起業時の会計ソフトの賢い選び方とは?3つの視点でまとめてみた
シェアNo.1の弥生会計が起業家に向いている3つの理由
専門家に会計業務を委託している小規模法人の約5割が会計ソフトを導入しているといいます。
会計ソフトのクオリティが上がってきたことにより、導入のハードルはぐっと下がりました。
しかし、会計ソフト全体のクオリティが上がったため、どの会計ソフトを選べばよいのか迷うかたもいることでしょう。
そこでシェアNo.1である弥生会計は、なぜNo.1なのか、弥生会計は本当に起業家に向いているのかを、3つの視点でまとめてみました。
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この記事の目次
起業後の会計、みんなどうしてる?
事業を始めたら、どんな業種でも必ず行わなければならない経理会計業務。
しかし、その手段にはさまざまな選択肢があるので、「専門家に委託するか」「会計ソフトを使って自社で記帳(自計化)するか」「会計ソフトを使うならどれを選べばいいか」など、お悩みの方も多いでしょう。
では実際に、他の会社は経理会計業務をどのように行なっているのでしょうか。
小規模法人を対象とした会計業務の実態調査(右図)によると、約7割の企業が税理士や会計事務所と定期契約しているといいます。
日々の「記帳代行」から定期的なアドバイスを受けられる月次の「顧問契約」、「決算・申告業務」だけを依頼する年一契約まで、税理士や会計事務所へ委託する範囲は幅広いです。
しかし程度の差はあっても、法人として経理会計業務を行う上で、専門家のサポートは欠かせないと言えそうです。
また創業手帳が実施したアンケートによると、会計ソフトを使って自社で帳簿をつける『自計化』を行なっている企業は約4割と最も多くなっています。
自計化が多い理由としては、経営状況をリアルタイムで把握できるメリットに加え、会計ソフトの使い勝手が進化しているため自計化の負担が少なくなっている点が挙げられます。
以上のことから、スモールビジネスの経理会計は 専門家の財務サポートを受けながら会計ソフトを使って自計化を行うことが、もっとも一般的なようです。
※1 出典:弥生株式会社 調査期間(2019年5月)
※2 出典:創業手帳セミナーにて実施した「会計業務の処理方法」に関するアンケート (2017年10月~2019年7月集計)
会計ソフトを選ぶポイント
では、自計化のために欠かせない会計ソフトはどう選ぶべきなのでしょう。起業後に使う会計ソフトとして必要となる要件をまとめました。
使いやすさと継続性
使いこなせないと始まらないので、簿記の知識やマニュアルがなくても画面を見ただけで操作できるような、初心者にも配慮した設計のソフトを選びましょう。
注意したいのは、会計ソフトは一度決めたら長く使うことがほとんどです。
初心者にとっての使いやすさだけに留まらず、これから事業を拡げる中で「長く使い続けることができるか」という点にも配慮しましょう。
サポート体制
経理会計の知識があまりない創業期。どれだけわかりやすい会計ソフトを使っていても、疑問に思う事やわからない事は必ず出てきます。
電話やメールできちんとサポートしてくれる会社の会計ソフトを選びましょう。
ただし、会計ソフトのサポートは、基本的に『ソフトの使い方』に限られます。
唯一弥生会計には、勘定科目や仕訳方法など、一般的な経理会計業務について相談できるサポート窓口があります。
対応している税理士の多さ
税理士や会計事務所から税務サポートを受ける際に、対応している会計ソフトが限られていることがあります。
税理士が対応していないソフトを利用している場合、データの受け渡しが煩雑になったり、場合によっては税理士が推奨するソフトへの乗り換えを余儀なくされることも。
適切な税務サポートを受けて経営をスムーズに進めていくためにも、対応している税理士が多い会計ソフトを選びましょう。
失敗しない会計ソフトの選び方
数ある会計ソフトの中で、もっとも多くの人に選ばれているのが「弥生会計」です。
※業務ソフト市場における弥生製品のシェア:第三者による市場調査をもとに独自集計
(対象期間:2020年10月1日~2021年6月30日)
弥生会計が選ばれている理由の1つとして「隙のない完成度の高さ」が挙げられます。
簿記の知識がなくても使いこなせる画面設計や、仕訳や経理の相談までできる電話サポートなど、「初心者でも導入しやすくわかりやすい」点が最大の特長ですが、同時に経理専任スタッフや税理士にとっても効率的に業務を行うための操作性や細やかな機能も備えています。
起業直後は経営者自ら経理業務を行っていても、そのうち経理スタッフや税理士に委託する必要が出てくるかもしれません。そんな時、誰にとっても使いやすい弥生会計であれば間違いがありません。
弥生会計は一般企業だけではなく、※会計事務所においても最も多く活用されているので、これから税理士を探そうと考えている人にとっても安心です。
今後成長し変化を続けていく創業期の会社にとって、多くの人に選ばれ、どんなフェーズでも対応できる弥生会計は、もっとも”失敗しない会計ソフト”と言えます。
※(日本税理士会連合会「第6回税理士実態調査」(2015/5)
税理士に聞く弥生会計を使う理由
東京渋谷に事務所を構える税理士法人HaGaXでは、現在5つの会計ソフトを導入していますが、業務では弥生会計を利用するケースが圧倒的に多く、事務所創業から利用しているといいます。ご自身も「弥生会計公認インストラクター」の資格を持つ鈴木良期氏にその理由を伺いました。
1.ソフト自体の使いやすさ
弥生会計を利用している理由は大きく分けて3つあります。
1つ目は、ソフト自体の使いやすさです。
我々は会計のプロですが、顧問先企業様には当然、簿記等に詳しくない方もいらっしゃいます。
そういったお客様が会計ソフトを導入される際、画面の見やすさや、仕訳入力のしやすさなど、経理業務初心者の方に対してでもレクチャーがしやすいのです。
特に、定型仕訳(簿記がわからなくても取引内容を選べば入力ができる機能)が充実しているのがいいですね。
2.導入コストの安さ
2つ目は、導入コストの安さです。
中小企業向けに導入しやすい価格帯である為、お客様にお勧めしやすいということがあります。
3.圧倒的な業界でのシェア
3つ目は、前述の2つの理由の結果だと思いますが、圧倒的な業界でのシェアです。
会計ソフトを導入している企業の半数以上が利用している会計ソフトであるため、我々税理士事務所とのデータ共有もしやすく、税理士事務所にとって必須の会計ソフトであると言えます。
我々会計事務所にとって、会計ソフトはあくまでもツールであって、最終的には我々が取引をすべて目で確認し、取引が正しく記帳されているか、計算が合っているかを手計算を含めて確認します。
そういったチェックを行う際にも弥生会計は操作性に優れており、例えば取引内容を並び替える機能が使いやすかったり、現金出納帳や預金出納帳などが自動的に元帳に反映されるなど、チェックがしやすく、とても安心感があります。
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(協力:弥生株式会社)
(編集:創業手帳編集部)