簡単・無料でここまでできる!予約システム「SELECTTYPE」作り方まとめ
予約システムを導入したいけれど、費用面やWebスキルに不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。そこでおすすめしたいのが、月額無料で利用できる「SELECTTYPE(セレクトタイプ)」です。
SELECTTYPEは、豊富な機能が備わっているほか、多くのテンプレートを活用することで、Web初心者でも安心して予約システムを作れます。Web制作を経験したことがない筆者でも、さまざまな機能を使ってみながら、簡単に予約システムを作成できました。
本記事では、「飲食店のテイクアウト予約」を例として、SELECTTYPEの魅力的な機能や作成までの手順をご紹介します。
この記事の目次
あらゆる業種・目的にあわせた予約システムが無料で作成可能
SELECTTYPEでは、あらゆる業種において、目的に合わせた予約フォームを作成できます。https://select-type.com/lp/rsvCaseStudy/
また、用途別にテンプレートが用意されているため 、Web初心者でも簡単に作れるのが便利なポイントです。
https://select-type.com/reserve.php
予約システムとは?
「予約システム」とは、インターネット上で顧客からの予約受付を自動的に行えるツールです。従来の電話、メール、紙媒体による予約は、受付スタッフによる間違いが頻繁に発生していました。一方、予約システムは、顧客と一対一でやりとりを行う必要がなく、予約内容のミスを防げるのが特徴です。
予約システムを活用するメリット
予約システムを導入することによって、業務効率の改善やコストカットが可能です。従来の予約方法と異なり、顧客と一対一で連絡を取り合う必要がないため、受付スタッフの負担を軽減できます。また、予約システム内で顧客の予約情報を管理できるようになり、自社で予約表を作成する必要がありません。
たとえば、飲食店で予約システムを導入する場合、スタッフの聞き間違いや、データベースへの入力時のミスを防げるのがメリットです。さらに、予約受付担当のスタッフを準備する必要もなく、人件費のコストカットとしても活用できます。
「SELECTTYPE」とは
無料で予約システムを導入できるサービスとして、「SELECTTYPE」が注目を集めています。SELECTTYPEは、顧客からの予約受付を24時間365日行えるほか、自社のWebサイトごと作成できる総合型の予約サービスです。
また、100種類以上にも及ぶテンプレートを用意しており、さまざまな業種に対応しています。店舗の予約管理だけでなく、自社での会議室の予約、セミナーの出席管理といった幅広いシーンで活用できます。
予約システムの作成手順は?「SELECTTYPE」で実際に作成してみました!
今回は、「SELECTTYPE」の予約システムを使用して、予約フォームを作成してみました。Webページの作成経験がない筆者が、アカウント作成からSNSでの拡散までの流れをご紹介します。
こんなフォームがつくれます
飲食店のテイクアウトを想定した予約フォームの作成にチャレンジしてみた結果、簡単に作ることができました。ランチのセットごとに項目を設定できるほか、テンプレートのデザインを使うことで、初心者でもしっかりとした予約ページを作成できます。
実際に予約フォームを作ってみた
それでは、実際に「SELECTTYPE」のアカウント作成から、SNSでの拡散方法までの手順をご紹介します。
手順1:アカウント作成
まずは、アカウントの作成です。「SELECTTYPE」のホームページから「無料で始める」をクリックします。
すると、メールアドレスの登録と、パスワードの設定画面に切り替わるため、それぞれ入力します。なお、「Facebook」と「Googleアカウント」からの登録にも対応しています。
折り返しのメールのURLをクリックすると、アカウント作成完了画面に切り替わります。とくに手間を取ることなく、簡単に「SELECTTYPE」の登録を行えました。
手順2:カテゴリ選択とテンプレート選択
アカウントの作成が完了したら、いよいよ予約フォームの作成に移ります。冒頭でもご紹介した通り、テンプレートが用意されているため、カテゴリから用途に合わせて選択します。
テンプレートページの下部に進むと、カテゴリが一覧で表示されているため、簡単に用途を見つけ出せました。今回は、テイクアウト(お持ち帰り)のテンプレートを選択してみます。
