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2025年7月14日IT/DXプロジェクトの成功を支援するAI SaaSツール「SolvifAI」を提供する「ソルビファイ」が1.7億円調達

2025年7月11日、ソルビファイ株式会社は、総額1億7000万円の資金調達を発表しました。
ソルビファイは、IT/DXプロジェクトの成功を支援するAI SaaSツール「SolvifAI」を提供しています。
独自のAI技術を活用し、ソフトウェアやハードウェアの企画書、RFP、要件定義書等の成果物を自動生成し、プロジェクト管理業務までを自動化するSaaSです。
今回調達した資金は、AI適用領域の拡充、体制強化に活用します。
DX(デジタルトランスフォーメーション)とは、単なるデジタル化ではなく、テクノロジーを活用して企業のビジネスモデルや組織文化を革新し、新たな価値を創出することを指します。
その重要性は、国内外で加速する市場の変化に企業が対応するために不可欠な要素として、ますます明確になっています。少子高齢化、グローバル競争、サステナビリティへの対応など複合的な課題の中で、迅速な意思決定と柔軟な業務運営を実現できるかが企業の存続を左右します。
日本においても、経済産業省による「DX推進指標」や関連支援制度が整備され、各業界でプロジェクトが始動しています。しかし、推進状況にはばらつきがあり、大企業を中心とした取り組みが進む一方、中小企業では人材・資金の制約から取り組みが停滞しているケースも少なくありません。
企業がDX推進で直面しやすい課題として、部門間の連携不足、レガシーシステムとの整合性、そして従業員の意識改革が挙げられます。これらはIT導入以前に解決すべき根本的な問題であり、プロジェクト全体の停滞を引き起こす要因となります。
この課題を解決するため、ソルビファイは、AI SaaSツール「SolvifAI」を提供しています。このツールは業務データの可視化やプロセスの自動化を支援し、部門横断的な連携と迅速な意思決定を可能にします。また、利用者の習熟度に応じたUI設計により、現場の心理的な抵抗感を抑え、DXへの理解と浸透を後押しします。SolvifAIは、導入の初期段階から定着・発展フェーズまでを包括的に支援する存在として、企業変革を支える力強いパートナーとなっています。
デジタル化・DXは企業の成長のために重要な取り組みです。創業期はなにもない状態からはじまるため、最新のシステムを導入するのにうってつけです。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備について詳しく解説しています。
また、システム整備のためには資金調達も必要となるでしょう。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウを詳しく解説しています。
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