創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2024年2月13日アニメ・漫画などのIPやクリエイターと連携し企業のマーケティングを支援する「Minto」が「NTTドコモ・ベンチャーズ」から資金調達

2024年2月9日、株式会社Mintoは、株式会社NTTドコモ・ベンチャーズを引受先とする第三者割当増資による資金調達を実施したことを発表しました。
Mintoは、クリエイターと連携し企業のマーケティング企画・支援を行うコンテンツソリューション事業、デジタル発のIP・コンテンツをプロデュースするIPプロデュース事業、Web3×クリエイター・コンテンツで新規事業を手がけるWeb3事業を展開しています。
2021年にはWebtoonに特化した制作スタジオを開設しています。
2024年2月現在、海外3つの拠点を軸に、日本発IPのグローバル展開に取り組んでいます。
NTTドコモとは、映像・エンタメ、XR、Web3などのエンターテインメント領域で新たな価値創造を目指していきます。
近年、SNSの隆盛によってクリエイターマーケティングの重要性が高まっています。
クリエイターマーケティングとは、漫画・イラストなどを生み出すクリエイターとコラボしたマーケティング施策のことです。
SNSで活躍するクリエイターは、自身のブランドを確立している、自らコンテンツを生み出している、コミュニティを構築している(ファンがいる)といった特徴を持っており、このクリエイターとコラボすることで、ファンに対してアピールすることが可能です。
クリエイターのファン層は特定の属性に偏っていることが多いことから、企業としては特定の属性に絞って訴求できるという特徴や、クリエイターを経由したマーケティングは企業が直接行うものよりもユーザーに対する印象が良いといった特徴もあります。
一方で、クリエイターマーケティングでは企業による介入が必ずしもいい結果を生むというわけではなく、ある程度クリエイターの自主性に任せた方が良いという難しい舵取りを強いられます。
また、クリエイターのパフォーマンスを最大化するにはマネジメントが重要なのですが、多くの企業はクリエイターのマネジメントの知見がありません。
したがって、クリエイターマーケティングでは、クリエイターマーケティングのノウハウのある企業が重要となっているのです。
事業の成長には資金調達や、シナジーが見込める企業との連携が欠かせません。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、創業期の資金調達について詳しく解説しています。
| カテゴリ | 有望企業 |
|---|---|
| 関連タグ | BtoB IP SNSマーケティング Web3 webtoon エンターテインメント クリエイター コンテンツ プロデュース マンガ 株式会社 漫画 資金調達 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2020年6月25日、株式会社レスタスは、総額約10億円の資金調達を実施したことを発表しました。 オーダーメイド商品の製作・販売プラットフォーム「名入れ製作所」を運営しています。 テクノロジーを活用す…
Milk.株式会社が運営する「G-1スタートアップグランプリ」が開催されます。 この大会は、学生起業家No.1を決め、「一度きりの人生をかけて世界を変えようと志す若者を応援する」ピッチイベントです。 …
2021年12月21日、Habitat株式会社は、総額約1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 サウナ・温浴施設向けOMOツール「habitat」を提供しています。 顧客ごとの入退出の計測と決…
2019年7月11日、株式会社ディーカレットは、総額34億円の資金調達を実施したことを発表しました。 仮想通貨の交換・送受・保管ができるアプリ「ディーカレット(DeCurret)」を提供しています。 …
2022年9月30日、47agent株式会社は、総額2,800万円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、「47agent」を2022年10月1日に正式リリースすることも併せて発表しています。…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…

