【2026年最新】初心者もInstagramを収益化できる方法は?成功の条件や収益の目安も解説
Instagram収益化の状況はどんどん変わる!収益化の条件や仕組み、今稼げる方法や秘訣をご紹介
「Instagramでどうやって稼ぐの?」
「収益化の条件は何?フォロワーは何人必要?」
「2026年最新の収益化方法は?」
そんな疑問を持つ方に向けて、収益化の仕組みや背景、トレンドの稼ぎ方やフォロワー数ごとの収益目安、成功できる方法や条件を初心者にもわかりやすく解説します。
副業やスモールビジネスとして注目されているインスタ運用。
本記事を参考に自分に合う方法を見つけ、収益化に向けて運用を始めていきましょう。
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この記事の目次
Instagram収益化の仕組みとは?なぜ注目されているのか?

Instagramは2023年、YouTubeのようにコンテンツの再生回数に基づく収益化を開始しました。
2023年7月にはフィード投稿、2024年5月からは投稿の再生回数に応じて、コンテンツPVからの収益化が可能になりました。
これはシーズンボーナスと呼ばれており、Meta社からの招待制のプログラムです。
収益化の仕組みを取り入れるようになった背景
Instagramが、コンテンツPV数の収益化に踏み切った背景として「他のSNSに負けないように良質なクリエイターを集めたいから」といった理由が推測されます。
SNS(X(旧:Twitter)・TikTok・YouTubeなど)のプラットフォーム間では競争が激化しているため、Instagram(Meta社)もアクティブユーザーや良質なコンテンツクリエイターを増やしたい・逃したくないのでしょう。
なお、代表的なSNSの国内月間アクティブユーザー数は以下のとおりです。(※2025年12月時点)
| SNS | 月間のアクティブユーザー数(約) |
| LINE | 9,900万 |
| Youtube | 7,370万 |
| X | 6,800万 |
| 6,600万 | |
| TikTok | 4,200万 |
| 2,600万 |
XとInstagramは僅差となっていることがわかります。良質なクリエイターが集まればInstagramのユーザー数が増え、プラットフォームとしての魅力が高まるため、コンテンツPV数による収益化を開始したと考えられるでしょう。
PV数で収益化できる条件
2025年12月現在、Meta社のコンテンツPV数による収益化プログラム(シーズンボーナス)は、実は不透明な状況です。今後、段階的に収益化プログラムが開始される予定という噂もありますが、確かな情報はありません。
また現段階において収益化プログラムを利用できるのは、以下に該当するアカウントに限られます。
-
- プロアカウントであること
- 収益化ポリシーを遵守すること
- 米国または韓国に拠点を置き、米国または韓国の納税者であること
- Meta社から招待を受けること
- 写真投稿とカルーセル投稿の場合、フォロワーが1,000人以上いること
つまり日本で活動している場合、現状ではシーズンボーナスの獲得は難しいということになります。米国や韓国に拠点を置いている場合も、Meta社からの招待がないとシーズンボーナスには参加できません。招待される条件も明示されておらず、フォロワー1万人以上という噂もあれば、1,000人でも招待されたという方もいて、不確かです。確実にボーナス獲得を目指すなら、世界中の全ユーザーが招待されるまで待つしかないでしょう。
ちなみに、コンテンツPV数に応じて収益の対象となるのは、以下の投稿です。
-
- リール
- カルーセル投稿
- シングル画像投稿
コンテンツPV数でいくら稼げるのかに関しては、リールの再生数と投稿の表示数次第です。
対象となる投稿数と収益の下限・上限
コンテンツPV数による収益は、無限に稼げるわけではなく、一定期間ごとに上限が設けられています。
投稿数や収益の制限について、表にまとめましたのでご覧ください。
なお、対象投稿数は公式サイトに記載がありましたが、その他は一般的な目安になります。
| 対象期間 | 2週間~1ヶ月 (シーズンボーナス1回分の期間) |
|---|---|
| 対象投稿数 | 150投稿 |
| 収益の下限 | 25$(約3,890円) |
| 収益の上限 | 10,000$(約155万円) |
いずれにせよ日本が対象国となっていない現状では、安定した収入が期待できるとはいえません。ボーナスはあくまで「ボーナス」として考え、他の方法を検討した方がいいでしょう。
Instagramを収益化できる方法は、この7つ!