テイクアウト(お持ち帰り)の選ぶと、受付タイプのフォームが用意してありました。営業時間や受付方法に応じて、あらかじめフォームを作りやすいように型が決まっています。
手順3:テンプレートを修正する形でカスタマイズ
予約フォームの基礎が決まったら、カスタマイズを進めていきます。デザイン設定をクリックすると、多くのテーマが用意されているため、予約フォームや店舗の雰囲気に合わせて選べました。
また、予約内容も自由にカスタマイズできます。今回は、テイクアウト向けのメニューを準備してみました。予約受付タイプ設定から、メニュー、料金、どの曜日で販売するかを設定できます。
手順4:予約フォーム完成、予約のテスト
予約フォームを作成したあとに、顧客側目線から予約を行ってみました。カスタマイズした通りに、メニューが表示されており、問題なく予約の手続きも完了しました。なお、無料プランでの予約受付は、7日後まで対応しています。
作ったフォームはSNSやWEBサイトで拡散
作成した予約フォームは、SNSや所有するWebページに埋め込むことができます。専用のコードが用意されているため、Webページ内の表示させたい場所に貼り付けるだけです。
また、「Facebook専用の予約ボタン機能」も備えており、SNSと連携し、予約数アップにつなげられます。
ここまで無料!?その他、できること一覧
SELECTTYPEは、簡単に予約フォームを作れるだけでなく、無料で利用できる豊富な機能を備えています。キャンセル受付、オンライン決済といった基本機能。さらに、会員システム機能によって、固定顧客の獲得にもつなげられます。
①キャンセル受付
「SELECTTYPE」の予約システムは、顧客からのキャンセルを受け付けられます。同じ予約フォームで受け付けた予約に対して、顧客側の都合によって自由にキャンセルすることが可能です。
また、「何日前までのキャンセル受付」や、「コース別でのキャンセル可否」といったキャンセル範囲の対象を設定できます。キャンセル受付を可にすると、顧客からの予約時にキャンセルページのURLが送付されるため、管理側では操作を行う必要がありません。
「キャンセル受付」の詳細はこちら
②オンライン決済
「SELECTTYPE」は、お客様からのオンライン決済にも対応しています。予約だけでなく、お支払いフォームの導入にも対応しているため、スムーズな支払い環境を利用者に提供できます。
また、1回限りの「単発決済」と、定期的な支払いの「継続課金(サブスクリプション)」の2つの支払い方法を備えているのもポイントです。サービスごとに支払い方法を設定できることから、入金漏れの防止にも役立ちます。
「オンライン決済」の詳細はこちら
③ホームページへの埋め込み
「SELECTTYPE」は、既存のWebサイトへの埋め込みも可能です。すでに、Wordpressを用いて、企業のホームページや、イベントのWebサイトを作成している場合、サイト内にそのまま予約フォームを挿入できます。
また、サイト内で予約可能日や予約方法を一目で確認できることから、利用者からの予約に関する問い合わせを減らす手段としても活用できます。スマートフォン・タブレットでもレイアウトに合わせて反映されるため、難しい設定を行う必要もありません。
「ホームページへの埋め込み方法」に関してはこちら
④予約データの抽出
予約状況の分析を行えるのも「SELECTTYPE」の魅力的な機能の1つです。指定した期間における予約数の推移、予約した曜日や時間帯を分布図を用いて表示できます。
また、「性別」、「年代」、「都道府県」、「会員状況」といった予約者属性のグラフ化にも対応しており、自社のマーケティング用途にも活用しやすい機能です。
「予約データの抽出方法」はこちら
⑤デザインのテンプレートも豊富
「SELECTTYPE」の予約システムには、多種多様なテンプレートが用意されています。数あるテンプレートのなかから、自社のイメージに合わせて基となるデザインを選べるだけでなく、細かな色の設定も可能です。また、スマートフォン向けのデザインにも対応しています。
これまで予約システムを作るのに、高度なプログラミングスキルやWebデザインのスキル必要でした。「SELECTTYPE」を導入することで、「旅行」、「スクール」、「イベント」、「宿泊」といった幅広い業種に対応したテンプレートを利用できるため、一からスキルを身につける必要がありません。
⑥フォーム複数作成
「SELECTTYPE」では、複数の予約フォームを作成できます。複数の店舗を経営している場合、店ごとによって予約フォームを使い分けられるため、予約情報の混同を防げます。また、コースごとの予約フォームを別々にし、予約情報を整理する活用方法も可能です。ただし、プランによって作成可能なフォーム数に制限があるため、登録時に確認しておきましょう。
