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日本とフランスで日本酒/SAKEを製造する「WAKAZE」にエッグフォワードの出資×コンサルティングの「GOLDEN EGG」で追加出資

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2023年2月8日、エッグフォワード株式会社は、出資×コンサルティングで支援する「GOLDEN EGG」スキームで、株式会社WAKAZEなど数社に追加出資を決定したことを発表しました。

WAKAZEは、2016年に創業した日本酒メーカーです。

山形、東京・三軒茶屋での酒造を経て、2019年にフランス・パリ近郊に醸造所「KURA GRAND PARIS」を設立し、現地の食文化や食の流行を取り入れつつ、フランス産の原材料を用いた清酒造りを行っています。

フランスでつくりあげたSAKEの醸造レシピをベースに、世界各地でSAKEを造ることを目指しています。


清酒の販売数量は、1975年の167万キロリットルをピークに減少が続き、2019年には45万キロリットルへと落ち込んでいます。

一方で、本醸造酒・吟醸酒・純米酒については販売総数が伸びており、高品質な日本酒のニーズが高まっていることがわかります。

さらに、日本酒の輸出量・金額については年々増加傾向にあり、日本酒市場では海外市場に大きな注目が集まっています。

日本酒造組合中央会の発表によると、日本酒の輸出金額は、2009年に約71億円だったものが、2021年には約401億円へと大幅に成長しています。国別の金額1位は中国で、数量1位はアメリカです。

海外においても高単価・プレミアムな日本酒の需要が伸びており、日本酒業界が今後成長していくには、こうした海外市場を積極的に開拓していくことが重要です。

WAKAZEは、日本で醸造した日本酒を海外向けに輸出するのではなく、海外(フランス・パリ近郊)に醸造所を設立し、現地の原材料を使った酒造を特徴としています。

国内では縮小傾向にあるものの、海外のマーケットに目を向けてみれば可能性があるケースも多くあります。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、海外展開の始め方や、JETRO(日本貿易振興機構)の活用法について詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
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