Instagramは多くのユーザーがいるSNSですので、シーズンボーナスだけでなくさまざまな稼ぎ方があります。ここでは、Instagramを用いて収益化をする代表的な方法を7つ解説します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1.アフィリエイトによる広告収入
アフィリエイトによる広告収入とは、企業のサービスや商品をフォロワーに紹介し、購入されたら報酬が発生する仕組みです。
アフィリエイトプログラムから提供される専用のリンクを使用し、フォロワーがそのリンクを通じて商品を購入すると、リンクを通じて購入された旨が記録されます。
発信者が受け取れるコミッション率(手数料率)は提携する企業によって差があります。例えば、コミッション率が5%で1万円の商品をアフィリエイトで販売した場合、成約1件あたり500円が収益となります。
なお、Instagramでアフィリエイトによる広告収入を得るための流れは以下のとおりです。
-
- 「プロフェッショナルダッシュボード」に移動して「アフィリエイトを設定」をタップする
- 自分の選んだショップに移動して宣伝する商品を選択してウィッシュリストに保存する
- アフィリエイトのコンテンツを作成するときに保存した商品をタグ付けする
- 完成した投稿の上部に「コミッション対象」という文字列が表示されていれば投稿完了
他社のサービスを魅力的に伝えること、フォロワーの悩みを解消できるように商品やサービスを訴求することが、アフィリエイトでの成約を得るためのコツです。
2.自社サイトへの流入
Instagramを用いて、自社サイトへ流入させて収益を得る方法があります。定期的に自社の商品やサービスに関する情報を発信し、自社サイトのリンクを貼って誘導すれば間接的なマーケティングが可能です。
アフィリエイトは他社の商品やサービスを売って収益化しますが、自社の商品やサービスを売りたい場合は自社サイトへの流入を促すとよいでしょう。
自社サイトへ顧客を送り込むためには、定期的に魅力的な投稿やストーリーを作成し、フォロワーを獲得する必要があります。フォロワーを獲得できたら、投稿内やプロフィールに自社のリンクを貼ることで自社サイトへの流入を促せるでしょう。
3.企業からの広告依頼獲得
企業から広告の依頼を受けて、企業の商品やサービスに関する情報発信をして広告料を獲得する方法があります。自社の情報を発信したい企業にとって、影響力のある「インスタグラマー」を起用するのは効果的だからです。
多くのフォロワー数がいる場合、企業からの広告依頼を受けられる可能性が高まります。受け取れる報酬は企業によって差がありますが、「フォロワー1人あたり1円〜3円」のように計算されるのが一般的です。
自分の価値観や好みに合っている商品やサービスを紹介できる点は、企業から案件を獲得するメリットです。
ただし、広告投稿の際には広告・PRであることを明示する必要があります。明示を怠るとステルスマーケティングに該当し景品表示法違反となるため、注意しましょう。
4.インスタライブでの投げ銭
Instagramの「インスタライブ」を行い、視聴者からバッジを購入(投げ銭)してもらい収益化する方法があります。多くのフォロワーがおり、価値のあるライブ配信を行えば収益化のチャンスが生まれます。
なお、インスタライブで収益化を始める方法は以下のとおりです。
-
- 「プロフィール」を開いて「プロフェッショナルダッシュボード」をタップする
- 収益化の利用資格を満たしている場合は「バッジを設定」ボタンが表示される(収益化の利用資格を満たしていない場合は「収益化を申請する」をタップする)
- ライブ配信を開始する
- バッジを利用できるようになったら、ライブ配信でバッジが自動的に有効になる
フォロワーからバッジを購入してもらうためには、事前に魅力的なコンテンツやテーマを用意し、ライブ配信の告知を行います。実際に視聴者がライブに参加し、コンテンツを楽しんでもらえればバッジを獲得できるでしょう。
自分を推してくれるフォロワーやファンがいる場合、インスタライブでの投げ銭は効率よく収益化できる手段となり得ます。また、バッジを購入してくれた方へ感謝を伝えることも大切です。
5.ネットショップの運営
Instagramにはネットショップの機能があり、自社のネットショップを運営して収益化する方法があります。フォロワーに自社のネットショップを見てもらうような導線を敷けば、新しい顧客の獲得に役立つでしょう。
なお、Instagramでネットショップの運営を通じて収益化する流れは以下のとおりです.
