営局関係補助金等」について、事業実施主体を公募することを発表しました。 対象事業 「令和7年度(第2回)経営局関係補助金等」のうち、以下の事業が対象となります。 …
「キャリアリスタート支援助成金」
東京都は「キャリアリスタート支援助成金」の申請受付を開始することを発表しました。 「キャリアリスタート支援助成金」は、新型コロナウイルス感染症の影響等により離職を余儀なくされた方を正社員として採用し、…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集