注目のスタートアップ

パーソナライズド・カフェ「TAILORED CAFE」など運営の「カンカク」が3.5億円調達

company

2020年9月7日、株式会社カンカクは、総額3億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

また、コーヒー豆のカスタマイズ・オンライン・ショップを運営する「Cottea」をM&Aにより事業買収したこともあわせて発表しました。

以下の事業を展開しています。
・完全キャッシュレスのパーソナライズド・カフェ「TAILORED CAFE」
・完全キャッシュレス・カフェ「KITASANDO COFFEE」
・「TAILORED CAFE」・「KITASANDO COFFEE」向けの事前モバイル・オーダー・アプリ「COFFEE App」
・冷凍便で自宅に届くグラス入りスイーツ・ブランド「parfait✕parfait」

今回の資金は、渋谷と六本木での新店舗の出店や、サブスク・ECの拡充、採用活動、飲食業界のDX推進に充当されます。

モバイル・オーダー・サービスは、2019年にスターバックスやすき家で運用が始まり、2020年1月からマクドナルドが全国展開を開始し普及していきました。新型コロナウイルス感染症対策としても注目されていますし、店舗側、利用者側ともにメリットが大きいため、今後さらに普及していくことが考えられます。

また、モバイル・オーダー・サービスだけでなく、オンラインとオフラインを融合させるOMOは、飲食業界の売上を上げていくための施策として注目されています。

OMOをメインに新たな業態として店舗を始めることと、既存の店舗でOMOを実施することは難しさが大きく異なります。今後、OMO店舗で培ったノウハウをもとに、既存店舗のOMO化を手掛けるビジネスなどが広がっていくかもしれません。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「飲食開業手帳」では、Webを活用した集客ノウハウについて詳しく解説しています。サブスクリプション・サービスや、デリバリー・テイクアウトなど、新たな業態に取り組む飲食店の役に立つはずです。

カテゴリ 有望企業
関連タグ COFFEE App Cottea EC KITASANDO COFFEE OMO parfait✕parfait TAILORED CAFE オンライン・ショップ カフェ カンカク コーヒー 株式会社 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
法人成りとは?個人事業主が法人化するメリット・デメリットや手続きを徹底解説!
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人の設立方法を徹底解説|手続きの流れ・必要書類・費用・メリットなど
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

構造解析をベースとした創薬事業を展開する「キュライオ」がAI創薬の「iSiP」と戦略的業務提携に関する契約を締結
2022年8月5日、株式会社キュライオは、iSiP株式会社との間で、戦略的業務提携に関する契約を締結したことを発表しました。 キュライオは、クライオ電子顕微鏡による構造解析をベースとした自社創薬事業と…
女性向けキャリアスクール「SHElikes」を運営する「SHE」が18億円調達
2022年10月26日、SHE株式会社は、総額約18億円の資金調達を実施したことを発表しました。 SHEは、女性向けキャリアスクール「SHElikes(シーライクス)」や、ミレニアル世代の女性で構成さ…
英会話カフェ運営「LanCul」が5,600万円調達!
平成30年9月25日、LanCul株式会社は、総額約5,600万円の資金調達を実施したことを発表しました。 英会話カフェの「LanCul(ランカル)」を展開しています。 グループトークの「CONEEC…
多言語コミュニケーションツールを提供する「Kotozna」が3.2億円調達
2022年12月6日、Kotozna株式会社は、総額約3億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、株式会社JTBなどです。 Kotoznaは、宿泊施設向け多言語コミュニケーシ…
サクラマスの循環型養殖を展開する「Smolt」が資金調達
2019年12月19日、株式会社Smoltは、資金調達を実施したことを発表しました。 資源量が少なく流通も少ない希少な魚であるサクラマスの循環型養殖技術を開発した、宮崎大学発のベンチャー企業です。 人…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集