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2022年3月14日UNLOCK TOKYO 合同会社 續大輔 |「レジ袋ゼロの実現」を無意識に継続できる、財布&鍵&エコバッグの極小多機能ケースで注目の企業
「レジ袋ゼロの実現」を無意識に継続できる、財布&鍵&エコバッグの極小多機能ケースで注目なのが、續 大輔さんが2019年に創業したUNLOCK TOKYO 合同会社です。
”レジ袋有料化”が2020年7月から全国で始まり、最近ではエコバッグを使う習慣も定着しつつあります。しかし、買い物をする時に「エコバッグを忘れた!」という経験をした方も多いのではないでしょうか?
そんな人にこそ、ぜひ使っていただきたいのが「MUZOSA」です。
MUZOSAは財布&鍵&エコバッグの極小多機能ケースで、家の鍵を忘れない限り、エコバッグを忘れることはありません。
MUZOSAを使うことで「レジ袋ゼロの実現」を無意識に当たり前に継続できます。
MUZOSAは、クラウドファンディングのMakuakeやCAMPFIREで非常に高い達成率を樹立しており、多くの人々から支持されています。
キャッシュレス化がどんどん進む中、荷物を最小限にする人も増えてきており、無意識に手軽に「手ぶらエコ」ができるMUZOSAがさらに注目を集めています。
UNLOCK TOKYO 合同会社 續 大輔さんに、事業の特徴や今後の課題についてお話をお聞きしました。
・このプロダクトの特徴は何ですか?
MUZOSAは「手ぶらスタイルをアップデートする」というミッションのもと誕生した財布&鍵&エコバッグの極小多機能ケースです。
外出時、絶対にエコバッグを忘れないスタイルで「レジ袋ゼロの実現」を無意識に継続できます。コロナで生活が変わり、共に強く生き抜き、今を楽しむ相棒となれる「MUZOSA X-PAC」へ進化しました。
・どういう方にこのサービスを使ってほしいですか?
2019年にレジ袋有料化後に変化する生活を創造しました。エコバッグを買った人が「エコバッグを忘れた」という問題を来年体験する。その問題を事前に解決したいと考えました。
手のひらサイズにこだわり「キー&エコバッグ+コイン&紙幣&カード&価値観」が入るプロダクトを企画開発しました。家の鍵を忘れない限り、外出時は絶対に忘れないエコバッグ付きです。「レジ袋ゼロの実現」を無意識に当たり前に継続できます。
MUZOSAはあくまで生活を便利に豊かにするプロダクトであり、私たちはその先にある「手ぶらエコ」が当たり前になる生活スタイルをデザインしたいと思いました。 そして、20年コロナで過酷でタフな生活に変わり、共に強く生き抜くため「MUZOSA X-PAC」に進化させました。
普段使いだけでなくアウトドア・キャンプ・ランニングなど、全力で今を楽しめる時間も、いつも共用で使用できる相棒のようなアイテムにしました。
・このサービスの解決する社会課題はなんですか?
私たちは『MUZOSA ACTION』として「レジ袋ゼロの実現」を目指しています。
日本におけるレジ袋使用枚数はライフスタイルによっては、一人あたり年間350枚以上*の人もいます。MUZOSAユーザー約4,000名がレジ袋を使用しないことで、年間約1,400,000枚相当のレジ袋が不要となります。(*鈴木雄介ら「レジ袋使用に伴うエネルギー消費量とその削減効果に関する研究」2007年より。)
MUZOSAを使用するだけで、いつでもエコバッグ付きの手ぶらエコスタイルが生活のスタンダードになります。今までと同じ生活で、膨大な枚数のレジ袋削減にも繋がっていきます。一度きり、1年だけではなく、何年も継続していくことが可能です。生活を便利にするだけでなく、未来につながる手ぶらエコスタイルを広く浸透させていきたいと思っています。
・創業期に大変だったことは何でしょう?またどうやって乗り越えましたか?