-
- Instagramショッピングの利用要件に適合しているか確認する
- ビジネスまたはクリエイターアカウントを持っていることを確認する
- InstagramアカウントをFacebookページにリンクする
- ビジネスマネージャに登録する
- ショップの設定をコマースマネージャで行うか対応するプラットフォームで行うかを選択する
- チェックアウト方法を選択する
- ショップを開設する場所をInstagram、Facebook、その両方のいずれかから選び販売チャネルを決定する
- 既存のカタログをリンクしてショップに商品を追加する
- 行った設定を最終確認のうえInstagramに送信し審査を受ける
- コマースマネージャにアクセスし、ショップを設定するビジネスアカウントでログインして、画面の手順に従う
- 設定が完了したらショップを有効にする
フィードへの投稿やストーリーズに商品をタグ付けすれば、ショップへの導線作りは完了です。商品を見つけた人が購入するような魅力的な投稿を継続して行いましょう。
6.サブスクリプション収益
Instagramには、より深いファン向けに限定のコンテンツを配信できる、サブスクリプション機能があります。
クリエイター自身でサブスク料を設定でき、登録者が増えていくことで毎月安定した収益を獲得可能です。
ただし、サブスクリプション機能を利用するためには、以下の要件を満たす必要があります。
- 18歳以上である
- 利用できる国に在住している(詳細は以下を参照)
- フォロワー数10,000人以上
- Metaのパートナー収益化ポリシーとコンテンツ収益化ポリシーに準拠している
限定コンテンツが視聴できたり、コメントやDMで目立つバッジが表示されたりするため、フォロワーにもメリットがあるファンクラブのような機能といえるでしょう。
すでにフォロワーの中に、アクティブなファンがいるクリエイターにおすすめの収益化方法です。
7.シーズンボーナス(PV報酬)
Meta社からの招待を受けることができれば、コンテンツPV数を収益化可能です。
シーズンボーナスは定期的に実施されており、時期によって「スプリングボーナス」「サマーボーナス」などと呼ばれています。
招待を受けることができた場合には、150投稿までが収益対象となるため、積極的に投稿を重ねていきましょう。
なお、Instagramでの集客方法に関しては以下の記事で詳しく解説しています。あわせて参考にしてみてください。
Instagram収益化は何人から?フォロワー数ごとの目安
では、Instagramで実際に収益化するためには、どのくらいのフォロワー数が必要なのでしょうか。
運用を目指す方向けに、収益化の方法ごとにフォロワー数の目安を紹介します。
【PR案件】3000人前後から声がかかりやすい
Instagramで運用を続け、アカウントに影響力が付いてくると、企業からPR案件の依頼を受けることがあります。
企業の商品やサービスを紹介してほしいと思われるためには、ある程度のフォロワー数が必要であり、声がかかるラインとして3,000人前後が目安とされています。
【アフィリエイト】フォロワー1000人でも可能
アフィリエイトとは、フィードやリール投稿を通じて紹介したサービスや商品をフォロワーが購入することで、紹介者に報酬が入る仕組みの収益化方法です。
購入者が出てくればフォロワー数に関係なく収益化は可能ですが、1,000人ほどから収益化が成功してくるケースが一般的とされています。
【ライブ配信(バッジ)】アクティブなファンがいれば少人数でも収益化可能
Instagramではライブ配信でも稼ぐことが可能で、フォロワーからバッジと呼ばれる投げ銭をもらうことができれば、少人数でも収益化可能です。
投げ銭をしてくれるフォロワーが増えるほどに稼げる額も大きくなっていくので、ライブ配信で稼ぎたい方は、少人数のうちからアクティブなファンを作れるように運用を進めましょう。
【シーズンボーナス】フォロワー数は関係なくMetaの招待次第