⑦会員システム
会員システムを作成し、顧客の管理を簡単に行えるのも便利なポイントです。「SELECTTYPE」の予約フォームを通して予約した顧客情報は、自動的に顧客リストに登録されます。顧客リストを活用して、お得なクーポンリンクを添付したメルマガを配信や、店側から情報を随時発信できます。
また、一度予約した顧客情報はWebページ内に保存されるため、顧客側にとっても次回以降予約する際に、「名前」、「住所」、「電話番号」といった情報を入力する手間を省けるのがメリットです。メンバープラン機能によって、会員をランク付けすることも可能で、顧客サービスの向上にも利用できます。サブスクリプション決済にも対応しており、固定顧客の獲得する際のツールとしても最適です。
「会員システム」に関する詳細はこちら
「SELECTTYPE」無料以外のプラン
「SELECTTYPE」では、個々のサービスごとに利用できる「個別プラン」と、まとめてサービスを利用できる「パッケージプラン」を用意しています。
個別プランは、「予約システム」、「フォーム(アンケート、診断テスト、メールフォーム)」、「ホームページ」の3つに項目が分かれています。サービスの利用可能数に応じて料金が決まっており、月額費用は「フリー(無料)」、「ベーシック(1,500円)」、「プロフェッショナル(3,000円)」、「プレミアム(10,000円)」です。
「個別プラン」の料金詳細についてはこちら
すべてのサービスを利用したい方は、お得な「パッケージプラン」をおすすめします。上記の「予約システム」、「フォーム(アンケート、診断テスト、メールフォーム)」、「ホームページ」の3つがセットになっており、月額費用は「フリー(無料)」、「ベーシック(3,000円)」、「プロフェッショナル(5,000円)」、「プレミアム(15,000円)」です。こちらも、サービスの利用可能数によって価格が異なるため、必要に応じて選んでみてください。
「パッケージプラン」の料金詳細についてはこちら
月額費用の違いは基本的に「予約受付期間の長さ」です。
なお、無料プランでの予約受付については、最大7日後までしか対応していないため、利用する際に注意しましょう。
まとめ
「SELECTTYPE」は、Web初心者でも簡単に、無料でネット予約システムを作成できるサービスです。店舗のジャンルに合わせて100種類以上のテンプレートから選べるほか、豊富な機能を搭載しており、目的に沿った予約フォームを立ち上げられます。
これまで、Web予約システムはもちろん、Webページを作ったことがない筆者が試してみても、とくに難しいと感じることもなく、簡単に予約フォームを作成できました。
「SELECTTYPE」で作った予約フォームを導入することで、業務効率の向上や、顧客情報の管理にも活用できます。Web知識がなく、予約システムの導入に踏み切れなかった方は、ぜひ「SELECTTYPE」を使って、予約システムの導入を検討してみてください。
よくある質問
(1).オンライン決済は簡単に出来る?
「SELECTTYPE」の決済機能には、Stripe社の提供する決済代行システム「Stripe」が採用されています。予約フォームで、オンライン決済に対応するためには、Stripeアカウントの登録と連携が必要です。
Stripeアカウントを登録・連携する方法
マニュアルに従って登録と連携を行うと、VISA・MasterCard・JCBでの決済取扱が可能になります(JCBに関しては、別途Stripe経由の事業者審査が必要)。また、クレジットカード決済による売上を銀行口座へ入金するためには、Stripe社へ事業者情報の登録を行い、各カードブランドの事業者審査にパスする必要があります。
(2).電話の予約はどうすればいいの?
電話からの予約に関しては、管理カレンダーから予約情報を代行で記録できます。予約受付システムはもちろん、予約情報の管理システムとしても活用可能です。
予約管理カレンダー(営業時間タイプ)で予約の登録(代行登録)をする
(3).スタッフと協力して管理出来る?
「SELECTTYPE」の予約システムは、複数の担当者で予約情報の管理を行えます。予約フォームごとに担当者への権限(閲覧・承認・キャンセル)を与えられるため、予約情報の共有にも便利です。また、それぞれのスタッフでアカウントを取得する必要がなく、メールアドレスでの登録に対応しています。
予約情報を複数担当者で管理する/予約管理担当者機能