プロダクトとブランドのアイデアを思いつきましたが、今までの人生で、プロダクト開発や製造を、一度も経験したことがありませんでした。
映画配給宣伝、飲食店フランチャイズ展開、フードテック新規事業、地方創生事業など、様々な業界業種を経験してきましたが、今回が全くの初めてでした。ネットで製造パートナーを探し50社くらいと話し、今までに無い商品のため、試作品は全くイメージ通りのものができない日々が続きました。
MUZOSAのような商品が、世の中に無かったのでどうしても作りたいという想いのまま何度も交渉し改良し行動し実現させました。世の中へはクラウドファンディングMakuakeで発表し、目標達成率3,751%記録し、想定よりも遥かに多いサポーターが集まりました。今までに無い商品を待ち望んでくれている人がたくさんいました。その後「OMOTENASHI Selection 2020」「2021年度グッドデザイン賞」も受賞しました。
・どういう会社、サービスに今後していきたいですか?
無意識なのに、エコをしている当たり前のスタイルを作りたいと思っています。「レジ袋ゼロの実現」を、無意識に当たり前にユーザーの皆様と継続していきたいです。
今後も色々な企業様と取り組みを広げ、手ぶらエコスタイルの人を増やしたいと思っています。事例として、バルセロナ発祥のアート・キャンディ・ショップ「PAPABUBBLE」とフードロスゼロ&レジ袋ゼロ実現「ECOスタイルキャンディGIFT」発売、「ショコラティエ エレガンス」と溶けても想いが残るバレンタインギフト発売など、「手ぶらエコを贈る」新しいプレゼントの提案をしてきました。
さらに、今は「MUZOSA X-PAC」OEM製造受注も受けて進めています。企業だけでなく、アーティスト、スポーツ団体などとの展開も進めているところです。オリジナル「MUZOSA X-PAC」を使用することで、生活が便利になるだけでなく、毎日手に持って愛着も湧くアイテムにもなります。
・今の課題はなんですか?
今まで世の中になかった極小多機能ケース「MUZOSA X-PAC」をより多くの人に使ってもらうことです。それは、私たちの目指す未来にも少なからず繋がっていると思っています。ユーザーはレジ袋不要なスタイルを継続するだけでなく、エコ意識の変革も無意識のうちに定着していきます。
OEM事業を進める目的も、多くの方に手ぶらエコスタイルを体験してもらい、スタンダードにすることで「レジ袋ゼロ」実現に近づけていきたいと思っているからです。
・読者にメッセージをお願いします。
「いつも手ぶらスタイルで過ごしている」「エコバッグを忘れたことがある」「ポケットの財布が邪魔だ」という人は手ぶらエコスタイルを体験してください。想像よりも何かと便利で、もうカバンを持つスタイルには戻れなくなると思います。
お会計の際にレジで「MUZOSA X-PAC」を使う人がいたら『あの人、手ぶらエコしてる』と周りの人から周知してもらえる。そのようなエコの象徴的なプロダクトになって欲しいと思っています。
「手ぶらの人は、全員エコしてる。」
私はエコなのというアピールしているようないけてないことはやめて、誰もが当たり前のスタイルにしていきましょう。
回答者プロフィール | 續大輔(つづくだいすけ) UNLOCK TOKYO代表/株式会社HItoHI(ひとひ)代表。 移動式ビジネスプランナー兼企画作家。移動式オフィスはキャンピングカー。 極小多機能ケース『MUZOSA』創業/2021年度グッドデザイン賞・OMOTENASHI selection2020受賞。 大人のほろ酔いハーブ酒アイス「YOICE」創業。 日本初ピザのファストフード「ナポリス」共同創業。著書『無名のピザ屋が販売記録世界一を達成できたワケ』 |
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会社名 | UNLOCK TOKYO 合同会社 |
代表者名 | 續大輔 |
創業年 | 2019年11月1日 |
住所 | 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷3-6-2 エクラート渋谷5F |
社員数 | 5名 |
資本金 | 100万 |
サービス名 | ブランド「MUZOSA」 |
事業内容 | ビジネスデザイン・ブランディングなどプロデュース業務の受託・クリエイティブ業務の受託 プロダクツ(商品・ノベルティなど)のコンセプト開発・企画・デザイン・製造・販売業務 |
カテゴリ | 有望企業 |
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関連タグ | SDGs UNLOCKTOKYO合同会社 エコ エコバッグ ガジェット ミニマリスト 續大輔 |
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