前述したシーズンボーナスは、Meta社から招待を受けたユーザーのみが対象となりますが、招待されるために必要なフォロワー数は明示されていません。
そのため、招待を受けることができれば、フォロワー数に関係なく、コンテンツPV数に応じて収益化が可能です。
Instagramで実際、どのくらい稼げるのか | 収益の目安

「実際にInstagramで収益化できたら、どれくらい稼げるのだろう?」という疑問をお持ちの方もいるのではないでしょうか。
上記のケースごとに、Instagramでどのくらい稼げるのか収益の目安を解説します。
フォロワーが1,000人の場合
フォロワーが1,000人程度の場合、企業案件は期待できないため、他の方法で収益化を目指しましょう。
アフィリエイト広告やライブ配信の投げ銭など、アクティブなファンを獲得できていれば、月に数千円〜1万円前後ほど稼ぐことができるでしょう。
自社製品がある場合には、Instagramで集客して間接的に稼ぐこともおすすめです。
フォロワーが3,000人の場合
フォロワーが3,000人を超えてくると、低単価ではありますが企業からのPR案件をもらえる可能性が出てきます。
3,000人規模の場合には、フォロワー数ではなく、1投稿〇〇円といった形や商品を無償提供する代わりに投稿といった形の案件が中心となるでしょう。
1投稿あたり3,000円〜が相場となるため、月に3,000円〜3万円程度が収益の目安となります。
フォロワーが5,000人の場合
フォロワーが5,000人ほどになると、フォロワー数に応じて単価が決まる企業案件を受注できる可能性が出てきます。
フォロワー1人あたり0.5〜1円ほどが相場となるため、1投稿あたり2,500円〜5,000円ほど稼ぐことが可能です。
企業案件だけでなく、アフィリエイトやライブ配信を併用していけば、月1万円〜5万円前後は稼げる可能性があります。
フォロワーが1万人の場合
フォロワーが1万人いる場合、フォロワー1人あたり1.0円で企業案件を受注できるケースがあります。つまり、1投稿あたり1万円となり、毎月10投稿すれば10万円を得られます。
多くの企業から案件を受注し、継続できれば安定して収益化できるでしょう。順調にフォロワーを増やせば、アフィリエイトでの収益化にもつなげられます。
また、1万人からはサブスクリプション機能も活用できるため、収益を伸ばしたい方は活用も視野に入れていきましょう。
フォロワーが3万人の場合
フォロワーが3万人いる場合、フォロワー1人あたり1.0円~3.0円程度で企業案件を受注できるケースがあります。影響力が高まることで単価も上昇するため、効率よく収益を上げられるでしょう。
1投稿あたり3万円〜9万円程度になるため、毎月10投稿すれば月収30万円〜90万円ほど稼ぐことも可能です。フォロワーが増えれば投稿を見る人も増えるため、効率よくアフィリエイトでの広告収入を得られる可能性があります。
フォロワーが3万人以上いれば、月間で100万円の収益を挙げることも十分に可能といえるでしょう。
フォロワーが5万人の場合
フォロワーが5万人の場合、企業案件はフォロワー1人あたり1.0円~3.0円程度が相場となります。ただし、影響力の大きさを企業から認めてもらえば、より高い単価で案件を獲得できる可能性があります。
さらに、アフィリエイトでも多くの収入を得られるようになるでしょう。また、自社サイトやショップへ誘導できる人数が増えれば直接的な売上アップにもつながります。
フォロワーが5万人いれば、毎月100万円以上の収益を安定的に稼げるようになるでしょう。
シーズンボーナスに参加する場合
シーズンボーナスでは、リール・フィード投稿のPV数に応じて収益化が可能です。
再生単価は公式から明示されていないものの、テスト段階における収益獲得者を参考にすると、1再生あたり「0.03円〜0.08円」が現在の相場のようです。
リール投稿の平均PV数:30,000
1ヶ月の投稿数:100
上記の条件の場合には、9万円〜24万円ほど、コンテンツPV数から収益化できます。
ただ先述のとおり、シーズンボーナスの実施は不定期で、その内容も不確定です。他の収益化方法の補助として考える方がいいかも知れません。
Instagram収益化に成功できる4つのポイント

Instagramで収益化を成功させるためには、闇雲に投稿するだけではなく、発信者としてさまざまな工夫が求められます。特に大事なのは、以下の4つです。
これらのポイントを、それぞれ解説します。
1.ターゲットとなる層を明確にする
収益化にはターゲット層を明確にして、効果的にアプローチすることが大切です。「どのような年齢層、性別にアプローチしたいのか」「どのような悩みや課題を解決できるのか」を明確にしたうえで、最適な訴求方法を考えましょう。
訴求したい商品やサービスによって、ターゲットの具体的な対象は異なります。例えば、メンズの美容品だったら「美容意識の高い10代~40代くらいの男性」が主なターゲットとなるでしょう。
ターゲットが関心を持つ領域の話題を投稿したり、抱えていそうな悩みに理解を示したりすれば、興味を引けます。そのうえで、紹介する商品やサービスにはどのような強みや特徴があり、どのような明るい未来が待っているのかを説明すれば、購入につながりやすくなります。
2.フォロワー数よりエンゲージメント率が大事
企業やInstagramのアルゴリズムは、フォロワー数ではなく、フォロワー数に対するエンゲージメント率を重視しています。
例えば、フォロワー10万人・エンゲージメント率1%のインスタグラマーと、フォロワー5万人・エンゲージメント率5%であれば、フォロワー数は少ないものの後者の方が影響力が大きいと判断します。1投稿でおよそ2,500人から注目を集めることができるからです。
ですので収益化では、単にフォロワーを増やすのではなく、エンゲージメント率を重視しましょう。
アクティブなフォロワーを増やし、エンゲージメント率を高めるには、質の高いコンテンツの投稿が大切です。文章だけでなく画像や図解も交え、実際に利用した人の口コミなど「フォロワーが知りたい情報」を投稿しましょう。フォロワーの興味を引いてエンゲージメントを高めれば、安定的な収益化を目指せます。
3.継続的に投稿できる運用の仕組みを作る
Instagramの収益化では、定期的な投稿も大切です。
定期的に投稿するアカウントはユーザーからの信頼を獲得しやすく、着実にフォロワーを増やせます。毎日投稿すれば他の企業と差別化でき、新規顧客の獲得につながる可能性も高まります。自社の投稿やコンテンツに触れる人が増えれば、さらにフォロワー数が増加する好循環にもつながるでしょう。フォロワーが増えれば、収益化の選択肢も増えます。アフィリエイトによる広告収入やインスタライブの投げ銭、企業からの広告案件獲得も夢ではありません。
アカウントの成長は、ビジネスチャンスにつながります。収益化を目指す場合は定期的な投稿を意識しましょう。
4.分析・改善を繰り返すことが収益化への近道
Instagramで投稿したあとは、定期的にアクセス解析を行いましょう。リーチしたアカウント数やアクションを実行したアカウント、プロフィール還移率などを解析することで、効果的なアプローチができているかどうかを確認できます。
解析では、どの投稿がエンゲージメントが高いかも把握しましょう。数字の良い投稿と似たような投稿を増やせば、フォロワーの増加や自社サイトへのアクセス増加を促進できます。
投稿した内容の反響はどうか、フォロワーはどのような投稿に反応しやすいのか分析し、今後の投稿に生かすことが大切です。分析を行ったうえで改善を重ねることで、効率よく収益化できるでしょう。
Instagramを収益化するときに注意してほしいこと
Instagramの収益化では、注意点もあります。特に注意してほしいのは、以下の2点です。
1.フォロワー購入・怪しい案件には近寄らない
世の中にはクリエイターの稼ぎたいという気持ちを利用して、詐欺案件を持ち掛けてくる悪質な業者も存在します。相場よりも報酬が高い案件や、魅力的な商品提供がある案件など、詐欺業者はさまざまな手口で接触してきます。
こうした怪しい案件に手を出すと、フォロワーからの信頼を失うだけではなく、最悪の場合にはPRしたとして詐欺幇助の罪にも問われかねません。
また、フォロワーを購入して、表面的な数字を大きくし、嘘の影響力をつけようとするのも危険な行為です。購入したフォロワーは非アクティブなため、フォロワー数に対してのエンゲージメント率が大きく低下します。アルゴリズムからは低評価を受ける可能性が非常に高いです。
いずれも、甘い話には決して乗らないようにしましょう。
2.PR投稿ばかりで信頼を失うケースに要注意
Instagramで収益化を目指すときは、目先の収益を優先しないことが大切です。
運用にはさまざまな労力やコストがかかるため、すぐに収益化したいという方も多いでしょう。しかし、目先の利益を優先してPR投稿を増やすと、「このアカウントはPRばかりだな」と思われ、せっかく獲得したユーザーが離れてしまう可能性が高まります。
信頼が積み重なれば、収益を伸ばしやすい体制は自ずと整っていくものです。まずは信頼度優先でアカウントを運用しましょう。
【Q&A】Instagram収益化に関するよくある質問
Instagramの収益化に関して、よくある質問を3つ紹介します。
それぞれ解説します。
Q1:Instagram収益化で月10万円稼ぐにはどうすればいい?
A:フォロワー3,000〜5,000人以上を目指しつつ、PR案件やアフィリエイトを組み合わせていく方法がおすすめです。
投稿の質やエンゲージメント率(いいね・コメント率)が高いほど企業案件単価が上がるため、アクティブなファンを獲得できるように意識して投稿を作りましょう。
具体的に月10万円を安定化するには、1投稿あたり5,000円〜1万円クラスの案件を複数受けられる状態を目指していきましょう。
Q2:これからInstagramで収益化・稼ぎやすいジャンルは?
A:企業案件・アフィリエイトで人気がある、急速にフォロワーを伸ばしているジャンルは次のようなものがあります。
- 金融/投資
- AI/テクノロジー
- 旅行×リモートワーク
- 健康/フィットネス
- ファッション×日常
- ペット
これらのジャンルは、さまざまな層からのニーズが高く、企業案件も多いジャンルです。
AIやトラベル関連の場合には、企業との専属契約を結んでいるインスタグラマーもいるなど、稼ぎ方の幅も広いです。
Q3:Instagramで収益化が難しい場合の改善方法は?
A:エンゲージメント率(いいね・コメント率) をまずチェックしましょう。
どの数値が低いのか、なぜ低くなってしまっているのか、その原因は投稿のどの部分になるのか、細分化して原因を仮説立てていくことが大切です。
例えば、写真の統一感やコマ割り・ハッシュタグ・素材の質など、考えられる要素は無数にあるでしょう。
地道な作業ではありますが、しっかりと原因を考え、改善を繰り返していくことがおすすめです。
無理にフォロワー数だけを増やすのではなく、エンゲージメント率を意識して投稿を続けていきましょう。
まとめ・事業と並行してInstagramの収益化も実現させよう!
Instagramで収益化する方法はさまざまです。収益を得る選択肢が増えています。その一方で、良質なコンテンツを作成する重要性がますます高まりました。
安定した収益化につなげるためには、ターゲットを明確にしたうえで効果的な訴求をしたり、定期的な投稿を継続したりすることが欠かせません。自社に合った方法で、Instagramを活用した訴求を実践してみてください。
創業手帳では、SNS運営についてまとめた「ビジネスに活かすための方法がわかるSNS運用ガイド」を無料で配布しています。SNSマーケティングをこれから始めたい方や導入を検討している方に向けた内容で、ビジネスに役立つ主要な5大SNSの特性や違い、それぞれの運営方法のヒントを提供しています。このチャンスに、ぜひガイドを手に取ってみてください。
(編集:創業手帳編集部)
創業手帳は、起業の成功率を上げる経営ガイドブックとして、毎月アップデートをし、今知っておいてほしい情報を起業家・経営者の方々にお届けしています。無料でお取り寄せ可能です。






